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シンガポールで遊ぶ

2018年10月13日 23時08分09秒 | 旅紀行
長女が時季外れの「夏休み」だそうで、かみさんと僕をシンガポールに誘ってくれた。

10/08(月) 朝7時羽田集合、9時過ぎ発のシンガポール航空で出国。
       現地(時差1時間)15時過ぎに到着。(ホテル 'パンパシフィック' チェックイン)
        夕食も兼ねて、マリーナ7地区を歩く。ホーカーズ(屋台)で現地料理。
        ベイを右回り。 マーライオン、ベイサンズ、植物園のナイトショー、スペクトラを見る。
       徒歩でホテルへ  11時寝る。
10/09(火) 郊外系の散策。MRT(地下鉄)の1日券を購入。
       カトゥン街散策 アラブストリート、リトルインディア。
       MRT 南北線+東西線 で国の真ん中を1時間ちょっとで1周。
       クラークキーでリバーツアー  夕食に「チリクラブ」を食す。
10/10(水) ベイサンズの屋上と郊外にある動物系園が狙い。
       ベイサンズの屋上はスコールで中止。隣の植物園(クラウド・フォレスト&フラワードーム)散策。
       タクシーで郊外へ。  リバーサファリ & ナイトサファリ。
       JTBの御迎え車(22時ピックアップ)でホテルへ。
10/11(木) 晴天 昨日辞めたサンズの屋上と買い物と'アフタヌーンティー'の日
       ベイサンズの屋上(200m以上)、植物園散策、タクシーでオーチャートへ。昼食&買い物。
       フルトンホテルの1階で'アフタヌーンティー'。
       早々にホテルへ。酒、晩飯を買って戻る。 追加のワインを買いに出る、が迷う。
10/12(金) 10時15分にJTBが迎えに来る。そのまま空港に。
       2時発の飛行機、羽田に21時半に付く。22時半のバスで南町田で。家に24時前に入る。

〇「観光立国」
 マレー半島の先端にあって、淡路島とほぼ同じ広さの島国。資源なんてある訳がない。昔からその地理環境から交易を生業にしてきた国だろう。中国人、インド人、アラブ人等の昔の居住地がそのまま街として残ってる。(それが観光名所でもある) 現在は交易が情報をベースにした金融、投資に様変わりはしてる。でもそれだけでは成り立たないとの判断があったのだろう、「観光立国」を相当前に目指したものと思う。
 だれに見られても恥ずかしくない、だれでも楽しめる国造りを進めてきたようだ。それは中心地「マリーナ・ベイ」に立てばすぐわかる。圧巻の「マリーナ・ベイ・サンズ」まさにランドスケープ。毎夜ここで光のショーが行われ、大勢の観光客が繰り出す。街全体でこういうショーをやって、圧巻の空間を作ろうと企画した人がいた。面白い「夢仕事」だったろうと推測。隣の区画には3,40階建ての高層ビルが林立。光るネオンはどれも世界的な銀行名。「金融と観光の国」が見てとれる。
 ガムを噛みながら歩く、ポイ捨て、つばを吐く どれも多額の罰金ときいてたが、そんなに厳しくはない。警察がウロウロしてるわけでもない。そのへんはちょっと柔らかくなってるのだろう。それも観光客に不快感を持たせないための妥協と見る。でも街は綺麗ですよ。清掃してる人を多く見かけた。ほとんどがインド系の人だったようだ。人種によって持ち分があるように見えた。
 電柱は一切ない。これは景観的に美しいものですね。あれっ地下鉄の電気はどうやって取ってたかな?
 中心部から車で3,40分のところに形式の違う動物園が3つ並んでる。これも観光目的の作りだな。一つは動物の夜の生態を見せてくれる「ナイトサファリ」。夕方5時の開園、23時までかな。この終園に合わせて、中心部に向かうバス、タクシーがどんどん動く。深夜でも移動は全く心配ない。観光客第一主義を感じる。
 だからか、移動手段が安いと思った。国の主要部(僻地を除いた2/3程度をさしてるが)は無料の高速道路が走ってる。地下鉄(MRT)も縦横無尽に走ってる。観光客の便利さを考え、その便利さを買ってもらって、低層の人達にもお金が回るように仕組んできたんだろうな。
 治安もいいと思ったがな。一応盗難には注意してましたが、危険は全く感じなかった。
 そうだった、僕ここの動物園で初めて「生パンダ」を見ました。上野に見に行ったことないんです。こんな日本人もめずらしいかな。

