今日も一期一会

「本が好き♪図書館ブログ」のタイトル変更
本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

「本が好き♪図書館ブログ」からタイトル変更

19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

日常

2021-11-14 | いろいろ
コロナ新規感染者が落ち着いてきて、日常が戻りつつあります。
画像は、夕方ウォーキング中に見た関越道、上り線の渋滞は毎週末のことになりました。

私も少しずつ日常に戻りつつあり、やっと楽しみが増えてきました。
先日は、いつも仲良くさせていただいているお仲間と2年ぶりにお会いしました♪
手指消毒し、お店一番奥の個室で、マスク会食、2時間以内、全員ワクチン接種済み、
それでも家族以外との外ご飯は本当に久しぶりで、心も会話も弾みました。
ブログをされている方の日常は知っていても、直接会えば話が続く続く、
選挙、コロナ、日常、お店、パソコン、スマホ、家族、etc…
笑ったり、話したり、食べたり、スマホをいじったりとあっという間に時間が過ぎました。
 
嬉しいことに美味しいお土産付をいただき、ご馳走さまです!

このリンゴは皮だけでなく、果肉の部分も赤く色づく「紅の夢」という品種で、
ポリフェノール・アントシアニンが多く「抗酸化作用」と「糖吸収抑制作用」があり、
皮ごと食べるのが良いそうです♪
 
今日は、流木アートのワークショップ(少人数)に参加しました。
大きさも形も様々な流木の良さを活かして、参加者それぞれに創作しますが、
同じ素材を使っても皆さん全く違うものが出来上がり、それも楽しかったです♪

今日は「埼玉県の日」、廃藩置県で埼玉県誕生から150年の節目の年、
残念ながら(笑)日曜日と重なってしまいましたが、様々なイベントがあったようです。
私は電車に乗るハードルが高く、都内へ行こうという気持ちになかなかなれません。

11月12日(金)から5日間の七十二候は
【第五十六候】 立冬 次候 「地始凍(ちはじめてこおる)」
大地が凍り始める頃。霜が降り、氷が張り、霜柱が出来、季節は冬を迎えます。
このところ、日中は20度まで上がり暖かく過ごしやすい日々が続いていますが、
今朝の最低気温は3℃、冬は確実に近づいています。

部活動

2021-11-13 | 学校のこと
コロナ新規感染者が落ち着いてきて、学校の校外活動も活発になってきました。

今日明日は、美術部の「さわらび展」と書道部の「桐華展」が、
本庄市民文化会館で合同展覧会を開催しています。
各生徒の作品展示の他に、書道部は書道パフォーマンスも行われるようです。
ネット上でも美術部作品を観ることが出来るようになっていますのでどうぞご覧下さい。
こちらです♪

放送部は、11月17日(水)PM5時から、
地元FMラジオ局 『ほんじょうFMはぐくみラジオ89.3MHz』に出演し、
朗読劇『星の王子様』(原作サンテグジュペリ)を放送する予定です。

先月末の吹奏楽部定期演奏会は、動画サイトでのライブ配信演奏会となりました。
(現在は配信終了されています。)

運動部も頑張っています!
・剣道部男女 県北新人大会ダブル優勝
・女子サッカー部 関東秋季大会優勝
・駅伝部 関東大会出場
・チアリーディング部 全国大会出場

明日は、福島県で行われる第37回東日本女子駅伝競走大会に、
埼玉県チームの高校生区間選手として本校駅伝部生徒が2名選抜されています。
頑張って!!

追悼 瀬戸内寂聴氏

2021-11-12 | 本の紹介
『夏の終り』『美は乱調にあり』など、情熱的な愛と生をつづった小説や、
法話などの活動で知られる作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが99歳でお亡くなりになりました。

大学在学中に20歳で結婚、夫の教え子の文学青年と恋に落ち、3歳の娘を残して家を出、
その後、近現代の新しい女性の生き方を描いた小説で人気を集めた作家でした。
その頃の名前は瀬戸内晴美さん、ずっと親近感を持っていました。

新潮同人雑誌賞を皮切りに、田村俊子賞、女流文学賞、谷崎潤一郎賞、
芸術選奨、野間文芸賞、文化勲章、泉鏡花文学賞、朝日賞、と
多くの賞を受賞されていますが、今までほとんど作品を読んだことがありませんでした。
作家としての「瀬戸内晴美」さんより、僧侶としての「瀬戸内寂聴」さんのほうが馴染みがあります。
(家には手つかずの瀬戸内寂聴 訳『源氏物語』があるのですが・・・)

