ひびレビ

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相棒17 第7話「うさぎとかめ」

2018-11-29 07:28:07 | 相棒シリーズ
相棒17 第7話「うさぎとかめ」

 ある日、右京は人ごみの中を歩く一匹のリクガメに遭遇。ねぐらに戻るのではと気になって後をつけてみると、そこはホームレス襲撃事件の現場だった。
 右京は被害者の身元を元国交相の鮫島博文だと突き止め、彼が「東京湾大規模修繕プロジェクト」の入札談合疑惑のキーパーソンの1人であり、失踪していたことが明らかになる。
 犯人と名乗る人物は自首してきたが、現場にいたはずの亀のサイズが一致しない。世間が忘れかけていた今、何故現政権のアキレス腱である鮫島は襲われたのか。冠城は鮫島と同期入省である谷川と杉原について、日下部から情報を得て・・・


感想
 亀にしてやられた気持ちが分かる男・伊丹。

 さて今回は右京さんが一匹のリクガメに導かれて事件に出会い、亀が穴を掘るようにかつての事件談合疑惑を掘り起こし、襲撃事件の犯人と談合疑惑が表沙汰になることとなりました。特命係と亀、というだけでも懐かしいですが、芹沢がそこら辺について触れてくれたのも嬉しかったですね。また、「噛まれるかも」と不安がって亀に近づけない伊丹と、サラッと触れる芹沢の違いも面白かったです。ラストの描写からすると、

 前回に引き続き、特命係が上手いこと利用される話でした。久々に日下部さんも登場したものの、内容的にはちょっと控えめだったかなーと。何か物足りない感じがしましたね。
 珍しくあのBGMで締めたものの人情話ではないですし、オチもちょっと弱く思えました。意外と青木が亀を気に入ってたみたいでしたし、芹沢に触れるなと言ったのも嫉妬的なものだったのかなーと思うと、少し青木が微笑ましく思えてしまうから困ります(苦笑。何でしょうね、青木の、この「良いヤツとして描くと今後困りそうだし、かといって悪いヤツにしすぎるのも特命係に在籍しているうちには難しく、微妙な立ち位置が求められている」感じ。敵っちゃ敵ですから、あまり親しみがありすぎてもなぁ・・・難しい。

 ともあれ、何かこう、もう1つ欲しかった気もする話でした。
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