オペラの師が「MET鑑賞の裏話も書いてよ」という希望なので自分の備忘録にもなるしで書いておく。
・予約しておいてよかった。
オペラ評論家の特別解説もあるとのことで満席が考えられた。実際予約で完売してたようで、知らずに窓口まで来た人がやむなく帰っていくのを何人か見た。マイナーな娯楽には違いないが、ファンはちゃんといるものなんだ。
僕は3,4日前に「映画チケット前売りサイト」の会員にわざわざ新期登録までして予約しておいた。その時点でも空いてる席が10席ほどだったので、満席は解ってた。映画館入口の端末で予約番号と暗証番号で発券する機能は初めて使ったわけだ。できれば便利だけど、高齢のおばちゃん達には難しい操作かもな。逆か? 頻繁に使っててぼくなんか以上に駆使して楽しんでいるのかもな。
・昼食
今回は特別解説も入れると4時間近い上映。11時開始だから昼食は当然休憩時間にそれぞれがとることになる。家からおにぎり、サンドウィッチを持参される方、入館前に買ってくる人 それぞれだ。
僕は桜木町駅北口を出た所にあるフードセンターみたいな所でカツサンドとお茶を買って入館した。ここで調達するのがいいとは師の教え。基本テイクアウトが目的で売ってるから目的にはあってる。ワインを持ち込んでなんてキザなことも考えたけど、結局手ごろで無難なところに落ち着いた。
1回目の休憩がもう1時近かったんじゃないかな。周りのお客さんが座席で食べ始めてる。ちょっと一口だけで始めたら、そこで全部食べちゃった。
会場の外に簡単なソファもあるのでそこで初期時されてる人もいたな。
・横浜の会場ファンになったか
MET映画の上映はどこでもやってるわけじゃない。東京近郊でも10会場は無いと思う。そんな中で今までは新宿を利用してた。今回は師の薦めと開始時間が遅いという理由で横浜を利用した。JR桜木町駅のすぐ横。
こんなとこにシネコンが有ったの?というビルの中なんだが、新宿に比べていろいろ便利ということがわかった。
座席が大きい。これは大いに買い。ゆったりできるのがいい。自分の前を他人様が「失礼」と動いても、まっ余裕な感じでやり過ごせる。周りに飲食系のお店が多い。駅に近い。会場のフロアーが孤立してる感じで静か。横浜でいいんじゃないですかね。しいて欠点を書けば、内からの電車賃がちょっと高いことかな。
・チケットは保存されてるか
これも師からの教え。今回のチケットを次回提出すると割引になるシステムが有るらしい。どういう使い方ができるのかはさだかじゃないが、事前に師から「終了後もチケット捨てないように」と注意がきてた。
僕はA型(捨て上手)で物忘れが得意というタイプ。すっかりわすれてました。今朝師が「捨てて無いでしょうね」と確認がきて、あわてて探した。ほっ ありました。はいて行ったGパンのポケットにくちゃくちゃになって生き残ってましたよ。
こうなったら何とか有効につかわなくっちゃ。 ということは次も観ろとの暗示か?
・タイトルロールのトゥーランドット姫はおばちゃんの役
若者が一目ぼれし、自分の命をかけてでも自分のものにしたいと思うほどの若い美女だったはず。それがきつい顔のおばちゃんだったことにちいさな不満を書いたら、師から「この役は難しいとされてる。経験豊富なソプラノさんに回るケースがほとんど。よってお歳めされた方が演じることが多い」とのお教え。
「そうなんですか」じゃしょうがないですね。ソリストさんの世界にはそういう「しきたり」があるんでしょうね。若いのがちょこっと、かってにそんな役やったりすると、業界内で村八にされかねないみたいな。「トゥー姫」の役なんかはそういう大先輩から「うん、彼女ね。いいんじゃないの、そろそろ歌っても」なんて「嬉しくない」推薦がないと歌ってはいけないんですよ、きっと。
・プッチーニの絶筆
特別解説で勉強したのですが、「トゥーランドット」はプッチーニの絶筆作だったんだそうです。3幕でリュウが死ぬところまで書いて亡くなったとか。そこから後ろはプッチーニを慕ってた後輩が残ってた概要だけの譜面を元に「プッチーニはこう終らせたかったはず」と言いながら書きあげたのだそうです。
最後の最後 「誰も寝てはならぬ」のメロディー「Nessun dorma!」を壮大に響かせて終るところを聞くと、このメロディーを聴かせるために1幕2幕があり、温存して、温存して、温存し続けて、もう待てないとこまで行って聞かせる、にくい演出、プッチーニもやるな です。
・「マノンレスコー」
4月の最初のMET公演は「マノンレスコー」だ。これはプッチーニのデビュー作だそうです。今回絶筆作を観、好きな作品にしたのだから、デビュー作も理解だけはしておかないとオペラ愛好家としてはまずいでしょうね。まずストーリーを勉強してから観よう。
