ひびレビ

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戦姫絶唱シンフォギアG 第11話「ディスティニーアーク」

2013-09-13 07:53:18 | 2013年アニメ
戦姫絶唱シンフォギアG 第11話「ディスティニーアーク」

ザババ、イガリマ&シュルシャガナの装者によるデュエットが最高でした。これは当然特典に収録されますよね!?個人的には「夢紡ぐtales」の部分の、調の熱い歌い方が大好きです。響が自分を偽って行動しているのではなく、どこまでも真っ直ぐに、最短で一直線に自分がしたいことをしていると知った調。そんな響を羨ましく思い、信じてみたくもなった。ようやく、ようやく響の手が繋がって、新曲披露か!?と思ったら、まさかのデュエットでした。新曲は来週ですかね。

さて今回、調が弦十郎に向けて告げた「相変わらずなのね」という言葉、響に告げた「胸の歌を信じなさい」という言葉。これら2つの言葉はかつてのフィーネ=櫻井了子ならではのものだと思います。調と弦十郎が以前に会ったことのあるような素振りは、弦十郎自身にはありませんでした。けれども古くからの付き合いである了子さんならば、「相変わらず」という単語が出てきてもおかしくありません。もしかしてフィーネの魂が眠っているのは切歌じゃなくて・・・?フィーネの魂が2分されて、調と切歌それぞれに宿っているという説も信憑性が増したと思います。調は櫻井了子時代のフィーネの記憶を、切歌は先史文明期のフィーネの記憶を宿しているとか。あの時のバリアも、切歌1人の力ではなく、調の力もあってこそのものだったとか。
「胸の歌を信じなさい」という優しい調の言葉。イントネーションまでもがフィーネと一緒だったように感じます。あの時の笑顔も良かったです。

調の言う「偽善」というのは、「自分を偽って行う善」を指していたのかな。「これは正しい行為だからやらなくちゃならない」といった、その行為を義務のように思い、やりたくもないけど「正しいから」という理由で自分を偽り、行うことが偽善。けれども響は「正しいからやる」のではなく、「助けたいから助ける」といった、自分の思いにまっすぐに正直に動いていました。そんな響だからこそ、調の心を温かくすることが出来たのでしょう。


しかしまぁ、まさか響の問題が先週解決されていたとは思いませんでした。神獣鏡の無効化効果には期待しましたが、以前のネフィリムによる腕捕食もありましたし、簡単に無事だと信じられませんでした(苦笑。暴走時に作り出した左腕も消えていないということは、あれも響の体であると認識されたんですね。未来と響が無事なシーンではウルッときました。

そして相変わらずゲスいウェルですが、今回一番ゲスかったのは、残り僅かとなった地球人類を増やす方法に関してですかね。何となく分かった自分が嫌。
1期ではぶち抜かれた月が、2期ではまさかの引き寄せられるという展開に。月がここまで酷使される作品というのも・・・あぁ、スパロボでは良くあることなんでしたっけwしかしこの月にアンカーをぶち込むという突拍子も無い展開ではあるのですが、月一本背負いを見てしまっているので、「またか」ぐらいにしか思えなかったのは我ながらどうなんだろう(苦笑。

「戦場で何をバカなことを!」という台詞も懐かしかったです。1期で翼とクリスの初交戦時、同じように響が説得しようとした時に、翼とクリスが同時に叫んだ台詞でした。その2人が今また戦ってしまっている。調の4枚丸鋸も迫力がありましたが、翼とクリスの戦いも結構動いていて良かったと思います。クリスは明らかに致命傷を避けて撃ったことでしょうし、果たして彼女の目的は何なのでしょう。やはり目的はソロモンの杖奪取ですかね。
とりあえず公式の10話予告で今回の退場を覚悟していましたが、とりあえず生きていて良かったです。でも大好きな制服に袖を通さないとか言わないでくれ・・・

胸の歌を信じ飛び出していった響。ここのところ毎回悩んでいるマリアを響は救えるのか。戦いではなく、人助け。それこそ一番響らしいこと。けれども人助けにおいては、助けられる側も生きるのを諦めずに走り続けなければなりません。響が手を差し出すだけでなく、マリアも差し出すことが出来るかどうか。
マリアのペンダントを使って、2人でガングニールを同時に纏うとか、そんな展開を期待しつつまた次回。そういえば切歌の聖詠が他の誰とも違う締めくくりだったのは何故だろう。
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