成人の日・雑感

2012-01-11 21:30:11 | Weblog


一昨日は世間では、「成人の日」だったみたいだ。

俺は京都の、わりに賑やかな通りで

一日を過ごしていたんだけど考えてみたら、

「着物」を着てる人間、ってのを2人くらいしか見てない。

「成人の日」の、「京都」で、だぜ。

たった140年位前の明治維新までは、

どんな人もみんな和服だったはずだ。

(それしか、ねぇんだもんな。)

その頃の写真を見たら、男はみんな、「ちょんまげ」だ。

「ちょんまげ」は、しかし、自国の(過去の)文化ながら、

「奇抜」だ、と思う。

みんなあれで当たり前だったんだよね。

言うまでもなく我々は、

ずいぶんと、ばたばた変わってゆく世界に暮らしている。

だからどうだ、とか、こうあるべきだ、とか言うつもりは

毛頭、ない。

俺だって、ハカマよりジーンズの方が好きだ。

髪の毛だって・・・おでこなんか、剃りたくない。

剃りたくないが・・・他人事として見て(笑)、

「ちょんまげ」は素敵、と思う。

時代劇の「まげカツラ」なんかでは絶対に再現できない、

本物の「ちょんまげ」。いいよな。


ところで俺は、二十歳のときに、

「成人式に行く」という、発想すら持たなかった。

誰かに、「行ったら?」とかも言われなかった。

そんな風に、自由に、野放しにさせてくれていた周囲に、

今さらながら、感謝するものである。

本当にね、「自由」って、いいものだ・・・と

しみじみ思う。


そういえば、某村上春樹氏が、半分冗談で

「成人三十歳説」を(エッセイか何かで)提案していたが、

確かに・・・・・・。

実感としては、「成人」なんて、四十歳でもいいんちゃう?

とか、思ってしまう。


オクテにも、ほどがあるかな?










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