〇「マンション群」
 なんせ驚くのは高層マンションだらけということ。見てきた範囲では戸建て住宅を見なかった。(上に書いた昔からの人種別居住地区は別ですが。) 中心部から地下鉄で行ける最も遠い所が所要30分くらい、その沿線が高くて30階ほどかな、平均して15階ほどのマンションばかり。それが前の自然を残しながら、緑の中にどんどん建てられてる。見た感じは日本のような「いい材料使ってる」感はなく、どことなく安普請な材料とデザイン。それはそれで統一感があるんだが。
 えっシンガポールってこんなに人いるの? これみんな埋まってるの? はだれでも思うんじゃないかな。僕の推測だけど、「国が格差感が生まれないような住環境整備を進めてる」「海外からの移住者受け入れも考えてる」じゃないだろうか。聞いたところではマンションにも安価なものから高級なものまであるとのこと。そして上流社会の人達はプール付きの戸建住まいというのもあるんだそうです。
 
〇「食事」
 シンガポール料理というのはないんじゃないかな。長年いろんな国の文化がゴチャゴチャに混ざり合ってきた土地だから。英国式からアラブ式までといえばいいのかな。
 僕には米とアラブ系なのかなあの独特の香辛料? 臭いと味付けはちょっと合わないな。もう一度行って食べたいというものでは「なかったな。

〇「英語力」
 それで思ったのは「もっと会話ができたらな」でした。町中にいると現地人でもいろんな言語でそれぞれが会話してる。でもいざ他人と会話となると、いい歳のおじさんおばさんでも英語で会話しちゃう。顔は東洋人なのに英語ペラペラやられると、なんか「負けた」感があります。もうちょっと会話ができてもいいよな。上に書いたマンションのこと、気になるんだけど聞けないのはもどかしい。聞けても、説明を理解できないのは解ってる。それはかえって相手に失礼だろう そう思ったらもう聞けない。 だめだね、こんな調子じゃ。昔はもうちょっとはなせたように思うんだが、単語も出てこなくなったよう。 
 それでいて「海外で異文化に触れたい」欲求が膨らんだ以上勉強し直さないといかんかもね。どうしまひょ!

     マリーナベイサンズ と 横の植物園のオブジェ

            ナイトショー「スペクトラ」     

     サンズ屋上から ビジネス街とホテル街

 アフタヌーンティーのケーキセットとカフェオレ   

                初めて見たパンダ   
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静岡オペラの小旅行編

2017年09月03日 10時54分11秒 | 旅紀行
当然オペラ鑑賞が主目的なんだが、わざわざ運賃出して行くんだから許される範囲で楽しむところは楽しみたい。今回は午後の公演を鑑賞して日帰り予定だから、昼食と夕食を楽しむだけだろう。そうなれば現地で悩みたくないので行く前から決めて行った。
昼は駅近くの「のっけ屋」さんで鮪の丼ぶりです。ご飯の上に鮪をのっけて食わせるから「のっけ屋」という店名だとか。こういう食べさせ方のお店は多くあって、一つのスタイルらしいです。もっとも有名なのは「清水港 みなみ」という店のようですが、行列ができて、30分待ちというから敬遠。

       

特製マグロ丼 1,500円です。いや~、美味しいマグロでした。油が乗ってて、「これぞマグロ」って感じ。トロッとしてました。ごはんは酢飯なんですが、その酢が甘いなと思いました。何でこんなことを書くかというと、夕食でもそう感じたのですが、静岡の味はどれもこれも甘い感じなんですよ。

公演を観終わって、ぶらぶら駅に戻り、2つ3つお土産(桜えび、黒はんぺん、畳いわし)を買ってから、駅構内のレストラン街「三久」で1時間半ゆっくり。居酒屋です。目的は「静岡おでん」「桜えび料理」「黒はんぺん」その他静岡の食べもの。

          

