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本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

合唱演奏会

2017-08-28 | 音楽
アマチュア合唱団演奏会のお誘いを受け、川口市の川口総合文化センター・リリアへ。
ここにはメインホールとパイプオルガンを備えた音楽ホールがあり、音響が良いと聞いていましたが、
ここでの演奏を聴くのは初めてです。
10月にここへおチビたちと来る予定があるので、その下見も兼ねて♪

今日のステージは音楽ホール、歌うのは高校時代の音楽部の友人&後輩が所属する合唱団「あるしす」、
前々から何度もお誘いを受けていたのに、8月の土日は忙しくてなかなか行けなかったのですが、
今回はそのプログラムが楽しみだったので時間をやりくりしてやっと念願かないました。

そのプログラムは・・・

1 無伴奏混声合唱のための二つの「理由」(三宅悠太:作曲)
  ・生きる理由(新川和江:作詩)
  ・私が歌う理由(谷川俊太郎:作詩)

2 あるしすの愛するうたたち
  ・MI・YO・TA(谷川俊太郎:作詩/武満徹:作曲/沼尻竜典:編曲)
  ・手まり(良寛:作詩/千原英喜:作曲)
  ・樹木の影に(立原道造:作詩/山下祐加:作曲)
  ・リフレイン(覚和歌子:作詩/信長貴富:作曲)

3 連続テレビ小説主題歌集
  ・花束を君に(宇多田ヒカル:作詞 作曲)
  ・365日の紙飛行機(秋元康:作詞/角野寿和:作曲)
  ・麦の歌(中島みゆき:作詞 作曲)
  ・若い広場(桑田佳祐:作詞 作曲)

4 混声合唱組曲 あさきよめ(室生犀星:作詩/藤嶋美穂:作曲)
  ・序 ー悲しめるもののためにー
  ・老いたるえびのうた
  ・子守唄
  ・五月
  ・あさきよめ

谷川俊太郎、新川和江、良寛、立原道造、室生犀星、と詩が好きな私には嬉しい曲の数々、
その詩の世界に浸れるだけでも行きたい!と思ったのです。
行く道すがら、それらの詩を(青空文庫で)読み読み会場へ向かいました。
アマチュア合唱団ですが素晴らしい歌声で、最後の音がホールに響いて倍音が聞こえるようで、
詩の世界と透明な歌声にしばし違う世界へトリップし、素敵な時間を過ごせました。
23名の団員で、後輩は指揮を振り、同級生友人はアルトで歌っていたのですが、
彼女は髪型も体型も高校生の頃とあまり変わっていず、タイムトリップしたような不思議な感覚になりました。
加えて、一緒に活動していた同級生や後輩たちも会場に来ていて、並んで聴いていたものだから、
余計にその思いが増しました。

合唱を続けている仲間が多く、今でもそのつながりがあることを素敵に思います。
大人で暇な人はいませんから、みんな仕事も家族もありながら時間をやりくりしているのですね。
私も20年位前までは地域の合唱団に入っていて、フランスのパリや埼玉国体の開会式で歌ったこともありますが、
今ではすっかり聴く側に。
でも、演奏会へ行くと演奏することの楽しさも思い出すのです。
オーケストラの演奏は、旋律と和音と音の流れから自由にその世界を想像するのが楽しいのですが、
詩の世界に自分の気持ちを乗せながら和音で歌い上げる合唱もやはり素敵だなとあらためて思いました。

演奏が終わってから、ホワイエで出待ちをして演奏者たちとしばし話をし、
同級生や後輩、姉妹校音楽部の後輩たちと駅そばのお店でお茶しながらまたまたおしゃべりに興じました♪
プチ同窓会♪
ウン十年前の懐かしく恥ずかしい逸話の数々、あんなことやこんなことあったね~、
また、後輩たちには私たちってそんな風に見えていたんだ!と暴露話等々、話は尽きません。
懐かしい恩師の話や出世頭の劇団四季団員田島亨祐さんのビックリ話、
部活は違いますがクイズ番組に出るカズレーザーは卒業生!など、楽しく盛り上がりました。
学校時代の頃の友人って面白いですね。
見た目はすっかりいい大人で仕事も家族もあるのに、気持ちはあの頃に戻ってしまってはしゃぎ、
まだ何者でもなかった、だたの自分を思い出し懐かしくなりました。