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本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

展覧会 「メアリー・カサット展」 「アール・ヌーヴォーの装飾磁器」

2016-08-27 | アート
この夏休み中、いくつか展覧会に行きました。

まずは、横浜みなとみらいにある横浜美術館で開催中の「メアリー・カサット展」へ。
 
メアリー・カサットは、19世紀に米国ピッツバーグ郊外の裕福な家庭に生まれ、
21歳のときに父親の反対を押し切って、画家を目指してパリに渡りました。
ドガやモリゾとの出会いから印象派を学び、家庭や母子を温かい眼差しで捉えた作品で人気が出ます。
その時代、仕事を持つ女性や、女性の職業画家は少なく多くの困難があったでしょうが、
意志を貫き、力強く、かつエレガントな生き様は素敵です。
油彩画やパステル画、版画、等100点余りの展示で、それらの中で私が気に入ったのは、こちらの作品。
 
「桟敷席にて」 「林檎に手を伸ばす赤ん坊(果実をとろうとする子ども)」

それから、日本橋の三井記念美術館で開催中の「アール・ヌーヴォーの装飾磁器」へ。

 
右画像はロイヤルコペンハーゲン社のもので、私はこの白猫(チコちゃん激似)版を持っているので、
原作となった作品を見たかったのです。

 
愛猫チコ行方不明事件の時に、あまりにも似ていたのでつい買ってしまったコレクションたち…

アール・ヌーヴォーというと、ガレやミュシャが思い浮かびますが、焼き物にもその流れが!
釉下彩、上絵付や結晶釉など、新しい技術や技法の開発があって、初めて可能になったものです。
ヨーロッパの名窯でつくられたアール・ヌーヴォー様式の陶磁器が、たくさん展示されていました♪
フランスのセーヴル、ドイツのマイセン、KPMベルリン、ニンフェンブルク、ローゼンタール、
デンマークのビング&グレンダール、ロイヤル・コペンハーゲン、
スウェーデンのロールストランド、ノルウェーのポルシュグルン、などなど、素敵なものいっぱい!
洋食器のお好きな方は是非!!