ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
当ブログの記事をコピーした、怪しいサイトにご注意ください。

母の奇跡

2006-10-31 16:05:35 | ウルトラシリーズ
復讐を果たしたものの命が尽きようとしているツルギ。「奇跡を起こすことが出来る」そう語るウルトラの母だがツルギは生きている意味がないと拒む。ウルトラの母は「あなたの死を望まぬものがいます」と告げる。それはセリザワだった。

ボガールとの戦いから数日後。未だセリザワ元隊長は帰ってきていない。ランニングに励む一同の下へディノゾールの群れが地球に迫ってきていると連絡が入る。怪獣の出現にボガールが生きているのではないかと疑うマリナとジョージを一喝するリュウ。ディノゾールは元々渡りをする怪獣。以前襲来した個体の足跡を辿っているのではないかと推測される。そこへ「リム」と名づけられたリムエレキングが出現。補佐官がマスコットキャラに任命したのだった。

その時宇宙空間で爆発が起きる。GUYSスペーシーが設置したライトンR30マインにディノゾールが巻き込まれたのだ。「ちょっと可哀想」というコノミに対しリュウは「冗談でもそんな事言うな。怪獣被害で死ぬ人や悲しむ人を減らすためにGUYSがある」と言い1人ガンフェニックスを眺めやる。そこへディノゾール襲来の報が入り、撃退に向かうリュウたち。ブリンガーファンで地面に落下したところをスペシウム弾頭弾でディノゾールの頭部を破壊せしめる。セリザワに託されたGUYSの成長を喜ぶリュウ。

基地に戻った一同を喜んで迎える補佐官とマル。だがディノゾールの極性が反転し頭が2つになりディノゾールリバースとして甦った。飛行は不可能なものの、進行方向にダムがあることが判明。見えない2本の鞭を捉えるのはジョージの動体視力やマリナの聴覚でも難しい。だがリュウはダムがどうなろうと関係ないと言い放つ。ミライは「今のリュウさんはボガールに対する憎しみで支配されていたツルギと同じです。1つでも多くの命を救うためにGUYSがあるって言ったじゃないですか!」と叫ぶ。

ディノゾールリバースを倒す方法として遠距離攻撃を得意とする新たなマケット怪獣・ウインダムの投入を決定する。ウインダムで陽動しスペシウム弾頭弾で殲滅しようというのだ。作戦待機場所に赴いたミライの下へリュウから謝罪の連絡が入る。改めてダムを守ろうと決意する2人。傍らでミクラスが失敗作と判断されていると知ったコノミは不機嫌そうだ。

ディノゾールリバースが作戦ポイントに到達した。ミライはウインダムを召喚し攻撃を命じる。ビーム攻撃をはじき続けるディノゾールR。その隙にスペシウム弾頭弾を放とうとしたガンウインガーだがディノゾールRの背後から放たれる光弾を避け続けなければらなかった。何とか隙を狙ってスペシウム弾頭弾を放つものの。ディノゾールRの右頭部が振り返り、断層スクープテイザーにより全弾打ち落とされてしまう。ウインダムもビームが切れ、接近戦に持ち込もうとしたところで時間切れ。ミライはメビウスに変身し、GUYSの協力を得て立ち向かうも敵の強力なパワーと2本の断層スクープテイザーに圧倒され始める。そしてガンウインガーもディノゾールRの攻撃をくらい、墜落の危機に。

その危機を救ったのは青き光の巨人だった。ガンウインガーを静かに降ろし、メビウスと共に戦いに赴く。2本の断層スクープテイザーを青い巨人が自らの体に巻きつかせている間にメビウスは口元からそれらを寸断する。見事なコンビネーションで次々と攻撃を決める巨人たち。そして彼らの必殺光線によりディノゾールRは見事粉砕された。

戦いの後ミライはセリザワと出会う。ウルトラの母の奇跡が起き、ツルギは復讐の鎧から解放されたのだ。そしてセリザワも解き放たれた。「生きるのです・・・ウルトラマンとして」ウルトラの母はそう告げるのだった。自分の中にウルトラマンがいると感じるセリザワ。ミライは一緒にリュウの下へと行こうとするが、リュウの傍にはミライがいると言いセリザワは去っていった。リュウはあの巨人がセリザワだと信じていた。「ウルトラマンとして帰ってきた」というミライの言葉にリュウはあの青い巨人を「ウルトラマンヒカリ」と命名する。しかしミライ以外は全員却下。メビウスにもヒカリにも負けられないと決意するリュウであった。


