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ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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こもる者と飛ぶ者

2013-11-11 07:22:32 | 本・音楽
単行本はBW編ですが、ポケットモンスターSPECIALも、遂にXY編がスタート!

今回の主人公の1人・エックス。幼い頃はガルーラ&コガルと共に、将来は四天王かチャンピオンかともてはやされたトレーナーでしたが、どうやら大人たちは手のひらを返したように悪口などを言い初め、結果引きこもってしまったとのこと。表紙のやる気に満ちたエックスとは似ても似つかない表情でした。ガルーラの世話はティエルノが担っているものの、本来親離れする時期が来ているのに、ガルーラの子供、コガルも外に出ようとしない様子。
そういえば昔買った食玩で、画像の水色のガルーラが当たりまして。そのガルーラは確か子供が取り外せたんですよ。が、ご覧の通り、子供が小さかったということもあり、10数年間行方不明のままです。掃除機の中か、畳の下か、家具の下か。本当、どこ行ったんだろうなぁ。

それはそれとして、そんな彼を心配する幼馴染たち。トロバやティエルノはゲームとあまり変わりないようですが、サナはゲーム版と異なり、無邪気さが薄れ、ちょっと大人びた感じがしますね。トリミアンのトリマーという夢も持っています。

そしてもう1人の女の子の主人公はワイ・ナ・ガーベナことワイ。元々はサイホーンレーサーだったが、今はスカイトレーナーとして修行中。スカイバトルはポケスタのファンシーカップなどの特殊バトルとしては面白いのかもしれませんが、わざわざゲーム本編に入れる要素だったのかが疑問ですね。「たまにいるなー」ぐらいの印象しかありません。むしろ、1、2回しか戦っていませんが、さかさバトルの方が面白く感じました。
取材に訪れたパンジーとビオラに対し、記者やカメラマンといったうさんくさい大人たちは嫌いだとワイ。エックスを何とか外に出させようと頑張っていましたし、どこまでも友達を思っている女の子のようです。

そんな彼らの前にプラターヌ博士からモンスターボールと図鑑が届いた矢先、唐突にゼルネアスとイベルタルが復活し、おまけにフレア団がエックスが腕につけているメガリングを奪おうと襲ってくるという展開に。外に連れてこられたエックスを守るべく奮闘するガルーラ。そして親とエックスの危機に、エックスのメガリングが輝いてガルーラがメガシンカ!コガルの奮闘で何とかフレア団は撤退し、ゼルネアスとイベルタルも力が互角だと判断して距離をとっていく。
街のダンス教室は壊れ、サナのトリミアンは行方不明になり、トロバも受け取ったボールと図鑑の1セットを紛失。
皆が何かを無くした中、エックスもまた、こもる場所を無くしてしまった。
あっけないほどあっさりと変化した日常。こうして5人はそれぞれの思いを胸に故郷を旅立つのでした・・・


と、そんな感じで始まったXY編第1話&2話。伝説ポケモン登場にフレア団遭遇、メガシンカと盛り沢山でした。いきなりここまでの要素が盛り込まれるのは、これまでにはあまり無かったように思えます。エックスは旅立ちの際もワイのサイホーンの上で体育座りしていましたし、コガルもまた袋の中に引っ込んでしまいました。そう簡単には立ち直れないのでしょうが、果たして何が彼を再びやる気にさせるのか、今後が楽しみですね。
とりあえずサナのトリミアンに関しては、正直嫌な予感しかしません。BW2でもシュウの妹のチョロネコが・・・という展開がありましたし、フレア団に利用されていない事を祈るばかりです。

ちょっと気になったのが、トロバが無くしたというボールと図鑑の1セット。これはいずれXYに続く作品で、もう1人の主人公が手にするというフラグでしょうか。だとすれば、RSE編でのキモリを思い出しますね。ルビーに選ばれなかったキモリでしたが、ミツルとの旅を経てエメラルドと出会うことになったあの展開も、もう随分前なんだなぁ・・・と。

ゲームでは殆ど出番の無かったジムリーダーの面々。果たしてポケスペでは彼らはどのように動くのか、そしてパキラがどのようにアレンジされるのか。BW編共々、単行本化を気長に待つとします。


余談
作中ではエックスをエッP、ワイをワイPと呼んでいるサナですが、私はゲーム中で名前もニックネームも「エックス」にしたので、果たして今、あだ名で呼ばれているのかどうか分からないという事態になりましたw
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