銚子・角巳之・三代目

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漁業....①

2022年01月26日 | 日記・エッセイ・コラム

かつて知人から、長江文明の探求という書籍を頂き、その中に記されていた畑作牧畜文明
(欧米型)と稲作漁労(ぎょろう)文明(アジア型)ということ気になっておりました。
今回はこのことには触れませんが、漁業のこと...。いわゆる漁労に“業”が付く....。

漁船では漁労長という職位があり、漁獲に関する一切の責任(どこで獲るか?、いつ網を
入れるか?等)を負っております。この漁労長の指示一つに乗組員の生活が掛かっている...。
漁労とは魚等を獲ることの総称で、そこに業(なりわい)がついて漁業であります...。

この10年ほど振り返っても、農商工連携に六次化等々、農業、漁業は魚を獲り、野菜や
果物を育てるためだけの存在ではない。という解釈が流行っておりましたが、最近はどうで
しょうか?...、原理原則に戻ってきているような気がします。

むろん魚だけ獲っていれば良いとか、野菜を育てさえすれば良いという乱暴な意見ではあり
ませんが、漁業は漁業を行い、農業は農業を行う。生産者が生産に専念できるように経費を
頂いて、それに関連するすべての作業を代わりに行うのが漁協であり、農協...(続きは次回に)