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気持ち良く歌ったら注意された

2021年12月05日 19時48分36秒 | オペラに挑戦
昨日はカバレリアの歌練。 今年の練習は今度の日曜日12日で最後。
カヴァレリア・ルスティカーナは中間部に「祈りの合唱」という復活祭の合唱があります。8声の合唱で、それぞれが綺麗に歌えたら、聞き応えある実に美しい歌なんですが、当然難しいです。
詞は簡単なんです。4つほどの詞しかありません。これをメロディーを変え、微妙にずらして複雑な和音を作って歌っていきます。教会の荘厳感?。
先生としては年内にこの部分の指導は終わらせたいんだろうな。教わったんだから、年末年始各自自習しておきなさいよ と言って新年を迎えようと考えてるのだろう。切りがいいからな。
それぞれの声部ごとに教えるので進みも遅いのです。これはしょうがないわな。
僕は詞は知ってる。テノール2のメロディーを知らないだけ。音取りCDを聞きまくってるから、それもほぼ覚えられた。
「みなさん、キリスト教徒になって、教会で歌ってる気分になって歌いなさい」「演技、演技、なりきるのよ」と先生から指導が出る。「よし、ここは80点歌える僕が厳かな感じを出して歌ってやろうじゃん」で気分出して歌う。テノール2を歌うのは僕一人なんですがね。
気分だしたら、楽譜を無視してたようで、短くきらなくちゃいけない所を浪々と伸ばして歌った。「岳ちゃん、こことここ伸ばしちゃだめ。さっと切って」と注意が飛んで来た。 「あっ やっちゃった」。 でもいいんです、練習場にそれなりの雰囲気が作れれば。
歌ってる自分は「楽譜無視で今間違ってもいいんです。間違いが解り、いい練習になる」んですから。「歌う=その人が気持ちいい」これが最高でしょう。
でも高い音がまだ汚くなる。サラッと出したいな。今一歩と思って練習あるのみ。
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伊勢志摩 12/03

2021年12月03日 22時00分00秒 | 旅紀行
12月03日  夜明け前の内宮散策 - 朝風呂 - 朝食 - チェックアウト- 神宮(内宮)
        - おはらい町・おかげ横丁散策 - 神宮徴古館 - 車返納 - 駅 (帰路)

最終日、今日は内宮と徴古館を回る予定。15時半に伊勢市からJRで帰路。20時半には家に帰り着くはず。
神宮には「早朝詣り」という参拝の仕方があるらしい。一般の駐車場も朝5時から開けてるという話だった。我々も夜明け前の神々しい時間帯にお参りしようとなって、5時に宿を出る。真っ暗で寒い。「早朝詣り」と言われるほどには人出が無い。寒いせいかな。

              

まだ森閑としてる「おはらい町」を通って内宮入り口へ。大鳥居の下で一礼。「これから神の居場所にお邪魔します」の気分。有名な「宇治橋」を渡る。川は「五十鈴川」。神宮内は灯が点いてるし、警視の方も立っておられる。真っ暗でちょっと迷子になったが、どうにか「御正宮」に行き着けた。外宮よりはるかに広いようだ。さすがに最高神(天照大神)がおわす神とごろ。夜明け前ゆえになお一層荘厳さを感じる。「いい場所に来た」というより「面白い情感を味わえた」という旅になった。
6時半ころ宿に戻り、7時過ぎ朝食。今日も和食で朝食。9時にチェックアウト。車を内宮の駐車場(内宮は有料)にいれて、散策予定。
宿の前に立派な陸上競技場があった。横にサブトラックもある。駐車場係のおじさんに聞いてみた。「昨年中止になった『三重国体』のために作った競技場です」とのこと。「お~ もったいない。こんな田舎に」。新国立競技場とおなじだな。
                            

