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歌い終わった

2016年03月06日 19時03分36秒 | オペラに挑戦
昨年の9月から始めた今回のワークショップも今日の公演で歌い終わった。
自分的には練習の成果、200%の練習をやったから、全く不安無しの満点公演だった。大満足。
振り返れば懐かしい。「アイーダ」の初回講習会、「こんなの歌えるか?」だった。先生が歌ってくれた10小節くらいのメロディーが全く歌えなかった。その日は「今日覚える」ことはあきらめた。つまり1日の練習が収穫無しで終ったのだった。先生が録音してくれた練習用CDを聞きまくって覚えるしかないのは経験で知ってる。それからの3ヶ月くらいはたいへんだったな。それでも昨年中にはほぼ覚えられたんだった。今年に入ってからは「より高みに」の努力を続けた。
仲間がなかなか覚えない。(楽譜持ち込み可の公演だから読みながら歌える人はそれでもいいが・・・)「覚えるべきじゃないか」といつも(いまでも)思ってた。その点ではあるレベル以上の合唱にはならんだろうと思ってたが、マエストラの指導が入るようになって高質になっていったようだった。
そして今日の公演。素人がここまで歌えたら十分だと思える合唱だったと思う。すばらしかった。さすが老獪な男女の集まり。本番に強い、人生経験多いから歌の感じをつかむのは上手い。そんなことを思ったね。
公演後の解団式でも肯定的な話が多かった。一番解った話は伊語の先生をしてくれたマルコさんが「ヴァーペンシエーロ」(ヴェルディーのナブッコ)を聞いた時、「イタリアに帰りたいなと思った」という話。そこまで響いてくれたのならほぼ完璧だったのでしょう。
1週前の練習の時、「突っ立って歌うはよくないよ。雰囲気出すには体動かしたい。」と希望をだした。今日の公演前最後の練習で先生から「椿姫ではオペラ風に演技しよう」と指導があった。あの演技は全くのぶっつけ本番。やはりオペラ、演技して歌うものだと感じた。僕はその方が歌い易い。
上に書いたマルコさんの奥さまは日本人の伊達みずきさん。今日の公演でソプラノのソリストを歌ってくれた。今まで歌を聞いたことがなかった。驚いた。声がいい、上手い、なによりもイタリア語の発音が最高に滑らか。さすが本場生活が長い。ほんとに期待以上のソプラノで、いいものを聞かせていただいた。

さて、これから何をやるかな。とりあえず、座間での次回のワークショップには参加しない予定なのだが。歌に関する新しい刺激は欲しい。
最後になりますが、聞きに来ていただいた友人、近所の方達 ありがとうございました。どうかオペラファンになってください。いいでしょう!
コメント (10)
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