静岡おでん 全てが黒い感じ。なのに出汁は甘め。さらに地元では煮干し、鰹節等をふりかけ状の粉にしたものを描けて食べるのがスタイルとか。やってみたけど、これはいらない。味がなんとも不明。
黒はんぺんは単純に焼いたのが美味いですよ。おでん、揚げる等いろんな食し方があるらしいが。
生の桜エビ そのまま刺身風にいただいたがいまいち。から揚げにしてもらうと美味でしたね。
右の写真はかみさんが最後に食べた「特製おろし茶蕎麦」 蕎麦は美味かったが、出汁は甘めでおろしとミスマッチじゃない?
ビール、静割り、日本酒を頂いた。静割りとは「静岡割り」で焼酎をお茶(抹茶を水にといたもの)で割って頂くアルコール。見た目はとっても美しい。周りの席がみなこの緑のグラスを頂いてるので、お姉さんに解説いただいてから注文。焼酎が薄いせいかもしれんが、別に抹茶で割らなくてもと思うが。それから日本酒は純米酒「栗駒山」。こんなの当然しらないし、宮城県の酒。居酒屋風に「これ呑みね~」と言わんばかりの墨書き。まずくはなかった。
オペラの感想やらなんやらかみさんと話してるうちにあっという間の1時間半。適当に酔っぱらってホームへ。

      酔った勢いで撮った1枚。夜7時半の静岡駅です。
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草津温泉一泊

2017年05月30日 20時54分40秒 | 旅紀行
    5/28,29 長女、かみさんと私の3人で一泊二日 草津温泉に行ってきた。
長女が月火の連休が取れたこと、3月にやった骨折、手術がどうにか快気した(患部にはまだ金属板が入ったままで、年末頃には再手術のはずだが)ことで「お世話になりました」のお礼旅行でもあった。昨年は伊香保温泉に行ってる。あの時と同じ、新宿から高速バスで往復の旅行だった。高速バスでの移動はいいですね。乗り換えの手間は無いし真っすぐ目的地に行ってくれるのはいい。

10時に新宿のバスタを出て、1時半過ぎに草津に着いた。チェックインしてから街の散策に。片岡鶴太郎さんの美術館があるんですね。まずそこを見学。彼があえて左手で書く金魚、魚の絵は知ってるが、生で観たことはない。それほど興味はないのだが、これもチャンス。「多才な人だ」と感心。絵だけじゃないんですね。書もあれば、陶器もやってる人なんですは。それとあれだけの色を使って魚を描いてる、あんな風に見えてるのかな? 僕なんかあれだけ大胆に色使って描いたら魚にならんと思うがな。その点では現代美術に通じるものがあるかもしれない。

    次に見物したのは草津名物「湯もみ」。
おばさん達がやる湯もみは映像で見てる。まっ「名物だし、見ておかないものでもないだろう」位で観に行った。ところが新しい企画があって、たまたま行ったショータイムがその企画にあたった。Jリーグの「ザスパッコ草津」の二軍選手がアルバイトなんでしょうね、草津音頭歌って、湯もみをやるんですよ。このショーがリピータを呼ぶほどに人気だと評判らしい。おばさまが静々とやるより迫力はあるね。「お湯しぶき」を力強く飛ばすのは圧巻。これもショーなんだろうが、プロの卵のスポーツマンがどこかナヨナヨしてて「おねぇー」みたい。たぶんこのミスマッチが面白いんだと思うが。2軍とはいえ、御ひいきもいるんじゃないですかね。すてきな肉体見れるし、いっしょにツーショットなんていうのも売れてる元かも。まっ予想以上に面白かったね。

これで宿に帰り、お風呂と晩飯。さすがに「草津の湯」いいお湯ですね。満足。(白州のお湯も負けてないけど)

    食事後ライトアップされてる湯畑へ。
浴衣に丹前という温泉姿で街に出ましたが、まだまだ寒かったですよ。すぐ戻ってまたお風呂。風邪はひきませんでした。

そして翌日 スキーゲレンデを下ってくるハイキングをやってきました。

     
実は大学時代毎年スキーに通ったのが草津なんですよ。といっても40年前になるけどね。だからどこの宿に泊まったのかももう全くわからない。草津の温泉街もスキー場も綺麗になってました。当たり前ですが。
街のバスターミナルから本白根山の中腹にある「殺生河原」まで行き、そこからブラブラ温泉まで下ってくるコース。標高は1500弱なんでしょうかね。春真っ盛りで最高の時季だったようです。ムラサキヤシオ、アズマシャクナゲ、ヤマツツジが咲き誇ってて、樺の新葉も美しかった。歩いても汗することなく、快適快適。右の写真は街はずれにある「西の河原」。足湯があって、ハイキング疲れをしばし癒しました。

それから昼食をとり、1時発のバスで新宿には5時過ぎに着いた。草津からの帰りのバスは伊香保温泉経由なんですよ。当然昨年の温泉旅行を思い出した。またこの3人でここに来るとは。