内宮前の駐車場に向かったが、もう一杯で「B駐車場に回ってください」の案内。まだ9時すぎですよ。それも50台、100台の駐車場じゃないんですよ。街中のいろんな所に「現在の駐車場状況」が電光掲示でされてるし、専門のおじさん達が道路に立って、それらしい車に次々と声かけしてる町なんです。「お伊勢さん」でもってる、守ってる町なんですね。それで入れたB駐車場は泊まった旅館の近くでした。「なんじゃこれは」。まっ心作り直して、「おはらい町」経由で内宮へ。もう大勢の人がうごめいてる。就学旅行も多い。大型観光バスも続々。
宇治橋前で「小学生の修学旅行」を見かけたので、添乗員さんみたいな女性に「どこの小学校ですか?」と聞いたら「私教員です。静岡の小学校なんです。」とのこと。静岡の小学校は場所的に中途半端で旅行に行く適地がないんだそう。それでも伊勢に来る学校はうちだけかも と言ってました。山梨に信玄を訪ねる学校もあるとか。

            樹齢900年の杉

真っ暗早朝と違い、快晴の下、紅葉の庭園を楽しみながら御正宮をめざした。いろんな人がいる。老若男女、その世界の団体さんらしいグループ、車椅子の方 内宮の集客能力は凄い。御正宮前には結婚式衣装の2人もいた。一般が入れない、一つ柵の中で礼服を着たその道の団体さんが拝礼の儀式をやってる。 凄い場所だな。 「日本の原点」とだけ書いておこう。

                

内宮を出て、おはらい町・おかげ横丁を散策。お店をひやかしながらブラブラ。最後は「赤福本店」でお茶と赤福2個を座敷で頂く。2人の女の子がお餅にあんこを乗せる作業を見れる。あんこのあの波型は彼女の人差し指、中指の形なんですよ。お寿司をにぎるのとはまたちょっと違う手さばき。若い女子なのに全国区の職人さんですな。

            朝5時すぎの赤福本店

昼食は赤福2個で十分。旅行中美味しい物の食べ過ぎでもうお腹が疲れてるのを感じてる。JR乗る前のお茶タイムでケーキを食べるとして、大きい昼は無し。
ここから徴古館へ。お伊勢さんの歴史を学べる博物館。迎賓館似の建物。資料を見、物品を拝見したが、やはり解らん物語ですね。友人に出雲のこの世界を研究し、本も書いてるやつがいるが、彼は徴古館だけは行ってこいと言ってた。そういう場所だとは理解できたが、残念ながらそれ以上は・・・。ただここだけは見えたかな。以前にこのBLOGに書いたが、ハラリが人類の歴史の中に「稲作が始まり、定住するようになって、社会組織が生まれ、統治が必要になり、フィクションを作り、それを信じさせ、社会階層を作っていった」革命期があったと著してる。「うん、これのことか」という納得は得られたような。
ガソリンを満タンにし、車屋さんに返納。走行距離は100kmちょっと、ガソリン 7リッター、1100円ほどの燃料代だった。無事故、無傷で返納完了。駅前の茶店で時間待ち。珈琲とケーキ、カステラでのんびり。
15:25発の快速電車で名古屋へ。17:43発のひかりで新横浜へ。家には20:20に到着した。
やはり旅はいい。こんな旅 また行きたいな。おかあさんと2人で年に2回ほど行くのもいいかな。おかあさんが計画すればいいんだよな。やるように言おう。娘君、楽しい旅をありがとね。
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伊勢志摩 12/02

2021年12月02日 22時00分00秒 | 旅紀行
12月02日  朝風呂 - 朝食 - 散歩 - チェックアウト 賢島(サミット記念館、志摩クルーズ)
        - 横山展望台 - 伊勢市駅 - 神宮(外宮)- 旅館「知久」- おかげ横丁散策

       終日レンタカー移動   ホテル ~ 賢島    オヤジの運転
                   賢島  ~ 外宮    娘の運転
                   外宮  ~ 旅館    オヤジの運転

6時に起きて、早速お風呂。3回目。 うん、だいたい僕の決まったパターンだな。
今日も快晴。いい旅行日和だ。 朝食はバイキング形式。僕は和中心の食事に。旅行に出ると朝は「和」が多いな。普段がパン食だから「違った朝」を求める気持ちと、1日しっかり楽しむためにしっかり食べるをモットーにしてるのかも。ここの和が美味しかったということではない。
まっ、いろいろ味見できたのは美味かったに通じるかも。
食事後 8時頃だったかな、このホテル 英虞湾に面する海岸を絡めた散歩コースをいくつか整備してるようなので、そこを散策に行った。快晴でヒヤッとする空気の中の散歩は最高ですね。何かあるわけじゃない。唯々志摩の自然の中をぶらぶらする感じ。

