今日3月8日は国連が定める「国際女性デー」、
社会、文化、ビジネスにおいて女性の素晴らしい功績をたたえ、
女性の人権や地位向上、ジェンダー平等の社会について考え、行動する目的で制定されました。
(画像は、公式HP「
HAPPY WOMAN」より)
テーマカラーは「ハッピーイエロー」幸せの黄色で、「太陽」「光」「ミモザ」を表しています。
元気の出るビタミンカラー、今年こそ庭に植えよう!!
今日の国際女性デーにミモザの花を贈る風習がイタリアから起こり、
「FESTA DELLA DONNA(女性の祝日)」と呼び、男性から女性にミモザを贈るのだそうです。
日本の新たな文化にする活動が始まって、ミモザをデザインした様々な商品が販売され、
講演会やイベント等も計画され(コロナ禍で中止が多いけど…)、徐々に広まってきました。
先日紹介した上野千鶴子 著
『女の子はどう生きるか 教えて、上野先生!』(岩波ジュニア新書)は、
今までの、そして今なお女性の置かれている状況が、わかりやすく丁寧に書かれていました。
2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標」SDGsに、
「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」があります。
全ての人の人権と自由が尊重される社会は、女性だけではなく誰にとっても生きやすい社会ですよね。
ジェンダーに関係した本を2冊読みました。
『マンガでわかるLGBTQ+』 パレットーク ケイカ:マンガ 講談社
『ブラザーズ・ブラジャー』 佐原ひかり 河出書房新社
(画像はAmazon公式HPより)
今、ロシアに攻撃されているウクライナ、他国へ避難するのは女性と子どもで、
60歳以下の男性はウクライナに残って戦うように、となっているようです。
こればかりは体力的・腕力的に、男女とも同じにという訳にはいきませんよね。
ウクライナの男性たちが抗議のために立ち並んで前を見つめる姿には凛々しさを感じ、
幼い子どもを抱えて守りながら必死に国境を越える女性の姿には胸が熱くなりました。
これは差別ではなくて性差、命を守るという原始的な場面では男女の違いがあって当然です。