万葉集の東歌のひとつ。
子持山 若かへるでのもみつまで 寝もと我は思ふ 汝はあどか思ふ
「かへるで」は、確か「蛙手」で、蛙の手のような形をしていということで「楓」。
よって、「若かへるで」は、紅葉の前の青々とした楓の葉のこと。
「もみつ」は、「もみじ」ることで、紅葉。
古くは、確か、紅葉より黄葉と書くことが多かったはずだ。
歌の前半は、「緑の楓が紅葉するまで」と言うことになる。
「寝もと我は思ふ」は、「わたしはあなたと寝ていたいと思う」と言うこと。
「汝はあどか思ふ」は「あなたは、どう思うか」。
要するに、君とずっと同衾していたいが、君はどうかな、という意の歌である。
東歌には、こういう率直な歌が数多くあって、楽しい。
子持山 若かへるでのもみつまで 寝もと我は思ふ 汝はあどか思ふ
「かへるで」は、確か「蛙手」で、蛙の手のような形をしていということで「楓」。
よって、「若かへるで」は、紅葉の前の青々とした楓の葉のこと。
「もみつ」は、「もみじ」ることで、紅葉。
古くは、確か、紅葉より黄葉と書くことが多かったはずだ。
歌の前半は、「緑の楓が紅葉するまで」と言うことになる。
「寝もと我は思ふ」は、「わたしはあなたと寝ていたいと思う」と言うこと。
「汝はあどか思ふ」は「あなたは、どう思うか」。
要するに、君とずっと同衾していたいが、君はどうかな、という意の歌である。
東歌には、こういう率直な歌が数多くあって、楽しい。
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