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マイケル・サンデルの白熱教室2022

2022年05月03日 08時58分26秒 | つれづれなるままに
NHK Eテレの番組です。 ハーバード大学のサンデル教授が米国ハーバード大学、日本東大・慶応、中国復旦大学の学生を前に今世の中にある現象、問題の一端を取り上げ、学生の考えを引っ張りだし、相互に議論させ、今を、これからの世界を、そしてその中で一人一人がどう考え、どう生きるのがいいかを議論していく討論番組です。
いいのは、「結論」を出さないことでしょう。 国が違う、当然文化、体制が違うわけですから、「こうあるべき」なんて言い切れるものじゃない。その範囲で若い人が自分の考え(討論の最中に考えが変わる人も出て来る)を自分の言葉で語っていく様子、内容は僕にも興味あるし、役にたちそうです。好きな番組です。
先日は今中国に現れた「寝そべり族」についての議論でした。中身は番組録画を見てください。興味わきますよ。自分と照らし合わせて考えると、僕は未だに「人間が仕事をするってどういうことなんだろう?」と結論を持ってません。「食うための糧を得る」「自己実現」「社会協調」 などなど。この討論を聞いて、考えて、答えが見つかったとは言いません。ひょっとすると「永遠に特定できないこと、しなくていいこと」が答えなのかもとは思うようになりましたが。
番組は全12回で今回のが4回目になるのかな。 放送は不定期です。 Eテレで土曜日の夜9時半から30分。
「寝そべり族」の放送は 5/7 午前0:30から再放送
            NHK+ では7日の夜10時まで視聴可です。
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「むかご」から発芽 (シュウカイドウ)

2022年05月02日 08時37分55秒 | 白州の四季
新しい発見。 「むかご」には発芽する能力があるんだ。 実験成功。
昨年の11月にシュウカイドウの種とむかごをプランターに撒き、発芽するかの実験を試みた。

     ⇒   
    昨年 11月           今( 5月02日 )

写真 プランターの左側半分にむかご、右半分に種が撒かれてます。 右の写真を観てください。左半分 むかご側ではいっぱい新しい芽が出てます。 凄い、「むかご」には発芽する能力有りが証明された。 一大発見。
ところで、種側は変化してないんですが。どうなってるの? どう考えればいいのかな?

ついでに、 右の写真の右半分には「ロウバイ」の種が5つ入ってます。ちょっと度忘れぎみなんですが、多分昨年の早春に花つけて、秋に枝に残ってた種を採集、撒いたんだと思う。それも2つが根を出してるんです。まっこれはこれから大きな木になって、花咲かせるわけで、僕が存命のうちには咲かんだろうと思う。でもロウバイは過去3回挿し木を失敗(挿し木では生き延びないと判断してる)した経験ありで、今回発芽したんだから育ててやるつもり。 今日キチンと植え替えてやろう。
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今更だが歌う事は奥が深い

2022年05月01日 12時42分11秒 | オペラに挑戦
昨日歌練がありました。2つの小さな事件があり、今更ですが「歌うって奥深いな」と感心して帰って来ました。音楽理論にも絡む話で堅苦しいかもしれませんが。それと長くなりそうな。

事件1 和音内の音が取れない
 ある合唱部分で歌い出す前に伴奏が和音(3音)を1回ポーンと出します。それしかないんです。その和音から自分が歌う高さの音を見つけてしっかり歌い出さねばなりません。前々からなんですが、この音が常に見つからず、「無い無い無い、どこだ」と考えてる内に曲が始まり、「あっまた失敗」の連続という箇所です。格好いい出だしなので「綺麗に出たい」先生の思い、そりゃ解ります。自分だって綺麗に出したいです。でも常に不安と失敗のスパイラルです。
昨日はとうとう指導が来た。しょうがない、休憩時間に「音見つからなくて、不安で出るから」と相談に行った。「そうだね、テノール2の音は難しいね」とテノール歌手の先生が同情はしてくれた。そしてこんな事も言う。「和音聞いて、その和音の真ん中の音を見つけるのは難しいんだ」 つまり ドミソの和音を聞いてドとソの音は捕まえやすいけど、ミの音はつかまえ難い(人の能力としてだそうで)と言うんです。じゃ、素人の僕じゃ無理ないよな。でもなんとかしなきゃと思って帰ろうとしたら、やりとりを聞いてたピアノ伴奏の先生が「和音聞いて、出てないけど一つ上の和音音を想像すると見つかりやすい」と教えてくれました。そして問題の和音を出したうえで、「ほらっ、この音よ」と聞かせてくれた。
これにはびっくり。嘘のように音が見つかる。「何これ」って感じでした。安定感もある。光をつかんだ。本番までには百発百中にできそうだ。 こんなものですかね。 奥深いよね。
練習終了後 伴奏の先生にお礼を言いに行ったほどだ。「歌えてましたね」が返ってきた。

事件2 独唱 伴奏と全く合わない
 僕の練習スタイルはともかく聞いて、真似して、歌って、覚えちゃう これです。譜面見ながら歌う能力はないんですから。譜面は最後の最後、細部のチェックの時に確認する程度です。
まずプロが歌ってくれた「音取練習音源」を聞きまくり、歌いまくる。次に本番舞台の音源に合わせて歌う。要するに「コピーして覚える」タイプなんです。
昨日パート別練習時に1人で歌わされた。この部分は練習十分で自信持ってるところ。ところが途中でピアノ伴奏と全く合わなくなる。「伴奏間違ってるな」と思えて、そこから歌えなくなる。もう1回歌ってもズレる。ついに先生が「岳ちゃんそんなにあわてない。リズム、長さ意識して」と指導が飛んで来た。半分パニック。「えっどうなってるの?」「どこで何が起きてるの?」。基本歌えてるのと、僕の混乱が相当に深いのを察してか、ポイントだけ教えてくれて、僕の練習は中止してくれた。別パートの練習時にも譜面を追っかけながら、どこで狂い出すかを確認してた。 「えっ、コピー違いなんてあるか?」「練習CDと合わせても違和感感じてないぞ」と思いながらも、昨日の時点ではこれ以上は明日ゆっくりと思い、追求せずにおいた。
今朝の散歩時、手でタクト振りながらテンポのズレの確認をやりました。解かりましたよ。譜面では3小節で書かれてる所を僕は2小節で歌ってるんです。2つの音源もそう歌ってます。僕のコピーは間違ってないんです。つまり、これはプロの音楽家のこの曲に対する理解、表現の差なんだと思うんです。ちなみに大元の譜面を変更して表現するということはよく行われることで珍しいことではないのです。
さっき先生に「ズレの理由解りました。確認させてください。」とメールを送りました。譜面通り歌ってくださいというのであれば変えればいいだけ、そんなに苦ではないです。
僕の個人的好き嫌いですが、この部分は元気がよくて、明るくて、威勢のいい場面なので、「冗長感」を生まないために2小節で歌う方が好きです。
ほんとに「今更そんなことが」と思えるようなことが2つも同時に起きて、ただただ「音楽って奥深いな~」と感嘆してます。
コメント (2)
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