日本海側からの冷たい風が強く吹く日が続いています。
空気は乾燥し、強い風で空中の塵やゴミが吹き払われて、冬の空ははるか遠くまで見晴らせます。
昨年秋に寄居町の
鐘撞堂山へ登った時、はるか遠くに茨城県の筑波山が見えて驚きました。
私の両親の実家は筑波山(標高877 m)に近く、筑波山へは子どもの頃、家族で何回か登ったり、
実家の墓石にはその姿を刻んでもいる親しみのある山なのです。
「もしかしたら冬なら本校図書館からも筑波山が見えるかもしれない。」と思い、
空気がとても澄んでいた今日、東の地平線に目を凝らしてみると・・・見えました!
中学校のグラウンドの向こうに背の高い鉄塔があり、その右側に見えます!!
地図で見てみると、本校からちょうど真東、約80kmのところに筑波山があり、
そこまで遮るものがないということにも驚きました!
ここに勤めて20年、初めて知ったことでした。
筑波山を見ると、もう会えない朗らかで優しい母を思い出し温かい気持ちになります。
こんなところでも見守ってくれていたのね。