Spirits Rejoice:スピリッツ・リジョイス

2021-02-23 | 【断想】音楽

 ESP-DISKで、「スピリッツ・リジョイス」。
 めったに開かない箱を開け、RevenantのHoly GhostからDISC3にある「スピリッツ・リジョイス」2テイクを聞く。
 録音状態はよくないが、アルバート・アイラーのスピリッツは同じ。
 ついでに、SPIRITUAL UNITYを。
 LPの白いジャケットが、縁の方に黄色いしみが出来ている。
 ニッポン・フォノグラムからのもので、1978年プレス。
 ジャケットの中に、清水俊彦氏による「アルバート・アイラーについて」と間章氏の「アルバート・アイラー論ノート」。
 かつて、何度も読んだ。
 久し振りに聞くと、とても端然としているように感じる。
 すべての音に、こめられているものを思う。
 こけおどしではないのだ。
 ゴースト・ファースト・ヴァリエーション、セカンド・ヴァリエーション・・・・
 はじめて聞いた頃とは、聞き方が変化している。
 ともかく酒を飲むこと自体に息せき切っていた時と、味やムードを愉しむようになった時の違いのようなものか。


星影のステラ

2021-02-23 | 【断想】音楽

 ジャズのスタンダード・ナンバー「星影のステラ:Stella BY STARLIGHT」。
 1944年の映画「呪いの家」のテーマ曲。
 作曲は、ビクター・ヤング(Victor Young)。
 のちに、ネッド・ワシントン(Ned Washington)によって詞がつけられた。
 ステラは、映画の主人公の名前。
 もとはと言えば、Stellaは、スペイン語で星を意味するestella。
 STAN GETZ plays / Verve:1953
 KEITH JARRETT TRIO / STANDARDS LIVE / ECM:1985
 EDDIE HIGGINS TRIO / DEAR OLD STOCKHOLM / Verus:2003
 以上の3つのアルバムで聞いた。
 スタン・ゲッツのサキソフォーン、キース・ジャレットやエディ・ヒギンズのピアノ、それぞれ受ける印象は異なるけど、どれもいい。