楽曲は奇蹟

2024-06-20 20:07:35 | Weblog

楽曲は、

現実としての・・・というか物質としての「形」を持たない。

音楽ってだから、とても不思議に思える。

あ、もちろん音源(CDとか)や、楽譜とかの形で

物として存在する場合もあるけどそれはまた別次元の話。

それは、音楽そのものではない。

楽曲というものはひとつの、「仮定」であるし、それでしかない、と思うのだ。

ひとつのメロディの仮定、言葉の仮定。コード進行の仮定。

それが上手くいけば、ある種の感慨を、人の心から引き出す。

 

 

君に、以前に言ったことがあったかどうか定かではないのだけれど、

僕にとっての「作曲」という行為は

コード進行に対するメロディの独創的なアイディアを基調として

そこに「言葉」を上手く乗せられたらそこで「歌」になることがあって

(「言葉」は、アイディアであり、思想ですらある)、

それは稀に上手く行くことがあって、

上手くいったらそれは一種の奇蹟なのでそれはそれは嬉しくて、

多くの人に聴いて欲しい、などという大それたことをついつい、考えてしまう。

 

そんな風にして出来たいくつもの歌が、

まるで奇蹟のコレクションみたいに、いくつもいくつもあります。

それが我々

ROCA’66のレパートリーです。

中にはメンバーと共作した「歌」も、いくつか出来てきてます。

友達(メンバー)と歌を共作するのは「心」をシェアしてるみたいな感じで、一種、切ない。

でも楽しい。

 

そんな楽曲を、聞いて欲しいデス。

来月、7月13日、土曜日

大阪・梅田の、「ハードレイン」というライヴハウスに

ROCA’66が出演します。

 

「歌」は、アレンジメントという素晴らしいロケット・ブースターによって

「楽曲」と化します。

 

 

ドラムスと、ベースギターと、エレキギターは時々、奇蹟を起こすのです。

 

 

毎回毎回、起こるものではない・・・・のかもしれないけど

僕等はいつでも

「奇蹟」の訪れを、待ち望んでいます。

 

 

 

そのために生きてる、と言っても過言ではない・・・・・・・・かもしれない。

 

 

華厳の滝(最後は駄洒落だった)。

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