「ハモる」、ということ

2012-01-20 22:24:26 | Weblog


「ハモる」という言葉・・というか、言い方があって、

これはもう、誰でも普通に使うよね?


日常では、

(誰かと誰かが)偶然に同じ言葉を、同時に発した時に

使ったりする。


ふと思うのだけれど・・・

その場合、厳密には「ハモって」はいない。


「ハモる」の「ハモ」は、言うまでもなく

「ハーモニー」の「ハモ」なので、その「音」が

ある種の「和音」になってないと「ハモった」ことには、

なってない。


さっきの、”(誰かと誰かが)同時に発語”した場合は、

「ユニゾった」ってことになるのか。


それはともかく、

3度とかの、わりに基本的な「ハモり」でも

実際にやってみると、けっこう難しい。

うまく「ハモ」れたら、その時はもう、

快感・・・・というくらい気持ちがいい。


俺はランブルフィッシュではエレキギターと(アコースティック・ギターと)

「コーラス」担当だったのだが、

なかなかうまく「ハモ」れなくて、

むむむ・・・・・と落ち込むことが多かった。

「音程なんかちゃんとせんでもエエねん」と

佐治は言ってくれていたが・・・。


それでも、「宝物の歌」では時々、

ばっちり「ハモ」れたこともあった(と、本人は思っている)。


本当に大好きな友達と、

しかもその友達が魂を振り絞って作ったような歌で

「ハモ」れることって、

本当に・・・人生の中でそう何度も体験出来ない、ってくらい

幸せな体験だった。


俺はいろいろと、忘れっぽいけど、

そういう、「至福の体験の感触」だけは

忘れずに生きているし、

オンガクをやり続けて、今後、

「自分で自分の歌を歌って」生きるからには、

こらからもそんな、素敵なことが起こる・・・・起こるはずだ、と

確信しているのです。


・・・音が外れてようが何だろうが、

誰かと一緒に大声で(自分達の歌を)歌える、というだけで

それは「幸せ」だとも言える。


でももう、佐治と「ハモれる」ことはないのだなぁ・・・・

と、

思ってしまうこともあるのだけれど。






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