寂聴さんの生きた時代を考えると、その生き様や作品が大きな物議を醸したと思います。
でも、そういう方の存在が社会の考え方や風習を変えていくもの、
女性や弱い方々の道を広く、選択肢を多くして下さったことと思います。
反戦・平和を訴える社会活動にも精力的だったそうで、
様々な立場の人に寄り添い、世間に率直な思いを発信し続けてこられたことに敬意を示します。

冒頭画像は本校図書館の蔵書、17歳の特別教室シリーズ『97歳の悩み相談』
自分を愛せない人、人間関係に悩む人、将来が不安な人、等、
様々に悩む高校生たちからの問いかけに、力強く温かいお答えを示されています。
(昨年、同じシリーズの岸見一郎 著『哲学 人生問答』を紹介しました。)
 
同じく蔵書の「現代の女流文学全集」に1963年の女流文学賞を受賞した『夏の終り』があり、
これからこの作品を読もうと思います。

「愛した 書いた 祈った 寂聴」 何者にも流されず貫いた自由に天晴です。
謹んで哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りいたします。
合掌

亥の子餅

2021-11-11 | いろいろ
旧暦の亥の月の、最初の亥の日に、「亥の子餅」を食べると万病から逃れると言われています。
今年は11月11日、今日です。
という訳で、埼玉県では有名な「うますぎる饅頭」を売っている和菓子店に予約して、
イノシシの子のようなカタチをした「亥の子餅(いのこもち)」を買ってきました♪
食べるのは亥の刻(午後10時頃)だそうですが、夕食後にデザートとしていただいたところ、
生地は小豆が練り込まれていてほんのり甘く、中に餡子は入っていませんでした。
すあまのような感じで、餡子好きとしてはちょっと残念…

この風習は中国から伝わり、平安時代には宮中行事のひとつとなっていたそうで、
紫式部の「源氏物語」では、九帖「葵」に亥の子餅が届く場面が描かれています。
その後、鎌倉時代にはイノシシが多産であることから子孫繁栄を願う意味も含まれたとか。

また、旧暦10月10日は茶道でのお正月「炉開き」の季節、茶室の炉を開き、火を入れます。
この炉開きに合わせてお茶壺の口を切り、
新茶を味わって今年も良いお茶ができたことを祝うのが口切(くちきり)、茶人のお正月です。
お茶のお菓子として「亥の子餅」も使われることが多いようです。

さらに「亥」は中国の陰陽五行説で水性にあたることから、火難を逃れるという信仰があり、
このことから,亥の子の日に囲炉裏やこたつ開きをする風習ができあがりました。
友人の家では今でもその通りにするそうで、それを聞いた時にビックリしました!
我が家にはこたつがありませんが、実家では寒くなったら出していました。

今、本校のイチョウの黄葉が見事です!!
物淋しくなる秋の深まりですが、このイチョウの下は明るく心が弾みます♪
 
私がいる司書室はこの校舎の8階、一番上です。

図書館西側の窓からは毎日のように雄大で美しい日の入りが見られ、この時期ならではの楽しみ、
空気が澄んできて、遠くの上毛三山まではっきりと見えます。
 
すっかり日暮れが早くなりました。

除湿器

2021-11-09 | いろいろ
久し振りにしっかりと雨が降りました。
夏の間は、ブルーベリーの実が気がかりで毎日頻繁に雨の心配をしていましたが、
農作物を作っていらっしゃる方は最近雨が降らなくてヤキモキしていた方も多かったでしょう。

我が家のピアノを調律していただいてすぐに、ちょっと良い除湿器を買いました!
部屋全体の除湿や、部屋干し洗濯物の乾燥、布団乾燥、浴室カビガード、
Wフィルター付きで空気が綺麗になる機能までついています。
10月に雨が続いた時期に和室で使ったら、開け放しておいた押し入れの中の布団がふんわり♪
1時間足らずで500mlぐらいの水がたまったことにビックリ!
湿度70%から50%になり空気までが綺麗になった気がしました。
今日も朝から活躍してもらい、安心です。

この雨で、落葉が進むでしょう。
 
黄葉し始めた学校のイチョウ、雨に濡れた落ち葉で滑りそう、気を付けないと!