          

9時にチェックアウト。まず賢島に向かう。英虞湾を観光船でクルーズし、近くの展望台に回って、高所からリアス式英虞湾を観るのが目的。
10時半発の船に乗るとしたんだが、時間がある。観光案内役のおじさんが「時間あるなら、そこに伊勢志摩サミット記念館があるから観てきたら」と言うのでブラブラ。近鉄賢島駅の一角に展示場があった。「ようこんな物作ったわ。誰が喜んで観るの?」が印象。この地の人には記念だし、嬉しい出来事だったのかね? 文化性があり、長持ちする展示場とは思えない。贈り贈られた品々も展示されてたが、何をやるための会議だったのかね。こんなに金使って。「西側諸国権力者マスターベーション会議」としか思えなかった。

          

10時半乗船。「エスペランサ号」という海賊船(似 芦ノ湖)もあるが、そっちには乗らない。小型の庶民的船でクルーズ。運行地図と見比べるんだが、島が多くて、どのあたりを走ってるのやらさっぱり解らない。穏やかな海、カキ、アオサ、真珠の養殖棚だらけということは解った。
1時間弱で下船。横山展望台へ。英虞湾を一望するためにしっかり作られた展望台。僕が見てきた中で一番金かけた展望台でした。志摩の観光客を引っ張るための道具だな を思うけど、それに匹敵するだけの展望でしたよ。「ただの湾、されど英虞湾」でした。
そこから、伊勢市に移動。今回の旅のメイン場所だな。峠越え、北上して市の入っていくんだが、どこかに神聖な気分が芽生えてくるのを感じたな。今日は外宮だけの予定。外宮の駐車場(無料)に車を入れ、市内をブラブラ。昼食が目的だったんです。でもいいお店はなかったね。ファミレス似の店で普通の昼食。それから外宮を参拝。
さて外宮です。「いや~ こんなりっぱなものが」が印象。木々、森のりっぱさ、広さ、神秘性、歴史感 全てが威圧感を伴って包んでくる。宮の横に遷宮で使う別地が存在し、遷宮という神事が行われるのを見せてる。これだけでも神秘的。

               

おのずと「神、天皇、日本人のアイデンティティー」そんなことを考えさせられてしまう。ぼくは何者かとあえて定義すれば、「仏教信者」、神教じゃない。でも「二礼二拍手一礼」をやりまくってる。そんな行為の中に「日本人としてのルーツ」を感じてしまう。こんな事を考えるだけでもこの地の意味があるのかも。
これで今日の旅は終り。宿に向かう。まだ風呂入るのには早い。そこで内宮の参道にある「おはらい町」を散策することに。ここもしっかり観光客を狙った観光施設。でもさすがに神前、しっかり運営されてるのを感じる。いい売上げもあるんだろう。内宮は明日のんびり散策予定だから今日は内宮の入り口まで。
宿に戻り、風呂。夕食は2交代制、後の8時を我々はとりました。夕食まで時間があったので少し呑んだ。食事は和のフルコースっていうんですか、食べ終わるのに1時間半かかりました。10時に部屋に戻ったときにはもう呑む気分はなく、眠くて。また風呂に行って、寝ました。
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伊勢志摩 12/01

2021年12月01日 22時00分00秒 | 旅紀行
12月01日  家 - 新横浜 - 豊橋 - 〈伊良湖岬 - 鳥羽〉- 名古屋 - 鳥羽
           - レンタカー、パールロード - 賢島 - ホテル(都リゾート奥志摩)

