ESP-DISKで、「スピリッツ・リジョイス」。
めったに開かない箱を開け、RevenantのHoly GhostからDISC3にある「スピリッツ・リジョイス」2テイクを聞く。
録音状態はよくないが、アルバート・アイラーのスピリッツは同じ。
ついでに、SPIRITUAL UNITYを。
LPの白いジャケットが、縁の方に黄色いしみが出来ている。
ニッポン・フォノグラムからのもので、1978年プレス。
ジャケットの中に、清水俊彦氏による「アルバート・アイラーについて」と間章氏の「アルバート・アイラー論ノート」。
かつて、何度も読んだ。
久し振りに聞くと、とても端然としているように感じる。
すべての音に、こめられているものを思う。
こけおどしではないのだ。
ゴースト・ファースト・ヴァリエーション、セカンド・ヴァリエーション・・・・
はじめて聞いた頃とは、聞き方が変化している。
ともかく酒を飲むこと自体に息せき切っていた時と、味やムードを愉しむようになった時の違いのようなものか。
ジャズのスタンダード・ナンバー「星影のステラ:Stella BY STARLIGHT」。
1944年の映画「呪いの家」のテーマ曲。
作曲は、ビクター・ヤング(Victor Young)。
のちに、ネッド・ワシントン(Ned Washington)によって詞がつけられた。
ステラは、映画の主人公の名前。
もとはと言えば、Stellaは、スペイン語で星を意味するestella。
STAN GETZ plays / Verve:1953
KEITH JARRETT TRIO / STANDARDS LIVE / ECM:1985
EDDIE HIGGINS TRIO / DEAR OLD STOCKHOLM / Verus:2003
以上の3つのアルバムで聞いた。
スタン・ゲッツのサキソフォーン、キース・ジャレットやエディ・ヒギンズのピアノ、それぞれ受ける印象は異なるけど、どれもいい。