行きのバスで隣あったおばさん。 70歳をちょっと超えたくらいかな。旦那さんは他界されてるとのこと。生前旦那が草津にリゾートマンションを買い、それが遺産で残った。そこで毎月高速バスを使って往復してるらしい。草津の坂を1週間歩いて、マンションの温泉風呂につかり、リフレッシュする人生を送ってるとか。楽しい生き方じゃないですか。だれかと似てるなと思わずにはいられん。
もう一人。帰りのバス、伊香保から乗ってきたおじさん。「予約してないんですが、練馬まで1人乗れます?」と聞いてきた。もってるのはオレンジのタオル1本。手にはバス代金2700円を用意してた。空席があって乗れたのですが、この人僕が想像するに、練馬のバス停近くに住んでて、気が向くと朝タオル1本をもって伊香保に向かうんですよ。温泉につかって、お昼食べて、また高速バスにふらっと乗って練馬に帰る。どう考えてもそんなおじさんにしか見えない。優雅じゃないですか。バス代が5400円、風呂はたぶん行きつけの無料公衆浴場じゃないかな。お昼を安く済ませれば6000円ほどで1日遊べる。いいですね。こういう人は長生きするだろうな。
とかく「人」とは面白い。
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御殿場で桜

2017年04月17日 20時47分28秒 | 旅紀行
予定通り御殿場「秩父宮記念公園」にしだれ桜を愛でに行ってきた。
かみさんの妹夫婦も一緒に行くとなって、彼らは(旦那さんは僕より歳上という複雑関係)前日から泊をいれてうちに集合。前夜は持参してくれた焼酎をしこたま呑んで、12時近くまで楽しい雑談。
そして今朝。天気は下降気味。午後から雨が降り出すというから出発を早くした。7:20に家を出て、小田急、JRと乗り継いで御殿場に。御殿場に近づくにつれ「あの富士山」がどんどん大きく見えてくる。おばさん2人は大感激。日本人ですな。
御殿場からはタクシーで。1000円で行ったからバス代と変わらんでしょう。

     入り口、紅の強い桜が今にも咲かんと迎えてくれた。

     広い庭園です。いろんな桜があって、終わってるのもあれば、まだまだこれからというものがある。勉強になるね。
「リョクガクザクラ」「シナミザクラ」「ミドリザクラ」と呼ばれる品種があることも知った。こんなにいろいろあるんですね。

     まさに日本の風景。奥で霞んだみえるのは富士山。 曇っていて陽射しが少ないのがマイナス。

この公園桜だけじゃないです。いろんな木、山野草がしっかり管理されて、四季を通して花が楽しめる園ですよ。チューリップがきれいでしたね。知らない山野草の名前も興味をそそりました。

  これは散策の最後に撮ったのですが、園前の桜トンネル道路です。きれいでした。

秩父宮公園を2時間ほど散策してから1kmほど離れた「東山旧岸邸」の見学に。あの岸信介首相の私邸です。首相を辞めた後、1970年からこの地で17年間の晩年を過ごした私邸なんですが、今は御殿場市に寄贈され、記念館として一般に公開されてます。
あたりまえでしょうが、「贅を凝らした」邸宅でした。50年前にこんな家を作った、設計施工の技術にも驚嘆でした。

     「ひっそり」感漂う入り口。でもこれは裏口でした。当然でしょう、車が玄関前まで入るのが首相邸でしょう。

     庭側から観た全景。伊藤博文が贈った、吉田茂が贈った という灯篭などが点在してます。

     居間から庭を愛でてる図。 よ~く見てください。居間の一つの角は柱が無く、サッシどうしで閉じる仕掛けです。広々と庭が見られる。ここだけでも「アゼン」。

心配してた雨は予報より遅く、帰りのバスにのる頃から降り出しました。結局持ってた傘を開くことなく家まで帰り着いた。
今日は何から何まで上手く行った。こんなに全てが上手くいくなんて気持ちが悪いくらいだ。妹さん夫婦は御殿場インター前で新宿行の高速特急バスにスッと乗れて、僕達がまだ小田急に乗ってるうちに新宿に着いたと連絡があった。ただただ驚いた。僕達がインターから御殿場駅に移動するのにちょっとしたトラブルがあって、時間がかかったんだけど。
昨日今日 老人の「楽しい1日の作り方」を経験したような感じ。
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伊香保温泉

