前回の日記で、「精米」ということに触れた。
玄米を精米すると白米になる。
白米はふわふわして真っ白で、美味しそうなことこの上ないがその実、
ミネラル分やビタミンなどは削られている。
玄米の方が栄養豊富なのだ。
この、「精製」ということの功罪は他の事でも出現する。
コカという植物は中南米の、現地のおっちゃんたちがシガむ、たしなむ、葉っぱである。
どうもこれは、元気が出るようだ。中毒性もない。
このコカを精製して出来たのがあの、コカインである。
これの中毒性たるや、なかなか凄絶である。
1980年代のジェイ・マキナニーの、NYを描いた傑作小説
「ブライト・ライツ・ビッグ・シティ」を読めばよくわかる。哀しくなってくる。
砂糖だってそうだ。
サトウキビをガシガシ嚙んだって、害はないハズ。
でも白糖(砂糖)は、様々な害がある。中毒性すらある。
甘い食べ物は誰だって好きなのだが、砂糖は直接的過ぎるのだ。
精製の話ではないが、チューハイだって
醸造アルコールを使って5%、7%、と度数を上げて行けばお酒だってなかなか、
強力なドラッグになる。ストロング缶とかのことを言っているのだが。
醸造アルコール、というのは自然なお酒ではない気がする。
我々は自然に回帰するべきなのだ。
と言っても
エレキギターは素敵だ。
アコースティックギターも、もちろん素敵なのだが
ゴジラがメカゴジラになった、
みたいな(たとえが古いうえに子供っぽい)エレキギターは素敵すぎる。
ああでもメカゴジラはいつもいつも、本家ゴジラに負けるよな。
そう、いつか地球上のすべての原発がメルトダウンして、
火力発電所は原油不足で停止して、
太陽光発電は「景観が壊される」という理由で廃止され、
風力発電は「鳥が突っ込んで死ぬ」という理由で廃され、
「魚類から苦情が出た」という理由で水力発電も禁止された時はきっと、
戦わずして、メカゴジラは負けるのだろう。
エレキギターにはどうしても電力が必要なのだ。
そうなったら僕も、アコースティックバンドを組もう。
メンバーは今のままだ、もちろん。俺はアコギを弾き、ハーモニカを吹き、
赤井君にもアコギを弾いてもらう。
伊藤克ちゃんには、ウッドベースを。
トビーには・・・・あ、今と同じでいいや。ドラムは、電気要らないし。
何の話だっけ?
そうそう、電気が無くても音楽は楽しい、という話だ。
あ、でも
このブログは無理ってことになるな。
むむむ。
本でも出版するか。
それがいいよね。
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