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吉田修一 著 『続 横道世之介』

2019-05-15 | 本の紹介
吉田修一 著 『続 横道世之介』(中央公論新社)読了しました。
10年ほど前に出版され、高良健吾さん主演で映画化もされた『横道世之介』の続編です。

前編は、彼が18歳だった1980年代が主な舞台となっており、自分の学生時代を懐かしく思い出したりしていました。
正直でまっすぐで不器用で、でも無理のない世之介の生き方、学生時代だったらそれもありでしょう。
そしてこの続編では、大学を卒業して24歳となりちょっぴり大人になり、「いい人」に変わりはないものの、
いまだ定職につけずバイトとパチンコで生きつないでいるというダメな人生を送っています。
そんなダメンズ世之介なのですが、周りの人たちは、ふと世之介のこと思い出すとなんかほっとしたり、
無理して生きなくてもいいよなって思ったり、役に立たなくてもいいから(!)そばにいてほしい、
と思ったりするのです。
私も、世之介のような人と知り合いになって、心の濁りを取ってほのぼのとした癒しの時間を過ごしたい♪
(作品中の両親もそうでしたが、もし我が子がこんなふうだったら気が気じゃないでしょうが・・・)

最後は2020年東京オリンピックで終わるのですが、世之介は前作と同じように世間で話題になった最期を迎えます。
この作品の表紙もとても良く、涙が出そうです。

この言葉がひどく心に残りました。
「今、世之介のことを思うと、ただ善良であることの奇跡を伯父さんは感じます」
世之介に癒されてほのぼのとした温かい心で本を閉じました。

この本の後、読み始めた本がこちら。
辻村深月 著 『傲慢と善良』(朝日新聞出版)
三分の一ほど読みましたが、世之介は濁りのない他人のための「善良」であるのに対し、こちらの善良は濁りがありそう!

やっぱり本は面白くて読みだすと止まらなく、それでも立ったまま読んだり、スクワットしながら読んだり(笑)、
「座り過ぎ」にならないようにとホンの気持ちだけ動いています。(歩きながらは危なかった!)
それでも、昨日は時間があったので川の土手を30分ぐらいウォーキングしたら、
昨日夕方からずっと、キウイを食べると涙が出るほど喉が腫れて鼻が詰まってしまいました。
いっぱい咲いていたカモガヤ?イネ科のアレルギーでしょうか?
今夜ヨガへ行って来たら、少し良くなりました。ヨガは大のお気に入り♪

明日から1学期中間テスト、10連休の影響で試験範囲が少なく作問が大変そうです!!
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