2016年10月28日 18時06分40秒 | 旅紀行
26,27日の1泊2日で上州伊香保温泉に秋を愛でに行ってきた。
毎年長女が「行こう」と誘ってくるので、日帰りか1泊で出かけてる。今年は1泊の温泉というから、僕の方から「伊香保はどうか」で決まった。近いのと割と有名なのと行ったことがないが推薦理由。
移動は往復高速バス。初めて高速バスを使った。こういう辺鄙な温泉場にいくには直通のバスは楽でいい。鉄道だと家から何回乗り換えることになるのか。しかも最後は渋川駅からバス移動。それに比較したら「圧倒的」に便利。しかも安いんじゃないか。片道2200円ほど。(最大の割引あり)1泊2日で行ける範囲の温泉場に行くのならバスですね。

娘とは「バスタ新宿」で待ち合わせ。ところが26日朝早速トラブル。小田急線が人身事故で止まったらしい。東急線で渋谷経由に変更。代替案があるからいい。でも振替輸送でとんでもない混雑。15年ぶりで超ラッシュを経験。「サラリーマンの皆さんご苦労様です」。
新宿まで行けばあとは快調。2.5時間で紅葉が始まってる温泉街へ。天気は快晴。風邪気味の体にはつらい乾燥風。

     伊香保温泉は山の北斜面にある石段街の温泉、山の上に源泉があって、石段の横をお湯が流れ落ちてる。各旅館はそこから引き込んでるようだ。
石段の両サイドは旅館、みやげ物屋、食べ物や、昔ながらの遊技場があったりして、「昔の旅館街」を思わせる。

     石段の一番奥、源泉近くにある「河鹿橋」。数日前からライトアップが始まった。
周りは「イロハモミジ」の大木だからもう少し秋が進めば綺麗かもしれない。

    宿の7階、エレベータ前からの展望。右下の遠くが渋川の町かな。

      27日も快晴。 榛名湖、榛名山に行ってみた。旅館街から路線バスで20分ほど。
左は榛名湖越しの榛名山。 右は榛名山頂上のドウダンツツジとニシキギの紅葉。

伊香保温泉は近くに行ってみたい場所とてなく、時間を潰すのにちょっと苦労。榛名湖だって長々といてもなにかあるわけじゃなし。昼を食べて、2時のバスでまた温泉街へ。3時半発の新宿行まで喫茶店でのんびり。車中は爆睡で6時過ぎに新宿に戻ってきた。

毎日忙しそうな娘もリラックスできたかな。ぼくとかみさんは大変満足な温泉旅でした。伊香保のお湯質はいいですよ。あったまりますね。
「高速バスで行く温泉」これを覚えたのが一番の収穫。今後はこの手だな。
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奈良旅行(散策編)

2016年09月23日 20時55分44秒 | 旅紀行
オペラ公演を観るのが目的の奈良旅行だが、「どうせ行くんなら散策し、地元の美味いものを食べる」がうちの旅行スタイル。振り返れば奈良に行くのは中学の修学旅行依頼の50年ぶりだ。京都は何度も行ってるのにだ。
オペラ公演は平城宮跡の大極殿前で開催されるので宿はその地に最も近い大和西大寺に取った。会場まで歩いて10分だから、おそらくオペラを観に行った観客の中で寝床がもっとも近い客じゃなかったろうか。雨で公演が中止になり、逃げ帰ることになったのだが、あの時ばかりは「ここに宿を取ってよかった」と思ったね。

奈良を散策するにあたり、宿を中心にどこにどのお寺、文化財があるかを調べた。知っているようで全く土地勘のない「有名な古都」だということに気づいて、驚いた。
調べてみると宿はなかなかいい位置にある。東は平城宮に面してる。さらに東に電車で2駅行くと奈良の町で興福寺、東大寺がある。南に2駅行くと、薬師寺、唐招提寺がある。いいじゃないですか、これだけあれば今回は十分楽しめる。

21日 京都から奈良に近鉄で南下、西大寺で下りず、真っすぐ近鉄奈良駅まで。興福寺が目的。今ちょうど五重塔と三重塔が特別公開されてるのと国宝館が目的。
荷物をロッカーにいれて、ぶらぶら開始。猿沢池に出て、そのほとりにある「衣掛茶屋」で軽い昼食。

      

