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瀬戸内旅行②

2023年11月05日 08時34分23秒 | 旅紀行
直島 宮浦港から本村港にバス移動、豊島 家浦港へ連絡船移動 唐櫃(カラトウ)港へバス移動、小豆島 土庄港へフェリー移動、レンタカー借り出し、島内移動、ベイリゾートホテル小豆島泊。
朝5時半に散策に出た。まだ真っ暗。早朝散歩が日課だから、といってもこんな辺鄙な島、行く所は港しかない。草間さんの赤いカボチャを見にいく。まずコンビニに向かい、コーヒーを買おうと思ったが、店は準備中。えっコンビニって24時間営業じゃないの? 閉まってる入口ドアをたたいて、おじさんと話したら、6時半からだという。なんじゃいな、コンビニコーヒーを諦め、自販機コーヒーに。僕と同じ発想のおばさんが来店、西宮からの観光客とのこと。移動手段、旅行予定などを話す。このおばさんは6時半まで待つわと言ってた。まっ10分ほどかな。
カボチャのまわりは誰もいない。iPod聞きながら、海に向かって大声で歌練。気持ちいい。しっかり歌うと、思い出しもいいし、脳への染み込ませもいいみたい。6時半岡山県宇野からの一番フェリーが到着、車は少ないが、仕事人が50人ほどが降りて来る。こんな島でも仕事があって、通ってくるんだな。
宿に帰って、出発準備。朝飯はなくて、本村港のカフェに行こうとなってる。7時半発のバスに乗る。我々の他は仕事に向かうらしい人が2人だけ。途中の乗降なしで本村港へ。カフェは8時開店らしいのでまわりを散策。戦国時代秀吉から海上通行の監視をするよう命じられたなんとかいう武士の城跡拝見。いや、決して大きくない、50段ほどの石段を上がった、港が見下ろせる高台というだけ。
ブラブラ カフェへ。民家を改造して、趣味で開店した風情の店。辺鄙な場所でモーニングをいただける場所はほかになく、先客がいた。ここにも外人さんが。面白い作りの役場、文化ホールを観て、港へ。9時半発の小型船。運転手は若い女性だった。いや〜、ここでこんな仕事に夢もってる女性がいるんだ。途中すれ違った小さい運搬船の船長と手を振って挨拶してた。顔馴染みばっかりなんだろうな。25分ほどで豊島到着。
バスで豊島美術館に向かう。バス超満員。半分は外人。韓国語、中国語、英語、フランス語 ここは異国。
残念、この美術館も予約制だった。ガイドブックにはそう書いてなかったのに。仕方ない、そこから15分岡下り風に歩いて唐櫃港へ。港でレンタサイクルを借りて、移動と考えてたが、あいにく自転車は予約でいっぱい。でもおじさんが「あそこにい行くんだろう、歩いたって10分だよ。それに、あそこ以外に行くとこないし」だって。そこで「あそこ」なんですが、世界中でこんな活動があるらしいのです。心臓の鼓動音を録音して、集める。それを聞くこと、聞かせることで何か感じよう、考えようという活動。この地の会場は真っ暗な部屋でそれを聞くもの。鼓動音の大きさ(録音時のボリュームによると思うが)で小さい電球が点滅する。まっそれだけですがね。  結局豊島は歩いて、バス乗って、心臓音きいただけ。
12時半のフェリーで小豆島へ。 予約してあるレンタカーを借り出す。土庄港近辺には良さそうな食べ物屋が見つからない。ガイドブックにあるカレー屋さんに引かれるものがあって、そこに行くと決めた。車のナビでも場所が特定できない山の中らしい。迷って、お店に電話するも「目印もないんです」の返事。スマホのカーナビでどうにか特定でき、やっとたどり着いた。ここが「当たり」だったんですよ。細かい解説はNETにまかせる。

今はここまで。  後で追記します。
5日夕方姫路から乗った新幹線の中で続きを始めた。

注文したカレーが来るまで、そこにあった雑誌を読んでたんです。「自然生活」とかいう月刊誌か季刊誌だったと思う。そこにこのお店のオーナー夫婦が特集されてたんです。ご夫婦の紹介もしたいとこですが、長〜くなりそうなのでやめます。ともかく苦労して行った以上の価値ある、そして美味しいカレーでした。小豆島に行ったらここはおすすめ。ただし営業は土曜日だけといってたな。本職は野菜作りの農家さんなもので。
大きな満足感だけでいいでしょう となって、その後は食材、酒を買い込んでホテルに向かうことにした。僕らは地元産の食材を楽しむことにしてて、宿での食事はあまり摂らないのです。スーパーいいんですよ。地元料理が即食べられる形で売ってる。それに地場の日本酒もコース。チェックインしたらまず風呂。すっきりしたところで宴会開始。酔っても寝床は横にある いいね、最高。

