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政策の総括 が必要では

2021年12月18日 09時52分43秒 | 国を憂う
岸田さんの総裁選に出た時の言、当選直後の言、所信表明の言、予算委員会での答弁の言 を聞いてきて、岸田さん個人の資質以上に、日本の政治システムにこれが欠けてるんだを強く認識したのですが、皆さんはどう考えますか?
要は時の首相、内閣は言いっぱなし、やりっぱなしで次に譲っていく というか、辞めていって、消えていく。過去を振り返ってみると、「こんな政策あげてたな。で、あれはどうなったんだろう?」そんな疑問のオンパレードじゃないですか。
僕は「政策の総括」をしっかりやるシステムが必要だと思いついたのです。何を目指し、何をやって、何を生んだか いわゆる「PDCA」ですね、その「C」を機能させないから、結局今の岸田さん(決して岸田さんだけが なんていうんじゃないですよ。むしろ前の2人を強く意識してますがね)のように、「自分は首相になって何をしたいのかがいまだに見えない」首相を作ることになる。もう少し誇張すれば、「首相になること」が目的で、「なって国をこうしたい」なんて思想は持ってないんですよ。だからどんどん言が緩んでいく。
こういう首相しか持てない国民は不幸です。首相とは「もっと厳しい職」という政治文化を作らないと日本国が沈みます。(もう沈みかけてる というのが僕の認識ですが)
本来国会(立法府」の役割であるはずなのに、全く機能してない。つまり、国会を「本来の国会」に戻すってことです。なぜその機能が働かないのか? 内閣が力を持ちすぎてるってことでしょうか。安倍さんは「私は国会の長だ」というような事を言ってましたよね。
そこで提案なんですが、首相になったら「政策シート」を国会に(=国民への約束)提出することを義務づける。「こういうことをいつまでにこういう方法でこういうレベルまで実現する」を記載したもの=自らの国家政策思想宣言ですよ。全ての問題についてじゃない。そんなの無理、中身が薄くなるだけ。自分がやりたい、優先順位上位5つでいいですよ。これをもとに年に1回中間検査を国会でやればいい。要するに「チェックしやすいよう具体的に書く」ここが肝心。
「そんな成績表みたいな。子供っぽくないか」と思う方がいらっしゃるかな? そうじゃない。このレベルからもう一度制度を取り戻さないと日本の政治は瀕死状態だっていうことです。
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