もしかしたら私が、真顔で冗談を言ってるように聞こえるかもしれないが。
私は近年、人生において一番大事なことは
「楽しもう、とする姿勢」なのではないか?と本気で思っている。
困難を楽しむ、苦難を楽しむ、高いハードルを楽しむ、「壁」を楽しむ、
苦境を楽しむ、瀬戸際を楽しむ、ギリギリのピンチを楽しむ・・・・・・・・・・・
こればっかり言ってるとまたマゾだと思われてしまうが
そうではない。
本来楽しいはずの事だって神経質になり過ぎると楽しめないのだ。
ライヴだってそうだ。
「ちゃんと演らなきゃ」と思い過ぎると、楽しめない。
え?
「楽しむ」ことより「ちゃんと演る」ことの方が大事?
確かに、そうとも言える。
でも自分自身のためにはやはり、楽しみたいではないか。
我々は修行僧じゃないんだし、音を楽しむと書いて音楽なのだし。
それに・・・・・・ちゃんとやる事だけが人生ではない。
デロデロで滅茶苦茶で、それで「ちゃんとしてる」というケースだってあるのだ。
ジョニー・サンダースを見よ、山口富士夫を見よ、中島らもを見よ。
そして、マゾ的な楽しみだってある(いや、ない)。
どんな楽しいことでも「試練」になり得るし、逆に
どんな過酷なことでも「お楽しみ」に、なり得るのだ。
ふん、と鼻で笑いながら生きたいのだ私は。
「ちゃんと演る」ことに興味もある。そういう楽しみ方もある。
でもそういうのって、性に合わないのだ所詮。
性に合わないことは楽しめない。
出来れば、世の中で起こる出来事のすべてをわが身に取り込んで、
森羅万象すべてを楽しめるようになりたい。
「性に合わないこと」とか「苦手なこと」なんて
私には ない、と大声で公言できるほどの存在になりたいのだ。
今?
今は苦手な物事多くてね。困ったもんだよ。
でも大丈夫、
そのうちに何もかもを、ひっくり返してやるからさ。
これ冗談じゃないよ、本当だよ。