    (写真はこちら
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瀬戸内旅行①

2023年11月03日 19時41分08秒 | 旅紀行
今朝(11/3)から二泊三日で瀬戸内旅行にきてます。長女が「しばらく旅行してないから行かない」と誘ってきたのを機に、7月頃に決まってました。かみさんが以前から香川県直島、豊島を巡って、美術館をまわりたいとの希望をもってたので、行き先は簡単に決まった。
羽田9時半発の高松行きで香川県に入り、高松港で讃岐うどんだけ食べて、乗船。真っ直ぐ「直島」に来ました。大失敗がありまして、最大の目的にしてた「地中美術館」が完全予約制とは知らず、朝羽田で調べてそれが分かり、今日明日は予約でいっぱいということも判明。そこはしょうがない、だから取りやめるというものでもないでしょう。ともかく計画を作り直して、ベネッセ系列の美術館を2つ回ってきました。それでも時間いっぱいだし、疲れもくる。1日で直島全部なんてもともと無理。堪能できたからいいじゃないですか。
外で晩飯を(当然魚料理)いただき、たまたま宿の横に銭湯があったので、そこでゆっくり体を癒し、今、宿でこれ打ってます。明日は豊島に渡って、そこの美術館、午後また船で小豆島に渡る。明後日は小豆島から姫路に移動して、新幹線で帰る計画です。
瀬戸内海にポツンとある島ですよ、確かに美術文化という面ではちょっと知れてるのかもしれませんが、外人さんの多いこと。日本人観光客より多いかもしれない。それくらい多いです。
外人さんは じゃなく、現代に生きる人達の思考がそういう方向=古典的美、日本的美、古いからいい、自然だからいい そんな価値観じゃなく、自分らしい観光に向いてるように思います。いいことだと思うと同時に、直島豊島にこういう新しい文化拠点作りを30年40年前にてがけた先見性に感心ですね。豊島なんて昔、産業廃棄物の無断投棄地だったんですからね。知は活かしてなんぼ を実感させられてます。

   直島 宮浦港の横の公園にある 草間彌生の赤いカボチャ

書き忘れがあった。  銭湯でのことです。まずこの銭湯、一般に想像される今流のスーパー銭湯とは真逆、富士山の絵が似合うような、もう情緒あると表現できる銭湯です。旅行ガイド本にもその点を売りで紹介されてます。名前また凄い。「I❤️湯」です。脱衣所の壁にむかーしの映画のシーン写真、白黒です、が何枚も貼ってありました。20歳くらいの吉永小百合だけ確認できたな。
僕が入った時男湯は6人の客、うち4人が外人旅行客なんです。これには驚いた。古風な銭湯の湯船に外人が気持ちよさそうに浸かってる絵を想像してくださいよ。あまりにもリラックスしてて、この風呂に馴染んでる感じから、直島に住んでる外人さんだと思いましたからね。後で店のお爺さんと話して観光客と分かったんです。お爺さん曰く、外人客は多い。島人の常連さんは10人ほど。店自体が観光客でもってる。ウィークデイはむしろ外人が多い。ここに来る前からこの銭湯の情報を持ってて、これも楽しみの一つにして来てるんですね。ここにも「今流の旅(海外旅行)」の真があるような。外人客が多くなって、リフォームしたらしいです。美術文化島の銭湯を意識かな。

   (写真はこちら
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オペラ中止の奈良大阪観光

2023年05月23日 13時23分03秒 | 旅紀行
オペラが中止になったことで、ぼくとしては半分以下の満足度になったのは当然かな。今でも「観たかったな」の「恨み節」が残ってます。
ではあるんだが、その後の奈良大阪観光も良かったですよ。

まず 法隆寺で泊った宿が良かったですよ。法隆寺駅から徒歩20分、法隆寺まで徒歩15分、
一棟貸しの宿「いかるが日和」。 仕様はLINK情報を見てください。要は部屋が4つ、部屋にはベットが2つ、部屋毎に鍵があって、トイレ、風呂は共用、キッチンがあって、料理も作れる。一棟貸しだから、別の客が同居することはない。今回3夫婦で使わせてもらいましたが個が守られつつ、みんなで和気あいあいやれるのは最高でした。
オペラ中止は解ってて、呑みながらの長い歓談を楽しむため食材を京都で買い込んだ。初対面の夫婦もすぐに打ち解け、おもしろい会話。4時間ほど飲み食いしてたかな。いい時間でした。
この宿はお薦めです。車で5分行ったところに町のスーパー銭湯があるからそこを利用するのもいい。我が夫婦と福井からの友人夫婦4人は銭湯に行きました。
食事は無いですよ。但し朝食は頼んでおくと、簡単なパン食を前日のうちにキッチン、冷蔵庫に準備しておいてくれてました。これも楽でいいです。
土曜日 朝食前に6人で法隆寺まで散歩。           
陽射しがある気持ちいい朝だけに、「なんで昨日だけ雨だったんだよ」と愚痴りながらの散歩。
この塀の中には舞台が作られてて、頭が見える五重塔の下には僕が座るはずだった席がある。
法隆寺 僕は中学3年の修学旅行で行って以来、60年ぶりです。凄い田舎で、朽ちた土塀に囲まれたほんとの古寺だった記憶なんですが、その面影はなかったです。立派な観光街の、堂々とした古寺でしたね。どっちの印象がふさわしいのやら。見すぼらしいんだが、60年前のたたずまいも良かったなです。
朝食を頂いて、9時にチェックアウト、といっても宿の管理者もまだ出勤してないからポストに鍵を放り込んでさようならです。代金は前日中に支払済ませてました。  福井からの友人夫婦は車で南紀の方に。かみさんの妹さん夫婦と僕達夫婦の4人は奈良、大阪の観光へ。

