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本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

命をあずかる

2016-04-26 | いろいろ
熊本での14日夜の震度6強の前震、16日の震度7の本震、以来10日あまり、今なお余震は収まらず、
熊本・大分で震度1以上の地震が900回も起こっているそうです。
被災者の方々の避難生活も長引きそうで、大変な事態はなかなか収束しません。

そんな中、妊娠中や乳幼児を抱えたお母さん方を助産婦さんが訪問しているそうです。
TVでその様子を見ましたが、お母さん方は赤ちゃんを抱っこしながら助産婦さんと話すうち、
涙を流し始める方がとても多かったです。
助産婦さんは「大変でしたね。大丈夫ですか?心配いりませんよ。」とだけ話されています。
赤ちゃんや幼児を抱えるお母さんの不安は、いかばかりだったかと胸を突かれました。
子育て時代から遠く離れてしまって、忘れがちでした。

お母さんは、一人では生きていけない子供の命をあずかっているのです。
まさに二人分を生きているといってもいいでしょう。
むしろ、自分の命の分を削ってでも、子供の命を助けるように生きていて、
皆さん非常事態の中でも子供の命を最優先にされていたことでしょう。
どうか、これからの日本を生きていく子供たちのこと、そしてその命をあずかるお母さんたちを、
大切にして優先してあげてほしいと思います。

今の若い方々は、私が知っている範囲では、皆、常識的で思慮深く遠慮深い方が多いです。
子ども時代に、日本の「失われた10年」を生きてきているので望むものも多くなく、
少しぐらいの不便には「大丈夫です。」と言ってしまうのではないでしょうか。
自分からは、たぶん声を上げづらい、自分が頑張ればいいのだからと無理して我慢してしまう。
お母さん業ってやるのが当たり前できちんとやっても「イクメン」のように誰もほめてくれないし、
子育てが上手くいかないと母親が非難されがちです。
ほめられたくて育児をしている方はいないと思いますが、緊急時は不安でいっぱいなはず。
周りの方が、守ってあげてほしいと思いますし、そんな団体を支援したいです。
自治体を直接支援できる「ふるさと納税」がいい!と初めから思っていましたが、
それも総計5億円を突破したそうで、「やっぱりそれですよね!」と思います。

比べては甚だ申し訳ないのですが、私も愛猫チコの命を守るべく、今日も獣医さんへ。
てんかんの持病があることが分かってから4年、CTを撮ってもらったりもしましたが、
今では冒頭画像の投薬で落ち着いています。
毎月1回の通院と、毎日嫌がられて逃げられながらの朝晩の投薬を続けて4年、元気に暮らしています。
今日、獣医さんに「毎日朝晩の投薬、なかなか出来ることではありません。ご立派です。」
とほめられて、思わず涙ぐんだ私でした。
私がチコの命をあずかっているのです、しっかりせねばなりません。
 

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2 コメント

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本当にそうですね (あんママ)
2016-04-28 12:22:22
私もそのTVを見ながら話しをして涙を流すことによって少しでもお母さん方の気持ちが楽になればいいなぁと思いました

チコちゃんも チコちゃんママも大変ですね 心中お察しします。
我が家の愛猫も昨年9月に闘病生活の末に14歳でなくなり残り半年間は酸素ハウスでの生活でした 朝晩の投薬、通院本当に大変ですよね でも命を預かる以上たとえ動物であっても家族と同じで命があるんですものね さすがに今回はペットレスになってしまい涙を流すことにより少しずつですが落ち着いてきてます
holyさんもコン詰めずに
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あんママさま (holy)
2016-04-28 22:44:11
ブログ、読んでくださっているのですね!
ありがとうございます。
半年間も酸素ハウスの中で?!それはそれは本当に大変でしたね。
それだけしてもらって、猫ちゃんは幸せな最期だったでしょう。
以前、「飼い主のあなたは外で楽しいことをしたり美味しいものを食べたりできるけれど、ペットは家での飼い主のあなたがすべてなのです。」
という言葉を知って以来、家でのチコとの時間を大切にしています。
一時期行方不明になった時、ペットロスの悲しみでで苦しかったです。
何をしてくれるわけではないのに、いてくれるだけで十分な大切な存在ですよね。
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