「ベース・フェイス」

2022-03-13 | 【断想】音楽

 レイ・ブラウン・トリオ
  レイ・ブラウン(b)
   ベニー・グリーン(p)
  ジェフ・ハミルトン(ds)
 「ベース・フェイス/ライブ・アット・クンビワ」(TELARC)
  レコーデイング:1993.4.1-2
 カリフォルニア・サンタ・クルーズ クンビワ・ジャズ・センター
 前から、レイ・ブラウンのリーダー・アルバムを聞いてみたいと思っていた。
 数は多くはないようだが、「ブラック・オルフェウス」が親しみやすそうだった。
 しかし、店頭では、なかなか見つからない。
 たまたま見つけた「ベース・フェイス」なるアルバムを聞くことにした。
 〈収録曲〉
 1.マイルストーンズ
 2.ベース・フェイス
 3.イン・ザ・ウィー・スモール・アワーズ・オブ・ザ・モーニング
 4.ティン・ティン・デオ
 5.CRF-クラフト
 6.テイキング・ア・チャンス・オン・ラヴ
 7.リメンバー
 8.Makin' Whoopee
 9.Phineas Can Be
 このアルバム、聞きだして初めに、迫ってくる際立ったものが、乏しいかなと感じた。
 でも、そうでもないかな。
 3の出だしのアルコ、美しい。
 レイ・ブラウンは、チャールズ・ミンガスとポール・チェンバースの要素を兼ね備えていて、そして格調高いとの評を目にしていたので、いささか期待はずれとなったのか。
 でも、アルコは、格調高いと言えば、そうだ。
 ベースの音、かなり重いところがある。床にドスンというところがある。
  全体として、悪くはないが、格別ではないと言うところ。


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