長谷寺、室生寺と回ってきました。街中のお寺よりこういう山間のいかにも修行しただろうお寺の方がいいね。 特に室生寺は期待以上でした。ちょうど雨あがりで緑がきれいで、石段下から見上げた金堂のたたずまいにほれぼれ。「いい所にきたな」でした。
        
  長谷寺 舞台    長谷寺 五重塔       室生寺 金堂   室生寺 五重塔

室生寺口駅の近くにある大野寺の岩壁の仏像絵はバスの中から行き帰りに拝んで見たことに。 
20日土曜日はこの2寺でいっぱい。階段の登り降りがほとんどで2万歩以上歩くともう限界でした。 橿原神宮まで戻って宿に。
日曜日朝 4人で橿原神宮を散策。                 
コンビニで朝食を購入、神宮のいい雰囲気の中で朝食。 これもいいね。
9時過ぎ大阪へ近鉄で移動。「アベノハルカス」の下に降りたんだが、真下過ぎて高さが見えず。
地下鉄で「なんば」へ。「なんばウォーク」(東西に延びる地下道)の長さにびっくり。
「なんば花月」を拝見し、「ゆかり」というお好み焼き屋で昼食。 日曜日とあってすごい人出。有名な食べ物屋ってどこも長い列を作って開店を待つんですわ。入った「ゆかり」さんも有名店らしい。開店15分前には並びました。
そんなに腹に負担のかからないお好み焼きで良かった。ふんわりしてるんですわ。人気の理由はそのあたりかな。料理法は企業秘密なんだろうな。家では作れないふんわりさ。
「551」で「豚まん」をお土産で買うも、ここも長い列。         
あとで解るんだが、大阪土産の定番らしく、新大阪駅内で行きかう人がこの袋を下げてる。これだけ売れる ということは1日何個の「豚まん」作ってるんだ?  計算する根拠も見出しにくく、定かにならんですね。 もの凄い量のはず。

なんばから新大阪へ地下鉄で移動。喫茶店で時間待ちというか、もう動けないので長い休憩。 ここまでたどり着くと疲れがドーっと出てきましたね。
歳、足腰の衰えも実感する旅でした。 2時半の「ひかり」で帰路。 明るいうちに我が家へ。
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奈良・大阪旅行 JRチケット購入

2023年04月22日 16時28分21秒 | 旅紀行
1か月後の奈良オペラ、それを主の関西旅行 今日JRチケットを購入してきた。
19日 新幹線指定席で新横浜から京都に行き、奈良を経由して法隆寺まで。これが全部JR。
20日は法隆寺からいったん奈良に戻って、南に下り桜井まで。ここがJR。 その先は近鉄だったと思う。室生寺、長谷寺と回って、橿原神宮で泊り。
21日は近鉄で大阪難波に移動、食道楽やって、午後新大阪から新幹線で新横浜まで。
これだけのJR乗車券と新幹線「ひかり」の座席指定券で2万円でした。JRの「ジパング」の会員です。3割引きでこの値段。ということは1万円ほど得したことになる。「ジパング」の会員って年会費3、000円だったと記憶。3年分くらいの元はとれたことに。 そんなにJR使って旅行することがないので、なんとなく「無駄な出費してるんじゃ?」と思いながら会費を納める毎年。こういう時は「会員でよかったじゃん」とげんきんなものです。
これで移動手段も確保、宿泊、オペラチケットは確保済。 完璧です。
後は19日雨が降らないことを祈るだけ。この公演シリーズは4回目だと思いますが、野外でまともに全編を観賞できたことがないんです。1回目の奈良は雨で途中で中断。2回目の東京迎賓館は急遽会場変更で静岡の会館へ。3回目の名古屋城は会場まで行ったが、雨で中止。いい思い出ないんです。今回は2夫婦が同行するから、この辺の運も変わると期待してるんですがね。
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伊勢志摩 12/03

2021年12月03日 22時00分00秒 | 旅紀行
12月03日  夜明け前の内宮散策 - 朝風呂 - 朝食 - チェックアウト- 神宮(内宮)
        - おはらい町・おかげ横丁散策 - 神宮徴古館 - 車返納 - 駅 (帰路)

最終日、今日は内宮と徴古館を回る予定。15時半に伊勢市からJRで帰路。20時半には家に帰り着くはず。
神宮には「早朝詣り」という参拝の仕方があるらしい。一般の駐車場も朝5時から開けてるという話だった。我々も夜明け前の神々しい時間帯にお参りしようとなって、5時に宿を出る。真っ暗で寒い。「早朝詣り」と言われるほどには人出が無い。寒いせいかな。

              

まだ森閑としてる「おはらい町」を通って内宮入り口へ。大鳥居の下で一礼。「これから神の居場所にお邪魔します」の気分。有名な「宇治橋」を渡る。川は「五十鈴川」。神宮内は灯が点いてるし、警視の方も立っておられる。真っ暗でちょっと迷子になったが、どうにか「御正宮」に行き着けた。外宮よりはるかに広いようだ。さすがに最高神(天照大神)がおわす神とごろ。夜明け前ゆえになお一層荘厳さを感じる。「いい場所に来た」というより「面白い情感を味わえた」という旅になった。
6時半ころ宿に戻り、7時過ぎ朝食。今日も和食で朝食。9時にチェックアウト。車を内宮の駐車場(内宮は有料)にいれて、散策予定。
宿の前に立派な陸上競技場があった。横にサブトラックもある。駐車場係のおじさんに聞いてみた。「昨年中止になった『三重国体』のために作った競技場です」とのこと。「お~ もったいない。こんな田舎に」。新国立競技場とおなじだな。
                            

