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メインステージでの立ち稽古

2018年07月15日 08時44分22秒 | オペラに挑戦
前回と前々回はマエストロが指導にきたので歌ばかり。昨日は久しぶりの、と言ってもまだ2回目ですが、立ち稽古。昨日は本番のメイン舞台での稽古でした。めぐまれてますよね。この時期の練習で本舞台使えるんですからね。
練習前にまずステージ上に舞台イメージを作る。まだ2回目なんですが、1回目を手伝った関係で僕の仕事になりつつあります。舞台図面も頂いちゃってる。ロープ張ったり、椅子並べたり。最低でもこれくらいは作らないと、動く場合の距離感、時間感覚がつかめないから絶対必要です。
ソリストさんが全員来てないから音大生の助っ人さんが代役で歌ってくれる。昨日は一幕のフィナーレ部分(先生曰く 動き表現が一番難しい場面)と女性人だけでの「ヒソヒソ話」場面を初稽古。微調整しながら、徐々に先へ先へと何回も繰り返しやってみる。こうやって村人一同も自分の動きを覚えていく。3,4回やれば一通りは流せるようになる。でもこの段階では歌も動きも当然バラバラなはず。やってる自分が動けば迷うし、歌えば詞を飛ばすありさま。当然です、1つだってまともにできないのに、2つ同時にやれだからね。ここから先は「復習、自習、研究、反復練習」しかない世界です。どういう場面かを理解したうえで、それに相応しい動きはと考えるんです。だれとどんな風にからむと面白いかなんかもね。「立ち止まった時のポーズが皆悪い。イタリア人らしいかっこいいポーズを各自探して来なさい」の宿題がでた。これなんかは研究ですよね。舞台作りのほんとに難しい局面にさしかかったなの感じです。
女性だけの場面では男性陣は客席で見て、研究しろの命。研究以前なんですが、うちの女性陣はオペラレベル高いです。いっしょにやってる仲なんですが、飲み込みが早いし、しかも上手い。上手いから楽しく見れる。たいしたものだなと感心しちゃいます。普段からああいう姿勢で生きてる、つまり彼女の実像じゃないかと思うほど。研究じゃなく、「男、あんたたちもこれくらいやったら」と刺激されてる感じ。でもだから舞台でからみだすと圧倒される感じなんですよ 女性の皆さん!
今度の練習は事前にレクチャーコンサートがあって、一般の人といっしょに先生の講義を聞く。それから各自が考えてる衣装を来て、通常の練習に臨む。衣装の確認を受け、衣装が決まる。コツコツと前進していきますね。あと1.5か月、なんとなくみんながあせってきたかなの感じではあるけど、日々中味濃く創作意欲をfullにして前進しよう。
コメント (4)
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