・予約しておいてよかった。
オペラ評論家の特別解説もあるとのことで満席が考えられた。実際予約で完売してたようで、知らずに窓口まで来た人がやむなく帰っていくのを何人か見た。マイナーな娯楽には違いないが、ファンはちゃんといるものなんだ。
僕は3,4日前に「映画チケット前売りサイト」の会員にわざわざ新期登録までして予約しておいた。その時点でも空いてる席が10席ほどだったので、満席は解ってた。映画館入口の端末で予約番号と暗証番号で発券する機能は初めて使ったわけだ。できれば便利だけど、高齢のおばちゃん達には難しい操作かもな。逆か? 頻繁に使っててぼくなんか以上に駆使して楽しんでいるのかもな。
・昼食
今回は特別解説も入れると4時間近い上映。11時開始だから昼食は当然休憩時間にそれぞれがとることになる。家からおにぎり、サンドウィッチを持参される方、入館前に買ってくる人 それぞれだ。
僕は桜木町駅北口を出た所にあるフードセンターみたいな所でカツサンドとお茶を買って入館した。ここで調達するのがいいとは師の教え。基本テイクアウトが目的で売ってるから目的にはあってる。ワインを持ち込んでなんてキザなことも考えたけど、結局手ごろで無難なところに落ち着いた。
1回目の休憩がもう1時近かったんじゃないかな。周りのお客さんが座席で食べ始めてる。ちょっと一口だけで始めたら、そこで全部食べちゃった。
会場の外に簡単なソファもあるのでそこで初期時されてる人もいたな。
・横浜の会場ファンになったか
MET映画の上映はどこでもやってるわけじゃない。東京近郊でも10会場は無いと思う。そんな中で今までは新宿を利用してた。今回は師の薦めと開始時間が遅いという理由で横浜を利用した。JR桜木町駅のすぐ横。
こんなとこにシネコンが有ったの?というビルの中なんだが、新宿に比べていろいろ便利ということがわかった。
座席が大きい。これは大いに買い。ゆったりできるのがいい。自分の前を他人様が「失礼」と動いても、まっ余裕な感じでやり過ごせる。周りに飲食系のお店が多い。駅に近い。会場のフロアーが孤立してる感じで静か。横浜でいいんじゃないですかね。しいて欠点を書けば、内からの電車賃がちょっと高いことかな。
・チケットは保存されてるか
これも師からの教え。今回のチケットを次回提出すると割引になるシステムが有るらしい。どういう使い方ができるのかはさだかじゃないが、事前に師から「終了後もチケット捨てないように」と注意がきてた。
僕はA型(捨て上手)で物忘れが得意というタイプ。すっかりわすれてました。今朝師が「捨てて無いでしょうね」と確認がきて、あわてて探した。ほっ ありました。はいて行ったGパンのポケットにくちゃくちゃになって生き残ってましたよ。
こうなったら何とか有効につかわなくっちゃ。 ということは次も観ろとの暗示か?
・タイトルロールのトゥーランドット姫はおばちゃんの役
若者が一目ぼれし、自分の命をかけてでも自分のものにしたいと思うほどの若い美女だったはず。それがきつい顔のおばちゃんだったことにちいさな不満を書いたら、師から「この役は難しいとされてる。経験豊富なソプラノさんに回るケースがほとんど。よってお歳めされた方が演じることが多い」とのお教え。
「そうなんですか」じゃしょうがないですね。ソリストさんの世界にはそういう「しきたり」があるんでしょうね。若いのがちょこっと、かってにそんな役やったりすると、業界内で村八にされかねないみたいな。「トゥー姫」の役なんかはそういう大先輩から「うん、彼女ね。いいんじゃないの、そろそろ歌っても」なんて「嬉しくない」推薦がないと歌ってはいけないんですよ、きっと。
・プッチーニの絶筆
特別解説で勉強したのですが、「トゥーランドット」はプッチーニの絶筆作だったんだそうです。3幕でリュウが死ぬところまで書いて亡くなったとか。そこから後ろはプッチーニを慕ってた後輩が残ってた概要だけの譜面を元に「プッチーニはこう終らせたかったはず」と言いながら書きあげたのだそうです。
最後の最後 「誰も寝てはならぬ」のメロディー「Nessun dorma!」を壮大に響かせて終るところを聞くと、このメロディーを聴かせるために1幕2幕があり、温存して、温存して、温存し続けて、もう待てないとこまで行って聞かせる、にくい演出、プッチーニもやるな です。
・「マノンレスコー」
4月の最初のMET公演は「マノンレスコー」だ。これはプッチーニのデビュー作だそうです。今回絶筆作を観、好きな作品にしたのだから、デビュー作も理解だけはしておかないとオペラ愛好家としてはまずいでしょうね。まずストーリーを勉強してから観よう。