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またまた熱い歌練

2018年07月08日 00時16分10秒 | オペラに挑戦
先週に続きマエストロのより厳しい練習を終えて来た。教えられてることは解る。でも出来ない自分を認識。
「歌ってこんなに難しいんだ」をきつくか強くだか、まぁ思い知らされたかな。いろんなマエストロを付き合って来た。そんな中で特別厳しい、難しい事を言ってるわけではない。そこは解ってる。でも圧迫感というか威圧感というか、「ちきしょう」感が残ってるんです。何だろうね?
考えに考えて、しいて言えば、基本的なところの指摘だということじゃないかな。今日ガックリきたのは「文章の終わり部分」の口の開け閉め。
日本人は口を閉じる癖がある、または丁寧さが無いから閉じちゃう。閉じると空気の流れが消えて、聞いてる方からは「プツンとした歌に聞こえる」らしい。基本口を開けたままで音を消せというのです。そうすれば空気の流れ、余韻が残った声に聞こえるというのです。そうかもしれないが、僕はズボラだから口を閉じて終わるのが常のようだ。気にしても気にしても気づいた時は閉じてる。これはよっぽど意識しないとだめだな。
考えてみればマエストロが要望してるのはこういう基本部分なんですよ。「r」の巻き舌も基本でしょう。
こんな基本事項の注意を受けながら一通り通して歌った。 いや~ 疲れました。 でも歌う毎に歌が良くなるのは解りました。「上手く聞こえる」んですよ。やはり「丁寧」が第一ですよ。
今日はソリストさんも何人か参加してくれた。なるほど、こんな歌が聞こえるんだな。道化師みたいないかさま師「ドゥルカマーラ」を歌う岡野さんの歌を聞けた。感情、思いをどう歌声に乗せるかで困る(解らない)僕には「えっこんな風に歌えるの」と驚きの歌唱力だった。これにどんな演技をつけるんだろう? どんな衣装着させるんだろう。興味深々。
これでマエストロはいったんイタリアに帰るんだと思う。「しっかり勉強しとけ、悪くだけはならんでね」と言い置いて練習が終わった。
次回からは忙しいぞ。マエストロの言い置きの習得が大きい仕事。さらに動きも練習せねばならん。古川先生にちょっと焦りの色があったな。教えたことを実践しない、勉強しない僕等への失望か?

また先生が今日の練習動画を公開してくれると思う。後日ですが、リンクさせる予定。
コメント (18)
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