内宮前の駐車場に向かったが、もう一杯で「B駐車場に回ってください」の案内。まだ9時すぎですよ。それも50台、100台の駐車場じゃないんですよ。街中のいろんな所に「現在の駐車場状況」が電光掲示でされてるし、専門のおじさん達が道路に立って、それらしい車に次々と声かけしてる町なんです。「お伊勢さん」でもってる、守ってる町なんですね。それで入れたB駐車場は泊まった旅館の近くでした。「なんじゃこれは」。まっ心作り直して、「おはらい町」経由で内宮へ。もう大勢の人がうごめいてる。就学旅行も多い。大型観光バスも続々。
宇治橋前で「小学生の修学旅行」を見かけたので、添乗員さんみたいな女性に「どこの小学校ですか?」と聞いたら「私教員です。静岡の小学校なんです。」とのこと。静岡の小学校は場所的に中途半端で旅行に行く適地がないんだそう。それでも伊勢に来る学校はうちだけかも と言ってました。山梨に信玄を訪ねる学校もあるとか。

            樹齢900年の杉

真っ暗早朝と違い、快晴の下、紅葉の庭園を楽しみながら御正宮をめざした。いろんな人がいる。老若男女、その世界の団体さんらしいグループ、車椅子の方 内宮の集客能力は凄い。御正宮前には結婚式衣装の2人もいた。一般が入れない、一つ柵の中で礼服を着たその道の団体さんが拝礼の儀式をやってる。 凄い場所だな。 「日本の原点」とだけ書いておこう。

                

内宮を出て、おはらい町・おかげ横丁を散策。お店をひやかしながらブラブラ。最後は「赤福本店」でお茶と赤福2個を座敷で頂く。2人の女の子がお餅にあんこを乗せる作業を見れる。あんこのあの波型は彼女の人差し指、中指の形なんですよ。お寿司をにぎるのとはまたちょっと違う手さばき。若い女子なのに全国区の職人さんですな。

            朝5時すぎの赤福本店

昼食は赤福2個で十分。旅行中美味しい物の食べ過ぎでもうお腹が疲れてるのを感じてる。JR乗る前のお茶タイムでケーキを食べるとして、大きい昼は無し。
ここから徴古館へ。お伊勢さんの歴史を学べる博物館。迎賓館似の建物。資料を見、物品を拝見したが、やはり解らん物語ですね。友人に出雲のこの世界を研究し、本も書いてるやつがいるが、彼は徴古館だけは行ってこいと言ってた。そういう場所だとは理解できたが、残念ながらそれ以上は・・・。ただここだけは見えたかな。以前にこのBLOGに書いたが、ハラリが人類の歴史の中に「稲作が始まり、定住するようになって、社会組織が生まれ、統治が必要になり、フィクションを作り、それを信じさせ、社会階層を作っていった」革命期があったと著してる。「うん、これのことか」という納得は得られたような。
ガソリンを満タンにし、車屋さんに返納。走行距離は100kmちょっと、ガソリン 7リッター、1100円ほどの燃料代だった。無事故、無傷で返納完了。駅前の茶店で時間待ち。珈琲とケーキ、カステラでのんびり。
15:25発の快速電車で名古屋へ。17:43発のひかりで新横浜へ。家には20:20に到着した。
やはり旅はいい。こんな旅 また行きたいな。おかあさんと2人で年に2回ほど行くのもいいかな。おかあさんが計画すればいいんだよな。やるように言おう。娘君、楽しい旅をありがとね。
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伊勢志摩 12/02

2021年12月02日 22時00分00秒 | 旅紀行
12月02日  朝風呂 - 朝食 - 散歩 - チェックアウト 賢島(サミット記念館、志摩クルーズ)
        - 横山展望台 - 伊勢市駅 - 神宮(外宮)- 旅館「知久」- おかげ横丁散策

       終日レンタカー移動   ホテル ~ 賢島    オヤジの運転
                   賢島  ~ 外宮    娘の運転
                   外宮  ~ 旅館    オヤジの運転

6時に起きて、早速お風呂。3回目。 うん、だいたい僕の決まったパターンだな。
今日も快晴。いい旅行日和だ。 朝食はバイキング形式。僕は和中心の食事に。旅行に出ると朝は「和」が多いな。普段がパン食だから「違った朝」を求める気持ちと、1日しっかり楽しむためにしっかり食べるをモットーにしてるのかも。ここの和が美味しかったということではない。
まっ、いろいろ味見できたのは美味かったに通じるかも。
食事後 8時頃だったかな、このホテル 英虞湾に面する海岸を絡めた散歩コースをいくつか整備してるようなので、そこを散策に行った。快晴でヒヤッとする空気の中の散歩は最高ですね。何かあるわけじゃない。唯々志摩の自然の中をぶらぶらする感じ。

          