立冬

2021-11-07 | いろいろ
今日は二十四節気の立冬、日中は暖かな日が続いていますがさすがに朝晩は冷えてきて、
日ごとに木々の葉が落ち、冬の気配が山にも里にも感じられてくる頃です。

冒頭画像はいつもの公園の十月桜、淡紅色で半八重咲き中輪の花が可愛らしい、
野生種の豆桜と江戸彼岸桜の種間雑種と考えられているそうです。
この公園には多くの木があり、紅葉している木々の中でその一帯だけが白く明るいです。
 
鴨の家族(?)にも会えました♪
恐らく今年最後であろう薔薇の花も咲いていました。
 

今日から5日間の七十二候は
【第五十五候】 立冬 初候 「山茶始開(つばきはじめてひらく)」
山茶花(さざんか)の花が咲き始める頃。椿と混同されがちですが、先駆けて咲くのは山茶花です。
我が家の山茶花も満開、花は椿に似ていますが花びらが1枚ずつ散っています。
  
「山茶花」と聞いて思い出すのは「たき火」という童謡、
枯葉を燃やす「落ち葉焚き」は冬を感じさせる良い香りで好きでしたが、
残念ながらもう見られない景色となってしまいました。
焚き火と残り火で焼く焼き芋、美味しいのになぁ。。。

ブレイディみかこ 著 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』

2021-11-06 | 本の紹介
今日も暖かな小春日和の一日、11月ですが過ごしやすい晴天で気分良い一日でした♪

ブレイディみかこ 著 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2』 (新潮社)
読了しました。

2019年に出版された『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の続編です。
前作は本屋大賞ノンフィクション本大賞を始め各種の賞に輝き11冠達成!
大きな話題となり「一生モノの課題図書」と呼ばれ、80万人が読んだそうです!
私もとても興味深く読み、その続編をとても楽しみにしていました。

内容は、イギリスに住む作者とイギリス人の夫との間に生まれた息子の日常、
本人は日本人「イエロー」でイギリス人「ホワイト」で、毎日はちょっと「ブルー」なのです。
我が家は家族でベルギーに4年間住んでいたので、心当たりのある部分もありました。

今作で主人公「ぼく」は13歳、彼の通う公立中学校での授業の内容がとても興味深いです。
フリーランスで働くための「ビジネス」の授業、
摂食障害やドラッグ、失業者・生活保護について発表する国語のテスト、
男性でも女性でもない「ノンバイナリー」を表明する教員たち、
そして自分の歌声で人種の垣根を超えた”ソウル・クイーン"。
現在のイギリス社会が抱えている様々な問題を中学校で取り上げてそれを学ぶ、
子どもたちの発言や行動がとても大人びていて、とても考えさせられました。
主人公の「ぼく」はさまざまな事件を経験しながら、悩み、考え、親離れの時が。

日本の中学生・高校生も様々な困難にぶつかっている生徒がたくさんいます。
是非この本を読んで、世界にはもっと様々な難しい問題があることも知ってもらいたいです。

映画 『燃えよ剣』

2021-11-03 | 映画
文化の日の今日は「晴れ」の特異日、今年も秋晴れの気持ち良い一日でした。

昨年から音楽や絵画等の文化に直接触れられくなってしまいましたが、
今日は前から楽しみにしていた原田眞人監督の映画『燃えよ剣』を観てきました。
封切りから日にちが経っているので、今ならそれほど混んでいないだろう、
と思い、かつ一番広いスクリーンの回に行ったら観客は10名以下でした!

原作は司馬遼太郎の同名小説『燃えよ剣』、歴史小説は苦手なので読んでいませんが、
新選組については知っていますし、高校生の時に新選組にはまっていた友人もいました。
映画化されるのは1966年版以来55年ぶりだそうです。
新選組副長・土方歳三を演じる岡田くんを楽しみに行ったのですが、
それはもうさすがのアクションと剣さばき、キレキレの動きから目が離せませんでした。
リーダー・近藤勇の鈴木亮平さん、清々しく穏やかな美男剣士・沖田総司の山田涼介さん、
ギラギラした粗暴な豪傑・芹沢鴨の伊藤英明さん、無責任な徳川慶喜を演じる山田裕貴さん、
各々ピッタリの配役で演技も素晴らしい!
今に残る写真そっくりで、良くも似せたものです。

撮影には世界遺産の二条城や東本願寺大寝殿、仁和寺、東寺、姫路城、
国宝の石清水八幡宮、、重要文化財である新選組発祥の寺・金戒光明寺など
驚くような場所でロケが敢行されたそうです!
闇夜に剣と剣とがぶつかり合う時、火花が散るのもリアル。
BGMにはビゼーの「真珠採り」や「カルメン」等、クラシック音楽も効果的に使われていました。

