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国宝 「大井戸茶碗 銘 喜左衛門」

2013-12-15 | アート
青山の根津美術館へ行ってきました。
お目当ては、国宝の大井戸茶碗♪
陶磁器で国宝に指定されているものを訪ねる旅、続いております。
(東京までなので、旅とまではいきませんが。)

先月はいろいろあって、会期の最終日にやっと行くことが出来ました。
この美術館ではお茶会も良く開かれるだけあって、和の雰囲気が素晴らしいです。

 

展覧会は「井戸茶碗 戦国武将が憧れたうつわ」。
日本各地の各種井戸茶碗が集められていて、大井戸、小井戸(古井戸)、青井戸、その数75点!
壮観でした。
井戸茶碗とは、16世紀頃に朝鮮半島から渡来した高麗茶碗と呼ばれる茶碗の一種で、
桃山から江戸時代に、侘び茶の道具として戦国武将に一番愛されてきた器です。
実際にたくさん見てみて、その理由が少しわかったような気がしました。
大きいものは500g近くもある大きさ、色と形の素朴さ、飾り気のない見た目の力強さ、
それでいて欠けたりひびの入ってしまっているものがほとんどで、
その脆さも武将を魅了したのかもしれません。

国宝の「大井戸茶碗 銘 喜左衛門」は京都大徳寺孤蓬庵の所蔵ですから、
このような展覧会でもなければ見られません。
その茶溜りの奥深さは、まさに井戸の底を覗くよう。
枇杷色の釉薬、高台の梅花皮、わずかにかしいだその姿は動きを感じさせます。
この他にも重要文化財指定の井戸茶碗「銘 越後」、青井戸茶碗「銘 柴田」もあり豪華です。
これらの茶碗は、信長、秀吉、利休、遠州、不昧、織部などの手を経てきたものもあり、
悠久の時の流れを感じました。 

展示室6では「仲冬の茶の湯」も開催されていました。
口切の茶事を行う茶の湯の1年の始まりを祝うのが、陰暦11月の異名となる「仲冬」。
ここに季節の茶道具と一緒に国宝「鶉図(うずらず)」も特別出陳されており、見ることが出来て幸運でした。

 

庭園も見事で、友人とおしゃべりしながら散策しました。

これで、国宝指定の陶磁器14点中7点(○印)を見ました♪
残り7点、まだ見ていない陶磁器の関東近隣での展覧会情報あったら教えていただきたいです。

唐物(からもの:中国製)
 ○(1) 曜変天目 (静嘉堂所蔵) 過去記事
  (2) 曜変天目 (藤田美術館所蔵)
  (3) 曜変天目 (大徳寺龍光院所蔵)
 ○(4) 油滴天目 (大阪市立東洋陶磁美術館所蔵) 過去記事
  (5) 玳玻天目 (京都・相国寺) 
  (6) 青磁鳳凰耳花生「銘万声」(久保惣記念美術館) 
 ○(7) 飛青磁花生(大阪市立東洋陶磁美術館所蔵)
  (8) 青磁下蕪花生 (ハラ ミュージアム アーク所蔵)
 ○(9) 喜左衛門井戸 (大徳寺狐逢庵所蔵) 今回
国焼(くにやき:国産)
  (10) 秋草文壺 (慶應義塾所蔵)
 ○(11) 色絵藤花茶壺 仁清作 (MOA美術館所蔵)
 ○(12) 雉香炉 仁清作 (石川県立美術館所蔵) 過去記事
  (13) 光悦片身替り [銘不二山] 本阿弥光悦作 (サンリツ服部美術館所蔵)
 ○(14) 志野茶碗 (三井記念美術館所蔵)過去記事

目を満足させた後は、お腹をいっぱいに♪
表参道のビュッフェ形式のランチ、たくさんいただきました。

 

湾岸に移動、レインボーブリッジが虹色になっていました♪
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
表参道 (hana)
2013-12-16 09:25:18
今朝はパソコン開きました、先週の金曜日~?。

美術館の写しかたや夜景等がすばらしく、そして何よりも
すべてに満足されて本当に良かったですね。

パソコンが動き私も満足しています。
hanaさま (holy)
2013-12-16 21:06:21
パソコン、また調子悪いですか?
もしそうなら遠慮なくご連絡くださいね。
根津美術館へは、お茶会でいらしたことがおありなのですよね。
近くに「骨董通り」という危険地帯がありました!

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