9時にチェックアウト。まず賢島に向かう。英虞湾を観光船でクルーズし、近くの展望台に回って、高所からリアス式英虞湾を観るのが目的。
10時半発の船に乗るとしたんだが、時間がある。観光案内役のおじさんが「時間あるなら、そこに伊勢志摩サミット記念館があるから観てきたら」と言うのでブラブラ。近鉄賢島駅の一角に展示場があった。「ようこんな物作ったわ。誰が喜んで観るの?」が印象。この地の人には記念だし、嬉しい出来事だったのかね? 文化性があり、長持ちする展示場とは思えない。贈り贈られた品々も展示されてたが、何をやるための会議だったのかね。こんなに金使って。「西側諸国権力者マスターベーション会議」としか思えなかった。

          

10時半乗船。「エスペランサ号」という海賊船(似 芦ノ湖)もあるが、そっちには乗らない。小型の庶民的船でクルーズ。運行地図と見比べるんだが、島が多くて、どのあたりを走ってるのやらさっぱり解らない。穏やかな海、カキ、アオサ、真珠の養殖棚だらけということは解った。
1時間弱で下船。横山展望台へ。英虞湾を一望するためにしっかり作られた展望台。僕が見てきた中で一番金かけた展望台でした。志摩の観光客を引っ張るための道具だな を思うけど、それに匹敵するだけの展望でしたよ。「ただの湾、されど英虞湾」でした。
そこから、伊勢市に移動。今回の旅のメイン場所だな。峠越え、北上して市の入っていくんだが、どこかに神聖な気分が芽生えてくるのを感じたな。今日は外宮だけの予定。外宮の駐車場(無料)に車を入れ、市内をブラブラ。昼食が目的だったんです。でもいいお店はなかったね。ファミレス似の店で普通の昼食。それから外宮を参拝。
さて外宮です。「いや~ こんなりっぱなものが」が印象。木々、森のりっぱさ、広さ、神秘性、歴史感 全てが威圧感を伴って包んでくる。宮の横に遷宮で使う別地が存在し、遷宮という神事が行われるのを見せてる。これだけでも神秘的。

               

おのずと「神、天皇、日本人のアイデンティティー」そんなことを考えさせられてしまう。ぼくは何者かとあえて定義すれば、「仏教信者」、神教じゃない。でも「二礼二拍手一礼」をやりまくってる。そんな行為の中に「日本人としてのルーツ」を感じてしまう。こんな事を考えるだけでもこの地の意味があるのかも。
これで今日の旅は終り。宿に向かう。まだ風呂入るのには早い。そこで内宮の参道にある「おはらい町」を散策することに。ここもしっかり観光客を狙った観光施設。でもさすがに神前、しっかり運営されてるのを感じる。いい売上げもあるんだろう。内宮は明日のんびり散策予定だから今日は内宮の入り口まで。
宿に戻り、風呂。夕食は2交代制、後の8時を我々はとりました。夕食まで時間があったので少し呑んだ。食事は和のフルコースっていうんですか、食べ終わるのに1時間半かかりました。10時に部屋に戻ったときにはもう呑む気分はなく、眠くて。また風呂に行って、寝ました。
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伊勢志摩 12/01

2021年12月01日 22時00分00秒 | 旅紀行
12月01日  家 - 新横浜 - 豊橋 - 〈伊良湖岬 - 鳥羽〉- 名古屋 - 鳥羽
           - レンタカー、パールロード - 賢島 - ホテル(都リゾート奥志摩)

7時半に家を歩いて出る予定なのに、7時でも雨降ってる。15分になっても歩けそうになかったら「タクシーを呼ぶ」と決めて、西の空とにらめっこ。それでも西の空に青空の部分も。最終決断の15分になって、小降りに。「これなら歩いて行ける」と判断。「決めたんだから出よう」で早目の出発。ちょっと気にはなったが、そう濡れもせず10分で駅まで行けた。ここまで来れればもう傘を使うことは無いだろう。 うん、さい先いいぞ。
久しぶりの通勤時間帯の電車。そうだったね、こんな風に混むんだったっけ。余裕を持って新横浜に到着。待合室で珈琲とパンで朝食。娘を待つ。10分前に合流。ホーム上がると青空快晴。いい旅行の予感。
1時間ちょっとで豊橋下車。ここから列車、バス、フェリーと乗り継いで鳥羽まで2500円で渡れる。伊良湖岬で1時間の余裕を作り、大アサリ定食の昼食を予定してる。小学生の遠足気分同様テンション上げて豊橋鉄道の改札へ。「ところが」なんです。切符売りのおばさんが「冷たく」、「今フェリー強風で欠航してるんです」ときた。「何!!!!」。  でもしょうがないわな。鳥羽に行くことが大事。予定変更と同時に「大アサリ」が飛んだかな。
改めて新幹線で名古屋へ、そこから鳥羽へ直通の列車を手配。電車内は次の作戦会議。特に昼飯、大アサリのリベンジ対策。
ここでちょっとうんちく。名古屋から鳥羽までの鉄道線の面白さ
 名古屋(関西本線)河原田(伊勢鉄道)津(紀勢本線)多気(参宮線)鳥羽
 伊勢鉄道は私鉄です。ここだけJRが線路借りて走行してるんです。
 JRで亀山に行って、乗り換えて鳥羽に向かう事できるんですが、
 JRは直通の列車を運行してない。時間がかかり過ぎて、利用者がいないだろうの読み。
 伊勢鉄道を借りて、短時間直通運行をやってるようです。
 じゃ伊勢鉄道って自分で運行してるのか が気になって調べたらあるんですね。
 津駅の時刻表。 これの黒字の列車は伊勢鉄道独自の列車ですね。
鳥羽にはフェリー渡航の予定時間より1時間以上早く着いたんじゃないかな。かといっても観たいところとて無い場所。ミキモト真珠島 う~ん観たってね。入場料は高いし。で、パス。水族館は休館中。全体的に錆びれてる感じ。伊勢志摩地域では通過地点でしかないんだろう。

