桂米朝さん:一門会で軽妙なトーク 1カ月半ぶり
軽い脳幹梗塞(こうそく)のため入院中の落語家で人間国宝の桂米朝さん(83)が12日、東京都千代田区の日経ホールで開かれた「桂米朝一門会」に登場。約1カ月半ぶりに軽妙なトークを聞かせた。
米朝さんは7月27日に入院。病院でリハビリを続けており、今回は外出許可を取っての出演となった。「よもやま噺(ばなし)」として桂南光さん、 米左さんと共に登場した米朝さんは「昔は関西の噺家は言葉が全国区やないからハンディはあるわな。テレビのおかげで関西弁が東京でも通じるようになった」 などと思い出を語った。米朝事務所によると、今月いっぱいは入院の予定で、今後の出演は体調をみながら決めるという。