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一番覚えのいい演目

2023年07月11日 09時35分23秒 | オペラに挑戦
立ち稽古になると当然楽譜なんて見てられない。詞はもちろん、歌い出しのタイミングも全体の流れの中で自分で捕まえていくことが必要になります。ましてや教えられたばっかりの動きをやりながらだから、立ち稽古当初は普通には混乱して、歌うのは2割3割になるのものです。僕も昔はそんな混乱 経験してきました。だからここ数年は年間予定を作って練習に臨んでます。
今回のボエームでは昨年中の3ヶ月で詞の暗記、今年の1、2、3月でメロディーつけて歌えるように。4、5、6月はできるだけ譜面見ないで、思い切り間違えて覚えてきた。これだけやってきて、もう十分歌える自信はついてますが、毎朝の散歩時は本番舞台の音源に合わせて歌う練習を続けてます。もうソリストさんの歌も脳みそに染みついてて、いっしょに口ずさんでます。
立ち稽古になって、「うん、今までと違う」を実感してます。歌い出しのタイミングを追いかける脳作業は不要です。少し前のメロディーが聞こえて来ると、ちゃんとそのタイミングで体が準備し、しっかり歌い出せます。 これだよね、こうでなくっちゃ と思います。
僕は「ノヴェッラ合唱団、演出のヒロ先生」が好きで、この団体に所属し、オペラを楽しんでるのですが、1つ不満なのは「いつまでに暗譜、何月からは楽譜を外すよ」を最初に指示しないこと。合唱団のみんなも今立ち稽古になると、「もっと早く暗譜しておけばよかった」と反省してる筈。どうせ暗譜しなきゃいけないこと、不安なままで舞台に立ったって楽しいオペラじゃないでしょう。 合唱団員が楽しく歌えるためにも、「最初の厳しい指示」これ必要ですよ。以前に意見したこともあるんですが、実施は無かったです。「そこまで自主的にやるんだ」が主義なのかも。だったら、団員がそこの努力をすることだね。 いいえ、これは自分のためなんです。

こう書くと「もう200%の自信で歌う」と思うでしょう。 いえいえそうはいかんのが歌。以前に書いた難問箇所はいまだに正解率50%止まりです。 やればやるほど「迷宮」に入り込んでいく感じです。 ダメなら最後は「歌わない」という選択があります。
コメント (2)
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