お寺の金堂、講堂に仏様が祀られてるのは当然のこととして理解してたが、五重塔にも仏像が安置されてて、拝む対象だったとは勉強した。国宝館ではやはり「阿修羅像」が圧巻かな。展示されてる仏像、奈良のお寺だから奈良時代作のものかというとそうでないことも勉強した。平安時代の作、鎌倉時代の作 その時代その時代に作った仏像を寺に寄進してきた、あるいは何かを願って奉納したということが代々行われてきたんだろう。ただ奈良、平安、鎌倉と進む中で間違いなく変化してるのは見て取れる。古いほど素直、素朴、時代が進むとはで、芸術的、人の欲が感じられるように見えた。僕は古い方が好きかな。建築物としてのお寺も奈良時代のものが素朴でバランスがよくて優しい形だと思えたが。

         

時間があったのでぶらぶら東大寺まで足をのばした。大仏も見たいとは思ってなかったが、「せっかくだから」で中まで入ってきた。でかくて、りっぱな建築物ですね。バランスもいい。世界に誇れる木造建築だとあらためて見直した。
あいにくの小雨、そんな中あの鹿の群れには閉口した。外人、特に中国系が多いのにも閉口、修学旅行でいっぱいにもうんざりした。静けさがない。

  夕方猿沢池まで戻って来て、「ならまち」の「平宗」で「柿の葉ずし」の夕食をいただく。なかなか美味。量も老人には優しい。

22日 雨は降ってないが、曇天。いつ降り出すかって空。ともかくきょう夕方からは降らんでもらいた。
朝食前に平城宮跡を散策。オペラ会場の仮設をした調べに行く。

         これを見て期待を膨らませた。

それにしても平城宮跡とはなんと広い野っぱらなのか。そこに大極殿と朱雀門が7,800m離れてポツーンと建ってる。そこらじゅうに「宮内庁管理」であることの掲示があったが、この広場をどうしようとしてるんだろう。昔の平城宮を再現しようとしてるのだろうか。今のペースじゃ作ったものが傷んでいくことへの対応で手いっぱいになり、次の建物の新築になどいけないんじゃないかと思う。「第二のもんじゅ」になりかねないのでは。

今日は3時頃旅館に帰って、オペラ鑑賞スタイルに着替えて出かければいい。それまでは薬師寺、唐招提寺、西大寺と散策してこよう。まず電車で2駅。「西の京」駅を下りればそこは薬師寺の入り口。50年前の修学旅行でのかすかな思い出にここの「東塔」は残ってる。「美しい」と思ったのかね? その東塔が今は修理中ですっぽりと覆いがかけられてた。ちょっとがっかり。そのかわり、50年前にはなかった西塔が再建されてた。でも薬師寺と言ったら「東塔」でしょうでテンションが上がらんのがおもしろい。金堂の薬師三尊像はさすがに圧巻。この前でちょうど赤ちゃんの100日法要をやってた。如来さんの横でお坊さんの美声をしばし堪能。いい声だね。オペラに通ずるね。
次に北隣の「玄奘三蔵院伽藍」を観に行った。なぜここに「玄奘三蔵」かのうさんくさい歴史を説明され、平山郁夫さんが描いた壁画を見せてもらった。

    そこからさらに北に歩き、唐招提寺へ。

理由は定かではないのだが、以前から1度ゆっくり訪ねたいと気になってたお寺。金堂の建物としての美しさが未了してるのかもしれない。ほんとに落ち着てるお寺ですね。鑑真和上のお墓もあるんですね。拝んできました。レプリカなのだが和上の座像も拝見。
そこから初めて見る前方後円墳 「垂仁天皇陵」を見て西大寺まで歩く。奈良時代を満喫できた散策になったかな。
とりあえずお店に入って軽い昼食とお茶。オペラ会場に落ち込むパンと飲み物を買って宿に3時に戻る。風呂で汗を流し、しばらくゆっくりした後、会場へ。ここから先は「オペラ編」にて。結局降雨で中止、宿に逃げ帰ってきた。

23日 昨夜の主目的のオペラがなんとも中途半端。でもこんなこともある。しょうがない。今日は今日で散策しよう。
西大寺駅から北西方向に「秋篠寺」がある。ここには有名な「芸の守護神」である伎芸天の立像がある。僕は知らなかった。かみさんは前から写真では見てたようで、見たいとの希望があったようだ。今日は歩きはやめた。疲れと昨夕のショックからか。

           いかにも奈良時代のを思わせるひっそりとたたずむお寺です。

素朴な仏像が10体ほどうす暗い中に安置されてました。さすがでした、そんな中でも伎芸天立像は光がありましたね。頭部が奈良時代の本来の物で首から下は鎌倉時代に作られたものらしいです。こういう仏像が多いこともしりました。

