ひびレビ

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仮面ライダーフォーゼ 第16話「正・邪・葛・藤」

2018-09-03 07:32:43 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダーフォーゼ 第16話「正・邪・葛・藤」

 ラストワンを超えた力を手に入れ、ホロスコープスへと近づいたペルセウス・ゾディアーツ=本山。弦太朗は左手を石にされながらも、ペンスイッチをヒントに戦い以外の方法で彼を救うべく、懇親の富士山を書き上げる。それは本山が求める「完璧」ではなかったが何故か本山には破くことが出来ず、本山の心は揺れる。
 だがそこへ、リブラ・ゾディアーツが現れて再び本山を唆し、本山は葛藤しながらも弦太朗の全身を石にしてしまい・・・


感想
 完璧を求め続け、邪魔なものを排除してきた本山。しかしそんな彼の心を正気に戻したのは、彼が否定してきた「完璧ではないもの」たちでした。
 弦太朗の絵も、ユウキの歌も、そして幼稚園の子供たちの絵も「完璧」ではない。けれどもそこには確かに「心」がこもっている。上手くなくても、自分の思いを一生懸命に届けようとする情熱がこもっている。ユウキは彼女なりに子供たちを楽しませ、宇宙やはやぶさの素晴らしさを知ってもらおうと歌い上げることで、子供たちには笑顔が溢れていました。
 そして子供たちも本山に感謝の気持ちを込めて絵を書いていてくれました。そんな子供たちの気持ちを無碍に出来るはずもなく、本山はようやく改心。ゾディアーツのままで弦太朗と友情の拳を交わすことに。これまで人間やパワーダイザー搭乗時の隼と交わしたことはあっても、ゾディアーツ状態の生徒と交わすのは初めてですね。例え体が怪物になってもその心を救い、止めることはできる。そんな思いが感じられて良かったです。


 新たに登場したペンスイッチの活躍は、うろ覚えながらも「そういえばこんなスイッチあったなー」と覚えていました。声の届かない宇宙空間で、通信装置が故障した際に自分の意思を伝えるための道具・・・なんですかね?
 
 そしてリブラ、リブラによって暴走させられたペルセウスを相手にし苦戦するフォーゼの前に、流星の如く仮面ライダーメテオが登場!いやー今見てもカッコいいデザインですね。正直メテオストームよりも通常のメテオの方が好きでした(汗。強化形態はメテオストームのみですが、最近の流れだったらVシネマと新フォームは作られてそうですよね・・・メテオ版コズミックステイツか、あるいはフォーゼフュージョンステイツとか。内容は友子との恋愛模様でお願いします(笑。

 出てきて早々に幹部であるリブラと互角に渡り合う戦闘力を発揮するメテオ。戦闘スタイルはもちろん、メテオギャラクシーやメテオドライバーの待機音などもいちいちカッコいいです。
 今回はフォーゼを助ける形となりましたが、彼は彼なりの目的があって行動中。ホロスコープスに覚醒しようとしていた本山に目をつけていたのもその理由の1つ。その目的故に、今は完全な味方とは言い切れない仮面ライダーですが、これが文字通りの死闘を経て友情を育んでいくから凄いよなぁ・・・まぁ、正式に部員となった後の流星の、弦太朗への熱い思いには若干驚かされましたが(汗。

 黒いサンタ服姿の友子が可愛かったところで、次回はいよいよ仮面ライダーメテオ=朔田流星、本格登場!
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