7月10日のFANDANGO、
怒髪天が我々、ROCA’66を呼んでくれたのだけれど、
はあ?誰それ?とか思ってるヒトもいるのではないだろうか、と思ったのだ。
全然、知らない人がこのブログ読んでくれてるみたいだし。
だから経緯をちょっと、書いてみる。
俺(片山道郎)は ランブルフィッシュという大阪のバンドのギタリストだったのです。
ランブルフィッシュは、1990年に、キャプテン・レコードから出た「ジャンキー ジャングル」という
オム二バスのCDで怒髪天と一緒になって、
ランブルフィッシュと怒髪天とルーシーグーシーというバンドと3組で
CDの発売記念でライヴハウスを何箇所か回ったのだ。
怒髪天とランブルは、主要メンバーが同い年、もしくは同学年だったこともあり、
初対面の時からすぐに、友達になれた・・・・ような気がしている。
ランブルフィッシュはヴォーカルの佐治朝吉というひとが特に・・・静かだが癖のある強烈なキャラで、
バンドの中でもヴォーカル同士、つまり
増子兄ィと佐治が特に仲良くなってた気がする。
大阪に怒髪天を、「一緒にライヴやろーぜ」、って呼んで、そのあと何日もグダグダ飲んでたり、
逆にランブルフィッシュが怒髪天に呼んでもらって東京でライヴやって、
増子兄ィのとこにメンバー全員(!)泊めてもらったりしていた。
当時の怒髪天は、バンド自体は今現在と変わらない完成度だったが、
まだインディーだったし(そうだったよね?)、お客さんもそんなに多くはなかった。
って言うか・・・少なかったよな(笑)。
その後のことは・・・・箇条書きで。
ランブルフィッシュは解散した。
怒髪天は活動休止した。
怒髪天は復活した。そしてメジャーにも復帰して、大ブレイクを果たした。
佐治朝吉は・・・2007年に、癌で闘病の末、亡くなった。
俺(片山道郎)はランブル解散後、ボケロウ、キヨシ、MAUと4人で
「ばるぼら」というバンドを組んだ。
6年間の活動後「ばるぼら」の活動を終えて、その後、
自分で自分の楽曲を歌うべく、ギタリストからヴォーカル/ギターに転向し、
ROCA’66を結成した。
そして現在に至る。
ランブルフィッシュの全盛期って、もう30年近く前のことになってしまうのだ。
時間が経つのは早い。
佐治朝吉という人は、ホントに
才能があって、優しくて、でも突っ張っててコワモテで、と、言いながらユーモアもあって、
・・・・・・・・・・・・・美しい人だったのです。
YOUTUBEに、ほんのいくつかだけ
ランブルフィッシュの動画が、アップされてる。
そのうちのひとつを、貼り付けてみよう。見れるかな?
ランブルフィッシュ「WHISKEY BOOGIE」
「ウィスキー・ブギ」。
作詞は、佐治朝吉、作曲は、佐治朝吉・片山道郎。
演奏はもちろん、「ランブルフィッシュ」。
冒頭の写真は、CD「ジャンキー ジャングル」のブックレット。
あの時の衝撃、今もはっきりと覚えています。
サインももらいました笑
まさか、ボーカルの方が亡くなっていたなんて、、、
あの時のかっこよさ、忘れません。
これからも頑張ってください!
しかし・・・米子ペリエというのがどうしても思い出せない。
ベリエ?
いくらあの頃、毎日泥酔していたとは言え・・・。
もしかして誰かと間違えてない??????
大学卒業して社会人になってからやけど。
ムッチャ気に入って車で爆音で聴いてた。
十三ファンダンゴ…懐かしいぜ。
当時のレコードやCDは火事で焼けちゃったし、当時の知り合いと会うことも、ライブハウスに行くこともなくなったけど、みんなどこかでそれぞれの人生刻んでるんやね。
キャプテンレコードからこれに参加して欲しいっていう
話が来たときは嬉しかったな。
これの発売記念ライヴで
移転前の、西新宿のライヴハウスLOFTに出演した。
そこで売れる前の怒髪天と友達になって、
今でも友達だ。
キャプテンレコードとはこれっきりだったな。
ずっと伸ばしていた髪を短く切って、似合わないネクタイしてサラリーマンやってた頃。
CDショップでタイトルとジャケットデザインが気になって手に取った…。
すると出演バンドの中になんとランブルの名が!
もちろん即買い!
やっぱりランブル良かったよ。
みっちゃんのクレージーなギターとマーボーのパワフルなビート、そして佐治さんのハスキーなボーカル。
このアルバムは何回も聴いた。
怒髪天ってバンド名もその時になんとなく覚えてた。
で、最近になってラジオでメジャーになった怒髪天を聴いたときに
「ん?怒髪天ってあの怒髪天!?」
って。
で、久しぶりにこのアルバム聴きたくて探してるけど、売ってないんだよね~(笑)
たま~にメルカリとかヤフオクに出てるみたいだから気長に探してる。
あの、佐治が監督した16ミリ映画を一緒に撮ったトモジロウかな?
きっとそうだよな。元気????
増子君は、「怒髪天のコアなファンはみんな
このアルバム持ってるよ」って言ってたな。
記念碑的な作品でもあるよな。
気付くまでちょっとずつヒント小出しにしていくつもりやってんけど。
久しぶり~。
みっちゃんは相変わらずロッケンロールな人生過ごしてるんやね。
俺は地元の高槻で呑み屋やら何やらをやったりやめたり(笑)して適当に生きてるオッサンやけど、とりあえずは元気。
ジャンキージャングルネットで探してたらこのブログに行きついて
「こんなマニアックなCD紹介してる人いるわ~」
って思って読んでたらみっちゃんやん!(笑)
思わずコメントしたってワケや。
印象の強い、いい名前だと思う。
君がやってるお店に一回行ったよな。
あれは・・・・「がらんどう」のキリヒト君が
連れてってくれたんじゃなかったかな。
いやしかし俺はさ、ギリギリ、バンド続けてるけど
昔みたいな無茶苦茶なロックンロール人生ではないかも。
昔はひど過ぎた・・・・・。
実際あの映画の何年か後、バイク事故で死にかけたよ。
トモジロウもしかしかなりワイルドやったよな笑。
キリヒト氏が繋いでくれてファンダンゴのライブに行ったんや。
あの頃は俺も従業員何人も抱えて店も3~4軒経営してたけど、今は趣味みたいな小さな骨董品屋兼バーのおやじ(笑)
まあ高槻に来る機会あったら立ち寄ってや。
骨董品は興味あるし、楽しみ!