お1人様用の学食

「もう１人でも怖くない」　大学公認“ぼっち席”学食に広がる

　大学の学食か・・・私は大学での4年間、時間割を設定する際に昼食の前後どちらかは空き時間を作るようにしていました。元々いつも混んでいる学食を利用する気にはなれませんでした。
　そのため、「スピード席」は良い案と名称だと思いますが、そこに座るから「1人ぼっち」で「ぼっち席」というのは違うと思うんだ。たまたま急いで食べなきゃいけないのに、混んでいる学食で4人用テーブルに1人で陣取るのは気まずいものがあるでしょう。好きで1人で行動している人もいれば、たまたま1人になった人もいる。1人用の席に座ったから、知り合いがいない、友達がいない、ぼっちだという認識はしないでいただきたいです。

　誰かとご飯というのも良いですが、個人的には1人のご飯も嫌いじゃないです。自分のペースで食べられるし、相手より早く食べ終わった時に相手に気を遣わせることも無い。あとは食べ終わった後、パパッと席を立てるのも魅力的。空いている時はまだしも、混雑時にダラダラと喋っているのはどうにも気を遣ってしまうので・・・

　そんなこんなで大学ではほぼ1人での昼食でしたが、私自身は1人でまったり食べるのも好きなので、後悔も寂しさを感じたこともありません。1人でゆっくり、大勢でがやがや。どちらの目的でも学食が使えるように整ってくれると良いですね。
　

相棒シーズン13 第11話「米沢守、最後の挨拶」

相棒シーズン13　第11話「米沢守、最後の挨拶」


　・・・手を切ったことによる出血＆血痕にしては、ピンポイントかつ大きいような気がしないでもない・・・

　さて今回は米沢が重大なミスを犯し警察を去ることに・・・なるかと思いきや、それは米沢が鑑識であることを知った人物が恨みを晴らすために行ったことであり、そしてもう1人、自分のミスを米沢に押しつけようとした人物の犯行だったと。9時30分くらい内田が捕まったので、もう1人犯人がいるか、本当に米沢さんのミスのどっちかだとは思ってました。放送時間で事件の解決度を推し量る、私の悪い癖です（笑。

　いつも特命係の捜査に協力してくれている頼れる仲間・米沢守。彼ら鑑識の働きにより、目で見るだけでは分からないゲソ痕や拭き取られた血痕、そしてDNA鑑定などが可能なわけですから、捜査に与える影響は大きいでしょう。と同時に、人間の善悪や人生にも大きな影響を与えるということが今回改めて描かれていました。たった一度のくしゃみだって、虚像の犯人を作り出してしまう可能性がある。時には無実の人間を犯人に仕立てあげてしまうことだって出来てしまう。

　今回は米沢さんのミスは無かった、ということで落ち着きましたが、下手をすると本当に虚像の犯人を作り出していた可能性もあるんですよね。
　鑑識ケースの鍵を家の鍵と合わせて肌身離さず持っていたとはいえ、それを一時的ではあるもののアパートの管理人に預けてしまっていました。信頼の表れということかもしれませんが、鍵をはずしてから渡すことだって出来たはずです。
　風邪を引いていたとはいえ、現場の状況をよく覚えていないことも周囲からの疑いの目が強まった一因でしょう。現場に穴を開けない精神は立派ですが、4件目の現場ではくしゃみで綿棒を汚染してしまった可能性もあったわけですから、体調管理等にも気をつけなければならないと。
　
　「鑑識の鑑」として目標としていた人物がミスを犯し、あまつさえそれを他人のせいにしてもみ消そうとし、いなくなった今、より一層の注意を払う必要が出てきました。規制線の中だけが現場ではない。その言葉を胸に、今後も米沢さんには頑張ってもらいたいですね。

　カイトに続き、米沢さんも先輩が失態を犯し、警察を去ることに。米沢さんが山崎係長を称賛したあたりで何か嫌な予感はしていました。出来れば尊敬できる先輩キャラクターは、尊敬できる先輩のままであり続けてもらいたいものです。
　
　サブタイトルで2週間ほどハラハラさせられたところで、また次回。