ヒカリ初登場。命名はリュウによるものだが実は全く違う理由が存在する(本編とは関係ないが)。しかし「ピカッと光って現れたから」=「ヒカリ」っておいおい。そんなこと言ったらウルトラマンは全員「ヒカリ」と命名されてもおかしくないと思うのだが。それはさておきこのヒカリのデザインは元々はゼノンに採用されるものだったとか。最初はこの姿に違和感を覚えたが、今となってはかっこよさすら覚える。早くSAGA3が見たいものだ。

さて今回注目はライトンR30マイン。一見単なる宇宙機雷だがその名前はウルトラセブン「ウルトラ警備隊西へ」においてキングジョーを破壊したライトンR30爆弾に由来する。キングジョーの機能を停止させたのだからディノゾールくらいわけないだろう(同じ威力だったとして)。

またコノミの「可哀想」も気になった。確かに元々悪意があって地球に来たわけではなく、たまたま通り道だっただけなのに巻き込まれるのはいくら怪獣とはいえさすがに可哀想ではないか。彼女の気持ちもわからんでもない。
コメント

GUYSの誇り

2006-10-31 16:04:55 | ウルトラシリーズ
リュウの放った光線によりツルギは攻撃の手を彼に向ける。だが突如ツルギは落ち着きを取り戻し剣を引いた。次の瞬間ボガールモンスの攻撃によりツルギは崩れ落ちる。メビウスの援護によりツルギは助かるが敵を逃がしてしまう。ミライはツルギの下へ駆け寄り、地球の生命を犠牲にした復讐の愚を説く。一瞬ツルギの心に捨てたはずの感情が甦るが、美しい夕焼けの中「復讐は必ず遂げる」と残し去るツルギ。だが「彼の心に一瞬甦った感情が優しさであるのなら、それは捨てられるはずは無い」そう感じるミライだった。

GUYS基地ではボガール殲滅作戦の内容が説明されていた。孤島に磁場フィールドを発生させボガールを閉じ込め、1200mmシンクロトロン砲で倒すというものだった。しかしメビウスやツルギが現れた場合の対処法は考えられていなかった。作戦のサポート役となる自分たちに出来ること。それは希望を探すことに他ならない。

「ツルギは俺が倒す」ミライにそう告げるリュウ。セリザワ元隊長を入れ物呼ばわりしたツルギを許せないのだ。重荷を背負い続けると知っても彼の決意は固かった。ミライは自らが犠牲になろうともボガールと戦う決意を固めていた。作戦室でキャプチャーキューブによって磁場フィールドに1分間だけ穴を開けメビウスとツルギを救い出す方法が説明されていた。「人類の敵はあくまでもボガール。ボガールを倒しても失われる別の命があれば自分たちのいる意味は無い」そう語る仲間たち。リュウは仲間たちに礼を言い彼らと共に作戦名「Pride of GUYS」を決行する。

その時ボガールモンスがフェニックスネストに接近してきた。ミライはガンウインガーでボガールモンスの誘導に向かう。ミライは仲間たちへ礼を告げボガールモンスを作戦エリアまで誘導することに成功する。そしてコノミの指示を振り切って磁場フィールド内に突入する。磁場フィールドに封じられ暴れだすボガールモンスを見つめるミライ。その背後にはツルギの姿もあった。ボガールモンスはシンクロトロン砲を破壊する。限界が近づいていたツルギはミライに援護を頼む。「僕の仲間たちもついている・・・必ず勝つ!」そしてメビウスとツルギ。赤と青の巨人が並び立った!

始めは慣れない2人だったが徐々に息が合い始める。メビウスのスワローキック張りの蹴りがボガールモンスに命中。ダブルキックで吹き飛ぶボガールモンスだが触手を伸ばし2人を捕らえようとする。2人は空中で巧みに交わし触手を退ける。彼らの攻撃の軌跡は無限大を描いた。そしてメビュームシュートと渾身のナイトシュートが命中しボガールモンスは崩れ落ちる。キャプチャーキューブが照射され磁場フィールドに穴が開く。だがボガールモンスはまだ生きていた。それに気づいたツルギはナイトブレードを叩き込む。ボガールの最期を見届け、復讐を果たすというのだ。メビウスの制止も聞かないツルギ。そして遂にボガールモンスは大爆発。メビウスはツルギを抱きかかえ、間一髪脱出に成功する。作戦成功に沸く一同。横たわるツルギはメビウスに手を差し伸べる。その手を強く握り締めるメビウス。だが彼の手からツルギの手が零れ落ちた。「嘘だと言ってくれ!」リュウの叫びが響く。