   アサリ目当ての昼飯屋さんに。アサリ、ほたて、サザエを頂いた。
お酒が欲しくなるけど、これからドライブだからな。おばちゃんと楽しく懇談しながらの美味しい昼食でした。大アサリ 伊勢志摩鳥羽で食べる物は全て伊良湖で採れたものだそうです。それとほんとに美味いのは夏だそうで、この時季は実が小さいそうです。そう聞けばやはり伊良湖で食べたかったな。
3時に車を借り出し、伊勢湾側の海岸沿い(パールロード)を南下、志摩へ。翌日のために賢島を下見しておいて、ホテル「都リゾート奥志摩」へ。
英虞湾に沈む夕日バッチリの時間に部屋に入れて、ベランダに出たが、海に沈まず、林に沈む夕日でした。残念。 でも英虞湾は凄いわ。 風呂入って、夕食をとってから、天文館(直径50cmの望遠鏡を備えた星空観測施設)へ。
                           
プロというより「オタク」のお兄さんがガンガンに解説してくれる。まず土星を見せてくれて、木星を見せてくれて、おうし座のアルデバラン、スバル(アルデバランの上に小さい雲のように塊でみえるから、「あれはなんですか?」から話が始まったんです)を見せてくれて、最後はまた僕が希望したオリオン座の「ベテルギウス」を見せてくれた。一つの星に10分の解説付きと考えてくださいよ。寒かったですね。よく知ってる(覚えてる)彼で、ほんとにオタクでした。
          名前は知ってた「スバル」でしたが、初めて観ました。
200個くらいの星が集団になってる。それを望遠鏡で見ると一つ一つの星に分解されてくっきりと見える。まさにいろとりどりの宝石をちりばめたような集団。客のスマホでこれを撮ってくれました。いやいや思わぬいい物を見せてもらって大感激でしたね。(’娘のスマホから掲載)
部屋に戻って、娘と呑んで歓談。就寝前に風呂に入り直して、スッキリ寝ました。
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天気が気になる

2021年11月30日 20時56分04秒 | 旅紀行
明日から娘と3人で伊勢志摩旅行に出る。当然天気が気になる。
2,3日前から初日の12/1が荒天の予報。初日だけが悪くて、その後ははっきり傘無しでOKの感じ。できたら傘なんて持ち歩きたくない。しかもスタートの家から駅までの歩き10分が要傘で、その後は一切使わないなんていうのは耐えがたい。
朝から明日朝の神奈川の天気を追っかけてる。早朝3時頃が風雨のピークでしっかり降るらしい。その後6時頃には小降りになって、その後は急速に回復するらしい。夕方4時の予報では朝6時でも土砂降りマークに変わってて、がっかりしたんだが、今また6時は小降り予報に戻ってる。ちょっと安堵。でも朝だけ傘使うか使わずに済むかの怪しい状態。何とも。
カミさんとは「傘持ち歩きたくないな。朝歩けそうになかったら、タクシー呼ぶか」と相談もしてる。ほんとにこの10分だけだからな。旅行先は西の方、西に行けば行くほど天気は良くなるのが日本の天候。 どうか降ってませんように。
伊勢湾を船で横断してる時の雨は絶対やめて欲しかった。うん、それは大丈夫そうだぞ。青天の下、いい航海が楽しめそうだ。娘は「私は晴れ女、ほら好天の旅になったでしょう」ともうテンション上げてる。僕はどっちかというと「雨男」。おっと娘の力に勝ててないってことかな。 まっ雨より晴れがいいですから、快く負けておきましょう。
土曜日までBLOGにアクセスしませんので、あしからず。
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突然家族旅行が決まった

2021年11月23日 14時08分12秒 | 旅紀行
12月の1、2、3日で伊勢志摩に行く話が突然決まった。もう1週間後だ。家族といっても、我々老人2人と長女の3人です。
長女は1年前に10年ちょっと務めた病院を辞めた。マンネリで疲れたようだったので、気分転換に休職してみたらと薦めもした退職だった。彼女 リフレッシュもできたようで、そろそろちゃんとした仕事をやりたい気分になったらしく、先日希望する仕事に採用が決まったらしい。
ならば、暇人の区切りと、コロナもあって謹慎してた重い気分を晴らすのと、出雲には行ってる経験から今度は「伊勢」と決めてた本人の希望で急遽決まったのです。
僕としては「伊勢志摩」に何の思い入れもないのですが、まっ決めてくれたんならご一緒するか程度でついて行きます。たった1つ要望したのは渥美半島から海を渡って鳥羽に行くルートを採用してもらう事。1日の行きに豊橋(電車)三河田原(バス)伊良湖岬(フェリー)鳥羽 ルートをいれてくれました。豊橋から伊良湖岬まではどういう交通になるのか全く知りませんでしたが、今回勉強しました。
まだ定かじゃないですが、フェリーの本数が少ないので家を早朝6時前に出、新横で7時前の新幹線に乗り、8時に豊橋着、鳥羽に12時前に着く移動になるんじゃないかな。毎朝5時起きしてるから問題はないだろうけど。次のフェリーだと鳥羽着が14時半なんです。ちょっと遅い。
鳥羽でレンタカー借りて全行程の移動手段にするようで。鳥羽から志摩、志摩泊、志摩から伊勢、伊勢泊、伊勢から鉄道で名古屋、新幹線で新横と回ってくるらしい。
2晩、地酒を街で買ってきて、海の幸で娘と呑むのが楽しみだな。これだけあればいい。
この3人での旅行は何回もやってるんです。千葉養老渓谷日帰り、伊香保1泊、シンガポール4泊、昼神温泉1泊、今度で5回目か。また面白い旅行になるだろう。
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昼神温泉1泊

