銚子・角巳之・三代目

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

“うねり”を見ながら

2022年01月25日 | 日記・エッセイ・コラム

写真、銚子川口の“うねり”...。うねりとは何度か掲載しましたが、遥か遠い海上のどこかで
発生した低気圧等の影響で、沿岸に押し寄せる絶え間ない波のこと。うねりを見ながら比喩的
に目の前で起こっている様々なことを想起しております。遠因などと申します。

水産資源の専門家にお話を聞くと、この10年ほどサバの豊漁が続いていたけれど、資源と
してみると15年前後に一度起こる魚種交代の時期にそろそろ近づいているのではないか?
資源のこと、まして自然相手であるゆえ先のことは全く分かりませんが...。

統計資料を見ても、30年前にはサバ水揚げが全くなく、15年前は記録的なイワシの不漁。
サンマは6年前から激減しており、一つの仮説としてはサンマの不漁はあと10年続くと考え
るのが自然。悲観的な要素を並べ立てたい訳ではありませんが、現実問題として。

何かが不漁でも何かが豊漁で、銚子港全体としては一定の水揚げ量を維持してきたと言えます。
今後困るのは、何かが不漁で何かも不漁...。先のことは何も分からないけれど、今の現実とそこ
に至った経緯(遠因)を知ることで先に備える...。うねりを見ながらそう感じた次第です。