精製、そしてメカゴジラとしてのエレキギター。

2024-06-10 20:26:12 | Weblog

前回の日記で、「精米」ということに触れた。

玄米を精米すると白米になる。

白米はふわふわして真っ白で、美味しそうなことこの上ないがその実、

ミネラル分やビタミンなどは削られている。

玄米の方が栄養豊富なのだ。

この、「精製」ということの功罪は他の事でも出現する。

コカという植物は中南米の、現地のおっちゃんたちがシガむ、たしなむ、葉っぱである。

どうもこれは、元気が出るようだ。中毒性もない。

このコカを精製して出来たのがあの、コカインである。

これの中毒性たるや、なかなか凄絶である。

1980年代のジェイ・マキナニーの、NYを描いた傑作小説

「ブライト・ライツ・ビッグ・シティ」を読めばよくわかる。哀しくなってくる。

砂糖だってそうだ。

サトウキビをガシガシ嚙んだって、害はないハズ。

でも白糖(砂糖)は、様々な害がある。中毒性すらある。

甘い食べ物は誰だって好きなのだが、砂糖は直接的過ぎるのだ。

精製の話ではないが、チューハイだって

醸造アルコールを使って5%、7%、と度数を上げて行けばお酒だってなかなか、

強力なドラッグになる。ストロング缶とかのことを言っているのだが。

醸造アルコール、というのは自然なお酒ではない気がする。

我々は自然に回帰するべきなのだ。

と言っても

エレキギターは素敵だ。

アコースティックギターも、もちろん素敵なのだが

ゴジラがメカゴジラになった、

みたいな(たとえが古いうえに子供っぽい)エレキギターは素敵すぎる。

ああでもメカゴジラはいつもいつも、本家ゴジラに負けるよな。

そう、いつか地球上のすべての原発がメルトダウンして、

火力発電所は原油不足で停止して、

太陽光発電は「景観が壊される」という理由で廃止され、

風力発電は「鳥が突っ込んで死ぬ」という理由で廃され、

「魚類から苦情が出た」という理由で水力発電も禁止された時はきっと、

戦わずして、メカゴジラは負けるのだろう。

エレキギターにはどうしても電力が必要なのだ。

そうなったら僕も、アコースティックバンドを組もう。

メンバーは今のままだ、もちろん。俺はアコギを弾き、ハーモニカを吹き、

赤井君にもアコギを弾いてもらう。

伊藤克ちゃんには、ウッドベースを。

トビーには・・・・あ、今と同じでいいや。ドラムは、電気要らないし。

何の話だっけ?

そうそう、電気が無くても音楽は楽しい、という話だ。

あ、でも

このブログは無理ってことになるな。

むむむ。

本でも出版するか。

 

それがいいよね。

 

 

コメント
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