徳島鉄道風景(新)

昔の徳島の蒸機が尽きて関東中心にしてましたが
戻って来たんで、これからは徳島起点でやってきます。

古いカメラ(昔の愛用機)のこと

2010-03-14 22:02:57 | その他

先日、よくお邪魔しているブログ「ごっさん居眠り中」にこの記事

が出ていたんですが、小生の高校時代の愛用機にそっくりでした。

どこかに仕舞ってあるはず、と半日かけて探し出しました。

S20100313_052

ごっさん様の記事に見分け方を紹介するキャノンのHPが出ていたので

早速調べてみると小生のはVL2のようです。

シャッター速度が最速500分の1秒、セルフタイマー付きで

フィルムの巻き戻しがクランクでなく飛び出し式のツマミというのが識別点。

S20100313_057

しかし汚いですね、ごっさん様が3千円で買われたVLのほうがかなりきれいです。

そもそもこのカメラは叔父(故人)のもので確か高一の時に借りてそのままになっています。

それまでは中二の修学旅行の時に買って貰ったハーフのペンDだったので

初の本格的カメラとなりました。

S20100313_076

付いているレンズはキャノンの35ミリ。

防護用に付けていたUVフィルターが良かったのか見た目カビはなさそうです。

叔父から借りたときは50ミリが付いていて、徳島ではずっとそれを使っていましたが

東京に出て来てから類似機を持っていた高知県出身の先輩と交換してそのままになっています。

S20100313_077

スクリューマウントなんで着脱を容易にするため焦点リングにストッパーが付いています。

これのおかげで安心して焦点リングを握って回すことが出来ます。

フードはラッカーで黒に塗っていましたが剥げて醜くなっています。

S20100313_060

内部です。

電気的な仕掛けは一切ないため今でもパシャンとこれぞフォーカルプレンという音がします。

S20100313_024

こちらはコムラー135ミリ。

徳島時代一緒に撮り鉄してた友人がペンタックスSLとタクマー135ミリを持っていて

これに憧れて買って貰ったものです。

当時でも既にライカマウント用は希少になっていましたが

とにかく一番安いの注文したらこれになりました。

F2.8と明るいのと引き替えに重く大きい、しかも回転ヘリコロイド式。

前の方が大きなレンズと一緒に回転しながら繰り出されます。

S20100313_031

まるでカビを培養中のシャーレのようです。

この三共光機というメーカー、今はどうなったんでしょうか。

S20100313_038

S20100313_040

上2枚は付属のビューファインダー。

レンジファインダー機の弱点、望遠レンズ使用時の光軸のズレを調整し構図を確認するのに使用します。

カメラ本体のファインダーで焦点を合わせた後、レンズの距離目盛りを読み取り

このビューファインダーの距離ツマミを同じに合わせます。

すると距離に合わせてファインダーが角度を変える仕組みです。

実はごっさん様の記事にあるとおり

カメラ本体のアクセサリーシューにレンズ後部の繰り出しに連動する小さな玉が付いていますが

どうもこの玉が動いているようには見えず、私は専らビューファインダーのツマミで合わせていました。

ピントを合わせる→距離を読み取る(回転ヘリコロイドなので距離目盛りが下になっていることが多い)→ビューファインダーを合わせる、

という手順が必要でした。

それでも何十メートルもの先の構図をこんな簡単な仕掛けで合わせるのでズレは大きく、かなり余裕をみないと下部が切れました。

ところで後ろに写ってるのは未開封のPLUS-Xパン。

S20100313_033

30年前の3月で終わっています。昔、ポートレートを撮るときに使っていました。

S20100313_079

装着したところ。扱い方はともかく見た目は最高です。

S20100313_084

さらにフードを付けた状態。超望遠のようです。

S20100313_069

つぎに小生3代目のカメラ、ペンタックスSPです。

買ったのは確か1971(昭和46)年だったと思います。

上京してからはポートレートに興味が移っていたのでボディ+105ミリで購入しました。

先に書いたように友人のSL(SPから露出計を除いたタイプ)に憧れていたのと安かったので他の機種は全然考えていませんでした。

コムラー135ミリの胴体同様、プリズム部分に自転車のハンドルに巻く布テープを貼っています。

ケースに入れずズックのカメラバックに入れて持ち歩いたので傷だらけです。

S20100313_064

内部もカビだらけ。福岡に居た時、雷山に登った事がありましたが岩にぶつけてプリズムにひびが入っています。

S20100313_045

Sタクマー105ミリ、こちらもフィルターを付けていたせいか本体よりは状態良いです。

S20100313_070

レンズ後部。

上部にある突起はシャッターを押した瞬間だけ絞りを作動させるピンです。

S20100313_087

S20100313_093

Sタクマー28ミリ。コーティングがボロボロです。

しばらくは望遠はペンタで105ミリ、広角はキャノンVL2で35ミリと2台体制でしたが当時は広角がブームになってきた時期で35ミリではもの足らず中古で購入しました。

直ぐに前面の枠が外れ瞬間接着剤で留めてあります。

今から思えばよくこんな重いのを2台も持ち歩いてたもんです。

一緒に出て来たフィルター。

空を強調する黄・橙系ですが、どれも中古カメラ店で口径さえ合えばメーカーにこだわらず買いました。

オレンジは「東芝」ですが昔はフィルターも作っていたようです。

2代目のデジカメを買おうと思ってからもう一ヶ月以上。

COOLPIX-P100,オリンパスX90、FINEPIX-HX10とちょい上級に良さそうなのがどんどん出て来て優柔不断しています。

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コメント (11)
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