2019年06月10日 14時05分39秒 | 旅紀行
土日(6/08、09)で長野県阿智村昼神温泉に行ってきた。ここ数年恒例になってる長女と3人で行く温泉旅行の今年分。忙しい日々を送ってる娘があわてて取ったバス旅行。旅行日になってみたら「梅雨入り」宣言の直後。しかもこのツアーの売りが「星空鑑賞」、「こりゃあかんは」でも行くしかない。でも戻ってみるといろいろいいことが、新しい発見があった旅でした。

11時前新宿発 - 奈良井宿 - 天竜峡 - 宿チェックイン、夕飯 - 星空観賞 - 風呂、泊
10時宿発 - 元善光寺 - 飯田で昼食 - 山梨笛吹市でさくらんぼ狩り - 新宿解散

〇 晴れ女か雨男か

 僕は雨男を自認してる。娘は晴れ女を主張してる。梅雨入りしたばかり、しかも数日前から「金曜梅雨入り、土日は雨」の予報。梅雨入りは宣言通りだったのに、雨予報が曇りに、薄日模様に変ってきた。土曜の朝出掛ける前には「傘持っては行くけど、使わないで帰って来るんじゃ」の冗談が言える程に。結局傘使ったのは帰りの最寄り駅から家までの徒歩の時だけ。サクランボ狩りの時降り出して、そこからの帰路のバスは雨の中。
 こんなことにもなるんですね。娘の「晴れ力」には感服です。僕の雨力なんて小さい小さい。

〇 奈良井宿の漆器

 漆器祭をやってました。家で使ってる汁物用のお椀が古ぼけてることもあり、ここで記念に2つ調達しようとなった。それはそれで気に入ったものを買えました。 ところで、1個600円くらいでドサッと並べてるんですよ。木地氏さんがいて漆職人さんがいる。しかもこんなにたくさん商品化してる。量にしても単価にしてもどうも経済理論に合わないと感じたのでお店の主人に聞いてみた。安く売ってるのは中国産なんだそうです。そうか、100%とは言わないが納得できる線だな。中国人の人件費ってほんとに低いんだな。一方地場の本物を手にしたいんであれば、食事で普通に使うお椀でも2000円から上を選んでくださいと言われました。すごく納得。

〇 星空鑑賞

 チェックイン後慌ただしく食事して、19:45にまたバスで移動。宿から10kmほど南の治部坂高原スキー場へ。ここで星空観賞会。
 知らなかったことなんですが、阿智村は「日本で一番星が見える所」として認定されてるらしいです。だれが、どういう基準で決めたのかは不明です。「いやっ白州だって綺麗に見えるぞ」と言いたいが。
 1日ずっと曇りがちだったからバスの中もちょっと暗かったかな。「期待はすれど現実は・・・」ってやつですね。着くとそこに林さんという、たぶんその世界では有名人だと思われるおじさんが説明係として待っててくれた。「一番見える所なんですよ」と星のない空を見上げながら説明開始。結局見えそうにないので車内で「星空のロマン」を写真、クイズ入りで解説してくれた。だいたい話が済んだころ、月が出てるのを発見、外に出て先生が解説を始める。だんだん雲がはれて来る。「春の大三角」も確認できた。「今見えてるこの星の光は秀吉君が戦争してた頃の光なんですね」なんてユーモアを交えて説明してくれる。解りやすかったです。この人自身がどれだけ星空が好きかが解ります。
 空の1/3が晴れるほどにまでなったでしょうか。みんな大満足だったでしょう。解説がグゥでした。

〇 宿は 湯多利の里「尹那華」       

 りっぱな旅館でした。平成28年に今の上皇夫妻が近くにある「満蒙開拓団の資料館」を訪ねてこられた時に泊まられたらしいです。こういう話を聞くと俄然興味が湧いてくる僕でして、お泊りになった部屋は今どうなってるのかを聞いてみました。まだ高校生だった頃と記憶してますが、遠い親戚に福井市内で旅館をやってた方がいて、ここに昭和天皇夫妻が泊まられたんです。その後その部屋は「開かずの間」になって、デッドスペースになったのを知ってます。そこで最近のこの辺の事情はどうなってるかが興味あったんです。答えは同じでした。今も使用できず、改装できずの「開かずの間」なんだそうです。「泊まられた」という箔はつくけど・・・ なんでしょうね。
 もう一つ、平成24年で途切れてましたが、中日ドラゴンズが毎年11月に納会をやってたようですね。年毎の集合写真が廊下に貼られてました。外には落合選手がトレーニングに使ってたという道もあって、「落合ロード」と名付けられてました。
 プロ野球選手が納会やるくらいだからと天皇も泊まられたのか、天皇が泊まられたのでもう納会をやれなくなったのか 世の中勘ぐったら面白いことが想像できますね。