すると空から暖かな光が降り注ぎ、ツルギを包みどこかへと連れ去った。異空間で横たわる彼の傍らにいたのは銀十字軍隊長ウルトラの母だった。

ボガール編ようやく完結。ツルギの復讐は果たされたが彼の命も尽きてしまった。果たしてウルトラの母は彼を救えるのだろうか。

今回のポイントはなんと言ってもメビウス&ツルギVSボガールモンス。二大ウルトラマン初の共闘である。CGを生かした空中戦、バックに流れるメビウスの主題歌、そして彼らの攻撃が描いたメビウス(∞)の軌跡。どれをとっても最高だった。そういえばメビウスも瞬間移動できたんだな。

またGUYSの行動も見逃せない。「今まで一緒に戦ってきたメビウスを犠牲には出来ない」。メビウスも彼らの仲間だということだろう。そしてミライを誘導に任命したサコミズ隊長。おそらくミライの行動を読んでいたのではないだろうか。謎の多い人物だ。

次回はヒカリが登場。そしてセブンより早く登場したカプセル怪獣ウインダムも登場だ。
コメント

世界史

2006-10-31 13:14:35 | 日々の生活
最近鍵を紛失した。鍵といっても自転車の鍵。自宅の鍵じゃなくてよかった。友人とコンビニに行った帰りに失くしたので半径100m以内にあるはずなのだがどうも見当たらない。

そんなことはさておき最近世界史を習ったか習っていないかということが問題になっている。必修科目のはずの世界史を習っていないと大学入試に関わるとか関わらないとか(どっちだ)。

実を言うと私も世界史は中学校の頃「歴史」として習って以来学んでいない。高校では「日本史」「世界史」「地理」の選択式だったので迷わず「日本史」を選択。世界史はカタカナが多く範囲が広すぎるので難しく、地理はもとから大の苦手教科なので即刻選択肢から外れた。結果的に日本史を選択。

しかし世界史を学んでいないとそんなに大変なのか?大事じゃないとは言わないが、そこまで問題視する理由はどこにあるのだろう。詳しくは知らないがともかく高校生にとっては補修時間が増える可能性があり、大変な事態だろう。危うく私も渦中に巻き込まれるところだった。だが地理や日本史は履修しなくてもいいのか?問題になっていない気がするのだが。
コメント

ナイトメア・ビフォア・クリスマス

2006-10-31 06:32:55 | テレビ・映画・ドラマ
さて本日10月31日はハロウィーン。幼稚園や保育所などではそれにちなんだイベントが行われることだろう。というわけで予告どおり「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のレビュー。

ハロウィーンの町で最も人々を怖がらせることに長けた男ジャック・スケリントン。町の住人たちからはもてはやされる一方で彼はどことなく退屈を感じていた。そんな時偶然クリスマスの町に迷い込み、サンタクロースを目撃したジャックはあることを思いつく。それは自分が人々にプレゼントを配ることだった。

というのが大体のあらすじ(だったような)。初めて見たのは中学生の頃のクリスマス・イブ。たまたまTVをつけたら終了間際だった。それからしばらくして再度放送されたのでそのときに全編を見ることに成功。ハロウィーンの町の住人は誰も彼もが恐ろしい風貌をしているが、心まで恐ろしくはない(約1名を除いては)。皆プレゼントを作るのだがそのプレゼントの方が恐ろしい。ツリーを食べる蛇やら浮かぶ人形やら本当に贈られたらどうすりゃいいんだ。

話はそれだけではなく、ジャックに想いをよせる女性・サニーも登場。彼女も待ちの住人なので姿はつぎはぎの人形だが、町で一番の常識人。彼女の行動が自体を打開する場面もある。そしてラストは・・・・

この映画のどこが好きかと聴かれるとキャラクター&音楽と答えるだろう。何よりジャックがかっこいい。クールといおうか何と言うか。とにかく彼の存在が大きい。耳に残る音楽が多いのも好きな理由のひとつだ。

そんな映画「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」。ハロウィーンに見るもよし、クリスマスイブに見るもよしの映画である。最後はこの言葉で。
トリックオアトリート
コメント