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柚月裕子 著 『教誨』

2023-03-08 | 本の紹介
今日は国際女性デー、社会、文化、ビジネスにおいて女性の素晴らしい功績をたたえ、
女性の人権や地位向上、ジェンダー平等の社会について考え、行動する目的で制定されました。

今日、話題になったのは「7年連続ワースト2位」という言葉。
先進国を中心とした29カ国を対象に女性の働きやすさを指標化したランキングで、
首位のアイスランドをはじめ上位4カ国を北欧諸国が占める中、日本はワースト2位の28位。
最下位は韓国で、16年から7年連続で日韓のワースト1位2位は同じ順位なのだそうです。

「女性がいまだ家庭かキャリアかを選択しなければならない」
ここに未婚率の上昇、そして少子化が止まらない原因のカギがあると思うのですが・・・
封建的な地域・親に育てられた日本の男性には女性の生き辛さがわからないだろうし、
そんな辛い中でワンオペ育児を強いられた母親を見てきた子どもたちには、
目指したい、憧れる、結婚・育児の良いモデルがないのでしょう。

読みながらそんなことを思った作品は、
『教誨』 柚月裕子 著 (小学館)
(冒頭画像はAmazonHPより)
「教誨(きょうかい)」とは、受刑者に対して、道徳をわきまえた正しい品性、
道徳心、道義心、など徳性の育成を目的として教育することをいいます。
秋田県で起きた幼児連続殺人事件がモチーフのようです。
舞台は、人間関係が密で、よそ者の侵入を嫌う戦前と変わらぬ閉鎖的な村社会、
小さな田舎町で起きた連続幼女殺人事件には、思いもよらなかった結末が!
この作品は、主人公と同じような立場の人にしかその気持ちは理解できないと思います。

国際女性デーのテーマカラーは「ハッピーイエロー」幸せの黄色で、
「太陽」「光」「ミモザ」を表しています。
元気の出るビタミンカラーのミモザが好きで、昨年小さな苗を植えたところ、
銀葉のシルバーリーフがおしゃれなのですが、残念ながら花が咲かないのはなぜ?!
 
最近は、ミモザをモチーフにした商品を販売するお店が増えて、楽しいです♪

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