〇 元善光寺             

 長野の善光寺さんのほんとの「元」なんですね。こっちが「元」だと言ったって、あっちがこれほど有名になっちゃうと、もう名前に「元」を付けないと存在感無くなっちゃうで改名したんでしょうね。それと「善光」は「本多善光」という人の名前なんですね。勉強しちゃいました。
 「戒壇巡り」を初めて体験しました。こういうのがあるのは知ってましたが、経験は初めて。お寺の御本尊の真下に光の全くない通路が通っていて、ちょうど本尊の真下に何かの物体がある(このお寺の場合は「金属製の錠前」でした。見えてませんよ、触ってそうだなと思っただけ)。これに触れると極楽浄土に行けるという行いなんです。これもいいことをした感。

〇 最大の汚点は飯田のドライブイン

 結果的には全て満足できたツアーだったんですが、これが唯一の汚点でした。それだけにツアー業界の裏の裏を考え、こういう商売は淘汰されていかないと「不要悪」というものです。
 東京、名古屋方面からのバスツアーを企画する会社にしっかり営業してて、「こちら方面に来るのであれば是非うちでお昼をとってください。駐車場も広いですし、大人数の食事も可能です。」なんでしょう。確かに飯田あたりだとこれだけ収容できるドライブインはないのでしょう。それをいいことに、営業して契約を取ることまでが商売だと考えてる。来た客への思いやりなんて何も無い。金落とす道具ぐらいに考えてるのかな? 
 店内に一歩入っただけで「ここはいいは」気分になった。朝食を旅館でしっかり食べてたので、食欲がなかったのが良かった。それでいて周りを散策しても、コンビニもない。3人雑談して出発の時間を待ってた。ツアーの最後に「アンケートを」というのでしっかり「不要悪」を書かせてもらった。「ここで飯をというのなら、高速のサービスエリアの方がいいのでは」と書いておいたが。

〇 山梨でサクランボ狩り

 飯田からの帰路にさくらんぼ狩りという。泊まった旅館に「伊那のサクランボ」という宣伝がべたべた貼ってあったので、伊那なんだと思ったら、山梨だという。じゃ南アルプス市だなと連想したら、笛吹市だという。えっ笛吹市にサクランボ農園があるんだとびっくりした。テニスコートくらいの農地に10数本の木を植えてる。それをそっくりビニールハウスで覆っている。個人個人がこういう園を管理してて、農協経由でツアーを引き受け、迎えに来て、連れて行って、園内で「どうぞ」とやるスタイルのようです。サクランボのなる桜の木は初めてなので実の話より木の管理の話をおじさんから聞いてたような。古木でも30年ほどだそうです。だから30年以上前からサクランボ商売してたんですね。笛吹市はブドウと桃だとばかり考えてました。サクランボは南アルプス市が僕の常識でした。30個ほど食べたかな。お土産で売ってたのは30個ほどで1000円もしましたよ。高い物です。木の管理の大変さを聞くと当然なのかも。

〇 ここから帰路まっしぐら。でも渋滞が

 勝沼から中央高速に入って、一路新宿の予定だったんです。 が当然です、中央高速の渋滞情報が入って来ました。ここからの判断がさすがプロだなと思わせるもの。ちょっと横道。こういうツアーの場合、トイレタイムをどこで作るかは重要ポイント。渋滞にはまって、「ちょっと待ってください」はまずいわけです。予定通りならこのSAで休憩と決めてあるのは当然。でも渋滞、ルート変更となった場合、その時どこで休憩できるかを知ってるのと知らないのでは天国と地獄の差でしょう。今回のガイドさんは若い女性で1泊のガイドは初めてだったんですと後で聞かせてくれたお嬢さん。そんな子がとっさのルート変更までは対応できないですよね。運転手さんの判断だったとみました。
 結局、勝沼から都留(本選からはずれたルート選択に注意)まで高速。都留のリニア見学施設の近くに最近できた道の駅で休憩。ここにツアーバスが次々入って来るのにも感心。そこから20号をひた走る。上野原まで一般道を走って、また高速に。ここからは選択肢は無い。混んでても高速、首都高を行くしかないんですが。それでも、いやおかげさまでだと思うが、20時(予定より1時間遅れ)には新宿西口に帰り着きました。 ツアーバスの運転手さんという職業 とてつもなくプロですよね。不安を感じさせることなんて全くない素晴らしいドライバーさんでした。

〇 バスツアーは安上がりで便利かも

 バスツアー初めてではないけど、そんなに利用してきたわけでもない。今回利用してみて便利じゃんと思いました。これだけ観光させてもらって、これだけの金額。うんリーズナブルです。女性6人、恩師が1人入ったクラス会のグループがいました。こんなのもいいですね。乗り換えはいらない、移動に神経使わなくていい、移動中の飲み食い自由、宿もそれなりのを用意してくれる。老人向きとも言えるが。「こんなのもいいね」という気の合う仲間と温泉で一泊なんてツアーを計画してみっか という思いです。
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