今日も一期一会

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本好きholyの覚え書き的日常のあれこれ

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19年目のholyのブログをそのまま残します。 同じ時は二度とやって来ない。これからも毎日を「一期一会」の心で過ごします♪

新年度

2013-04-01 | 本の紹介
新年度が始まりました!
ここのところ花冷えの日が続き、今朝の最低気温は2.5℃というこの地ですが、
例年になく早く咲き始めていた桜はちょうど今、満開です。
桜が咲いて、年度が替わると、気持ちも新たになります。

今日は、全国で新社会人が誕生しました。
我が家の息子もスーツを着て、本社で辞令をもらったのでしょう。
今年の新入社員は「ロボット掃除機型」だそうで、
一見どれも均一的で区別がつきにくいが、部屋の隅々まで効率的に動き回り家事など時間の短縮に役立つ。
(就職活動期間が2か月短縮されたなかで、効率よく会社訪問をすることが求められた。)
土曜日授業がなくなったり、ゆとり授業にされたり、就活期間を短くされたりと、
大人の都合に振り回された世代ですが、それをバネに頑張ってほしいです!
今朝の新聞に、「就職解禁大学4年4月 要請へ」との記事が出ていました。

私も地元の役員として辞令交付式に出席しましたが、、
新人ではなくても勤務する場所が変わるというのは気持ちが引き締まりますね。

毎年4月1日に、某酒造会社から各新聞社に掲載される『新社会人おめでとう』広告に、
作家の伊集院静氏のコラムが掲載されるのをひそかに楽しみにしています。
成人の日には『新成人おめでとう』ですね。
今年のコラムは「可能性に向かって、汗をかけ。」と題されていました。
以下、その一部です。

「仕事とは素晴らしい可能性を持つものなのだ。」

「フレッシュマンよ、今日からは自分だけのために生きてはいけない。」

「仕事とは誰かを、社会をゆたかにするものだ。」

この伊集院静氏のエッセイ『大人の流儀』が3巻出版されています。



『大人の流儀』・・・東日本大震災後間もなくの3月19日に出版され話題に。
『続 大人の流儀』・・・同じ2011年の12月出版、仙台での被災経験が後半に綴られています。
そして、最近 『大人の流儀3 別れる力』 が出版されました。

私は全部読みましたが、「大人の」というより「伊集院さんの」流儀という感じです。
大人の男とはこうだ!みたいな男のロマンのような・・・
普段は静かに黙っているけど、本当はこんな事が言いたいんだぞ!と中高年男性の賛同を得そうです。
「週刊現代」に掲載されたエッセイを本にしたので、こういう感じになるのでしょうか。

伊集院さんは若くして白血病で亡くなった女優、夏目雅子さんのご主人ですが、
夏目さんを亡くされた後は相当に落ち込まれ、酒とギャンブルに溺れていたそうです。
折につけ夏目さんの話が出てきました。