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マエストロの合唱イメージを一通り

2022年05月30日 10時29分38秒 | オペラに挑戦
前回に続いて、昨夕の歌練にもマエストロが指導に来た。前回の指導時(まっ実質は視察、査察)に「うん、これは大変だぞ。指導方法を考えないと物にならん。」の感想があったんじゃないかな。少なくとも僕はいろんな箇所で面食らったからな。ほぼ楽譜外せる僕にしてそうなんだから、まだ半分以上楽譜を頼る人だと「えっ!」が多かったんじゃないだろうか。 
で、マエストロも2回続けて指導に来て、ともかく「自分の合唱」イメージ全体を早く知らせてしまいたい。それを知った上で、自分がいなくてもその半分でも実現する努力をお願いするのが策と考えたんじゃないだろうか。通常の歌先生(ヒロ夫妻)だって音大卒だから、自分の思い、形を合唱団員よりは理解してくれるはず、それを指導もしてくれるはず と読んだんでしょう。
今回の合唱部は全体で15分程かな。前にも書きましたが、ほんとに難しいんですよ。「難しさ」を散りばめた合唱なんです。マエストロに指導されて増々その感想が強くなってます。
   左は昨日理解した、かつ表現できない自分を認識した例。
4拍子で歌い出す「掛け声」的な部分なんですが、この小節は三連符4つで構成されてます。全部で12個の音符があるんですが、歌い出しは8個目の音符のところから。4拍子で2拍と1/3泊休んだ次の瞬間歌い出すんです。僕の体の中には1拍とか1/2拍はどうにかあるんですが、1/3拍はないようです。プロが後ろで歌ってくれるんですが、どうしても合わずの昨日でした。
これは1例。こんなのがそこら中に。しかもこういう箇所って、コーラス全体がピタッと合って、一斉に力強く出たいところでしょう。「不安」の「ふ」がちょとでもあったらもう「×」。自習してる分にはこんな微妙な「遅れ」は解らず、「うん、合ってる、合ってる」で進んでて、そのまま癖にして歌ってるものなんですよ。
「絶対にこうだ」と思えたことは今回の公演 「マエストロを見ないで歌うのはだめ。彼の身振り、手振りを確実に掴みながら歌わないと外すぞ」ってこと。 多分どれだけ歌えるようになってもこれは絶対のようです。これまではこのあたりいい加減だったんですね。
コメント (2)
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