総じて、奈良は、奈良時代はいいです。好きです。素朴なのがいい。京都の(お公家さんの)きらびやかな、派手な、力を見せびらかすような美よりしっとりしてるな。また行ってもいいな。
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奈良旅行がほぼセットできた

2016年08月23日 14時37分58秒 | 旅紀行
9月22日に奈良平城宮跡の野外で公演されるオペラを見に行く計画をしてて、一つ一つ確保すべき物を確保してきてる。
宿を押さえ、チケットを押さえて、ここ数日はJRの指定券を確保するのに奔走してた。
行きに福井を回り、墓参りをして友人宅に泊めていただく予定も追加したので出発が9/20になった。
横浜から芦原温泉まで、芦原温泉から福井で1泊して京都まで、京都から横浜までと3日にわたる指定券を朝10時に近所のツーリストの1番客になって順次確保してきた。
こんなに几帳面にやらなくても十分確保できたのかもしれない。終わってみれば何のトラブルもなく、席がなくて別便に変更するなんてこともなく当初の予定通り確保。 合計6万円弱。
かみさんはJRの旅行会に入ってるのでいくらかの割引が効く。かみさんと僕の旅費の差は8000円ほど。大きいな。年会費が3000円らしいから、この1回の旅行で十分な+。 う~ン 残念。
京都からの帰りは初めて「のぞみ」に乗る。「ひかり」と別段差があるわけじゃないだろうけど、とりあえず「初物」だから。京都を出ると名古屋に止まって、次は新横浜だぜ。最近は多いんですね、新横に止まる「のぞみ」。それと「のぞみ」の料金はかみさんの会員割引が効かないんだそうです。JRの作戦だね。新横に止めて、より多くの客をちょっと高額で割引の効かない「のぞみ」に乗せようとしてるな。

ともかくこれで確保すべきものは全部確保した。昨年の秋にこの公演を知ってから延々と進めてきた計画。あとは好天を祈るだけだ。なんせ野外の仮設会場だからね。9月21,22.23の3日間、奈良地方は晴れますように。
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岡崎城

2016年08月11日 22時56分50秒 | 旅紀行
おじさん(父の弟 91歳)が亡くなり、本家の長男としての義務を果たしてきた。
場所は愛知県岡崎市。名鉄東岡崎近くのホテルをとって、1泊2日のお務めでした。

昨夜お通夜に参加、今早朝 街散歩も楽しんできました。
岡崎は当然「徳川家康」の町、詳しくはこれから勉強しなおしなんですが、岡崎城は家康さんが御幼少の頃住んでた城らしい。
その城があるんなら見学しないわけには行かないので、1km先なんですが一生懸命歩いて行ってきましたよ。

       

城としては「守り厳重」という感じではなく、上からの眺めは素晴らしいんじゃないかという城でした。
もうひと感想。町がこの城を大事にしてるって感じ。これで観光客を呼びたいと考えてますね。市民が総出で城をまもってるのがわかります。この城中心に町の美しさが構成されてるんです。
落ち着いてて、自然が多くて、いい街ですね。行き難い所の欠点もあるが。
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千葉 養老渓谷

2015年11月19日 22時31分01秒 | 旅紀行
長女がハイキングに行こうと誘ってくれた。数か月前から計画してて、千葉の養老渓谷に行くことにしてた。
房総半島の真中に「渓谷だ」、「そんなのまがい物じゃろう」と思いつつ、無視してきたところはある。この時季にハイキングというし、娘は葛飾区で生活してるからあっちの方、千葉でもいいか となって騙された気分を持ちつつ養老渓谷と決めたしだい。
朝6時半に田園都市線に乗って錦糸町まで。そこからは総武線快速で五井へ。さらに小湊鉄道で養老渓谷へ。そこからバスで粟又の滝(養老の滝)まで。乗り換え3回、所要時間3.5時間で滝まで行った。驚くね東京近郊の交通の便利さ。

