キャンディ

2021-05-20 | 【断想】音楽

 トランペット奏者であるリー・モーガンのワン・ホーン・アルバム「キャンディ」。
 1958年、ブルー・ノートからのファンキーな演奏で知られる一枚である。
 6曲収録されているトップが、アルバム名となっている「キャンディ」。
 「キャンディ」の演奏は、ジャズの基本形がとられ、次のように展開される。
 アート・テイラーのドラムスによるイントロダクション。
 そして、リー・モーガンが小気味よくテーマ・メロディを奏でる。
 続いて各楽器のアドリブ・ソロ、ソニー・クラークのピアノ、リー・モーガンのトランペット、ダグ・ワトキンスのベースと。
 ソニー・クラークのピアノは「これぞジャズ」と感じさせてくれる。
 嫌味なところのない気持ちのいいピアノである。
 リー・モーガンのトランペットは、キレがあって若々しく素敵だ。
 そして、ドラムスとトランペットのフォーバーシス。
 ラストはテーマ・メロディにもどる。


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