7時半に家を歩いて出る予定なのに、7時でも雨降ってる。15分になっても歩けそうになかったら「タクシーを呼ぶ」と決めて、西の空とにらめっこ。それでも西の空に青空の部分も。最終決断の15分になって、小降りに。「これなら歩いて行ける」と判断。「決めたんだから出よう」で早目の出発。ちょっと気にはなったが、そう濡れもせず10分で駅まで行けた。ここまで来れればもう傘を使うことは無いだろう。 うん、さい先いいぞ。
久しぶりの通勤時間帯の電車。そうだったね、こんな風に混むんだったっけ。余裕を持って新横浜に到着。待合室で珈琲とパンで朝食。娘を待つ。10分前に合流。ホーム上がると青空快晴。いい旅行の予感。
1時間ちょっとで豊橋下車。ここから列車、バス、フェリーと乗り継いで鳥羽まで2500円で渡れる。伊良湖岬で1時間の余裕を作り、大アサリ定食の昼食を予定してる。小学生の遠足気分同様テンション上げて豊橋鉄道の改札へ。「ところが」なんです。切符売りのおばさんが「冷たく」、「今フェリー強風で欠航してるんです」ときた。「何!!!!」。  でもしょうがないわな。鳥羽に行くことが大事。予定変更と同時に「大アサリ」が飛んだかな。
改めて新幹線で名古屋へ、そこから鳥羽へ直通の列車を手配。電車内は次の作戦会議。特に昼飯、大アサリのリベンジ対策。
ここでちょっとうんちく。名古屋から鳥羽までの鉄道線の面白さ
 名古屋(関西本線)河原田(伊勢鉄道)津(紀勢本線)多気(参宮線)鳥羽
 伊勢鉄道は私鉄です。ここだけJRが線路借りて走行してるんです。
 JRで亀山に行って、乗り換えて鳥羽に向かう事できるんですが、
 JRは直通の列車を運行してない。時間がかかり過ぎて、利用者がいないだろうの読み。
 伊勢鉄道を借りて、短時間直通運行をやってるようです。
 じゃ伊勢鉄道って自分で運行してるのか が気になって調べたらあるんですね。
 津駅の時刻表。 これの黒字の列車は伊勢鉄道独自の列車ですね。
鳥羽にはフェリー渡航の予定時間より1時間以上早く着いたんじゃないかな。かといっても観たいところとて無い場所。ミキモト真珠島 う~ん観たってね。入場料は高いし。で、パス。水族館は休館中。全体的に錆びれてる感じ。伊勢志摩地域では通過地点でしかないんだろう。

   アサリ目当ての昼飯屋さんに。アサリ、ほたて、サザエを頂いた。
お酒が欲しくなるけど、これからドライブだからな。おばちゃんと楽しく懇談しながらの美味しい昼食でした。大アサリ 伊勢志摩鳥羽で食べる物は全て伊良湖で採れたものだそうです。それとほんとに美味いのは夏だそうで、この時季は実が小さいそうです。そう聞けばやはり伊良湖で食べたかったな。
3時に車を借り出し、伊勢湾側の海岸沿い(パールロード)を南下、志摩へ。翌日のために賢島を下見しておいて、ホテル「都リゾート奥志摩」へ。
英虞湾に沈む夕日バッチリの時間に部屋に入れて、ベランダに出たが、海に沈まず、林に沈む夕日でした。残念。 でも英虞湾は凄いわ。 風呂入って、夕食をとってから、天文館(直径50cmの望遠鏡を備えた星空観測施設)へ。
                           
プロというより「オタク」のお兄さんがガンガンに解説してくれる。まず土星を見せてくれて、木星を見せてくれて、おうし座のアルデバラン、スバル(アルデバランの上に小さい雲のように塊でみえるから、「あれはなんですか?」から話が始まったんです)を見せてくれて、最後はまた僕が希望したオリオン座の「ベテルギウス」を見せてくれた。一つの星に10分の解説付きと考えてくださいよ。寒かったですね。よく知ってる(覚えてる)彼で、ほんとにオタクでした。
          名前は知ってた「スバル」でしたが、初めて観ました。
200個くらいの星が集団になってる。それを望遠鏡で見ると一つ一つの星に分解されてくっきりと見える。まさにいろとりどりの宝石をちりばめたような集団。客のスマホでこれを撮ってくれました。いやいや思わぬいい物を見せてもらって大感激でしたね。(’娘のスマホから掲載)
部屋に戻って、娘と呑んで歓談。就寝前に風呂に入り直して、スッキリ寝ました。
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