滝からの渓谷道を1時間散策。さらに車道を小一時間歩いてバス路線の中間地点老川まで戻って、観光センターで昼食。1時半にそこからバスで駅方面へ。途中で下車して中瀬遊歩道を1.5時間散策して駅へというちょっとハードなハイキングだった。
紅葉にはまだちょっと早い。来週から「紅葉祭り」だそうだ。12月上旬が見ごろみたいです。
「なにが房総半島に渓谷や」は暴言でした。むしろ「なんでこんな所にこんなりっぱな渓谷が」に変わりました。まず房総半島は昔は海底、それが隆起した土地らしい。平な大地が雨水で侵食されて渓谷ができたといういきさつらしい。それを想わせる地層の重なりが露呈してる場所も何か所か渓谷沿いに見られた。
イロハモミジの大木も多く、紅葉が始まったら凄い色になるだろうは想像できた。いいところですよ。交通の便もいいし。これからです、見ごろは。行ってみては。
帰りは渓谷駅で足湯に20分。電車待ちでゆっくりと。初体験だったが疲れ取るのにいいみたいです。娘が言ってた、全身の血行が良くなって筋肉のダメージが減るのだそうです。そのせいか、家までハードハイキングの痛みを感じずに帰ってきました。「たかが足湯、されど足湯」ですね。
渓谷駅を4時に出て、五井、千葉、錦糸町で乗り換えて8時前に帰り着きました。往復400kmを超えてると思うけど、こんな日帰りもできちゃうんだ。

  錦糸町駅のホームから見えたスカイツリー。

  五井駅のJRから小湊鉄道への乗換口。小湊さんにはまだ自動改札がなく、乗り換え時はめんどう。

  小湊鉄道発車前。平日だというのに観光客はいる。

  養老渓谷駅で乗り継いだバスから撮った渓谷駅。小さくてかわいい。

  養老の滝、粟又の滝 どっちが本名? バスは「粟又の滝行き」となってたぞ。
今日は条件が良かった。前日が雨で水量が多い。この時季淋しいくらいに小さい滝になるらしい。この滝みただけでりっぱな渓谷を理解しました。

        渓谷沿いの紅葉。谷の深さも解るでしょう。

  水量が解ります。こういう橋(?)が何か所かあって、これを渡って対岸に渡って渓谷を歩きます。

        「弘文洞跡」景勝地です。蛇行して反乱の多い川を真っすぐにするべく人間が掘った流れだそうです。

         途中の道端で見つけたリンドウ。民家の周りにこんなのが咲くのは初めて見た。山野草じゃないの?
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福井・飛騨古川旅行-2

2012年08月22日 09時57分46秒 | 旅紀行
19日の朝福井を出、飛騨古川にむかった。昨年の7月は父の三回忌で福井に行ったあと白川郷を散策したが、こんな旅スタイルを2年続けたことになる。
飛騨にこんな町があるのを知ったのは2つある。ひとつは「鶴瓶の家族に乾杯」で森山直太郎が訪れたこと。もうひとつは新聞の特集記事で武満徹も認めた文化圏だと知ったこと。チャンスがあれば1度ゆっくりしてみたいと思ってた。

町はとっても小さいです。島根の津和野とそっくりとかみさんの評。木工文化、祭り、山車を見ると栃木の鹿沼とよく似てる。静かで綺麗な町です。

            

3枚目の写真 屋根の上で電気の引き込み線を2m程高くしてます。山車を通すために道路を横断する線は他の町よりはるかに高く設置されてます。

飛騨国際文化交流センター  文化的な町だなを思わせる空間。 

           

日根野美術館  町中にあるふつうの家の美術館。故人が集めた文化財(特に古伊万里、蒔絵)を見せてくれる。
           珈琲、チーズケーキがいただけます。古伊万里の茶器、これだけで大満足。

           

他に印象的だったのは「三寺まいり」の真宗寺、本光寺、円光寺 浄土真宗のお寺らしいのと大きくてりっぱな寺だった。
食べ物では「ヤナ」でいただいた鮎の刺身、塩焼き。美味でした。

     それとこのコロッケ。おいしいので19日のおやつ、20日は帰りの車のなかでのおやつにといただきました。15年前駅前でコンビニやってた夫婦が「何か食べ物でも」と商売替えを考えて始めたお店なんだそうです。飛騨牛とおいしいジャガイモに的をしぼった結果とのこと。たった2坪ほどのスペースを町から借りて、全国区の商売をやってるんです。御主人としばし歓談ができた。

20日の13時 古川を出、白州に戻った。一般道だけで帰ったが5時過ぎには帰り着いた。
というのも快適な道を発見。塩尻峠を越えて諏訪湖に出たあと、いつも諏訪湖東側の20号を真面目に走ってきた。諏訪の街中は信号が多く、快適に走るなんて期待できないのは知ってる。そこで今回は湖の西側を試してみた。これが快適なんですね。岡谷の街中も問題なく通過できる。信号も少なく快適。20号と合流するところの混雑はしょうがない。これからは諏訪の街中を走ることはないだろう。
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