歴史は、その後の主流になった方が良いように伝わっていく側面があります。
大河ドラマ『青天を衝く』でも同じ時代があり、
「大政奉還されて江戸時代は終わったのに、いつまでもどうしてそんなに戦う?」
とその生き方に哀しささえ覚えましたが、剣に生き剣に終わるしかなかったのでしょう。
日本のために将軍を護っていたのに、いつの間にか日本新政府の敵となっていたのですから…
同じ日本人同士が殺し合う、日本でもそんな時代が長く続いたのですね。

図書館だより「Library News 11月号」

2021-11-02 | 司書室より
図書館だより「Library News 11月号」を中学・高校の全生徒に向けて配信しました。
こちらです→Google版
今月号の特集は「第75回 読書週間」10月27日~11月9日(文化の日を中心にした2週間)です。
両校図書館にもポスターを貼りました。
今年の読書週間標語は「最後の頁を閉じた 違う私がいた」
ポスターは閉じた本を手に遠くの景色を見る青年、違う世界が見えている?!
コロナ禍で、昨年から読書週間のイベント等の開催について苦慮しているところです…

読書週間に合わせて、様々な団体等から高校生向け「おススメ本」のリーフレットも届きます。
埼玉県から「県民が選んだ埼玉県推奨図書」が発表されます。
今年の中学生の部・高校生・青年 の部は次の5冊ずつ、私が読んだ作品も入っています。

≪中学生向け≫
『青春ノ帝国  石川宏千花 あすなろ書房 
『秘密のノート』 ジョー・コットリル 杉田七重訳 小学館
『ハジメテヒラク』 こまつあやこ 講談社愛蔵版
『ドーナツの歩道橋』 升井純子 ポプラ社
『サード・プレイス』 ささきあり 酒井以 絵 フレーベル館
≪高校生向け≫
『サキの忘れ物』 津村記久子 新潮社
『朝焼けにファンファーレ』 織守きょうや 新潮社
『夜明けのすべて』 瀬尾まいこ 水鈴社
『ヨンケイ!!』 天沢夏月 ポプラ社
『オン・ザ・カム・アップいま、這いあがるとき アンジー・トーマス 服部理佳 岩崎書店

今日から5日間の七十二候は
【第五十四候】 霜降 末候 「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」
楓や蔦の葉が色づく頃。晩秋の山々は赤や黄に彩られ、紅葉狩りの季節です。
冒頭画像は我が家のモミジバフウ、毎日少しずつ色を変えていくのを見るのが楽しみ♪
よくウォーキングする公園でも、モミジバフウがとても綺麗に紅葉していました。
 
他の木々はまだまだこれから、この地の紅葉は始まったばかりです。
校地内のイチョウの黄葉も、もう少し先のようでこれから毎日楽しみです♪

朝ドラ

2021-11-01 | 本の紹介
今日から11月、霜月です。

毎日楽しみにしていた朝ドラ「おかえりモネ」が、先週金曜日に最終回となってしまい、
あの若者たちに会えなくなってしまったのが残念です。
ふと、今でもあの方々が東北で暮らしているような気さえしてしまうほど、
菅沼先生とモネを中心に「おかえりモネ」に入れ込んでいて、かなりロスになっています。

現代を描いた朝ドラの中では最高に良かったです。
東日本大震災以降、被災地の方々には終わりのない苦しい思いがずっとあるのでしょう。
その象徴でもあった浅野忠信さん演じる父親、見ていて苦しくなるシーンが多かったです。
登場人物たちはそれぞれに何かしらの苦しみを抱えていて、だからこそみんな優しい、
楽しいドラマでしたが、人にとって大切なのは何なのかを考えさせられることも多かったです。
最終週は、みーちゃん驚きの発言やコロナまで登場し「これで終わるの?」とハラハラしました。

冒頭画像(AmazonHPより)はこの朝ドラがきっかけとなってベストセラーとなっている本、
『空のふしぎがすべてわかる! すごすぎる天気の図鑑』 荒木 健太郎 (KADOKAWA)
本校図書館にも入っています♪
気象予報士試験の受験者も増えたそうです。

今日から新たな朝ドラ「カムカムエヴリバディ」が始まり、
“モネ”から「萌音」へ連続テレビ小説ヒロインがバトンタッチされました。
三世代の女性たちが、昭和・平成・令和100年にわたって紡ぐ物語、楽しみです♪