人生成り行き、馬まかせ(目指せ回収率90%)

好きな言葉は『番狂わせ』。
競馬にドップリ浸かっている還暦オヤジ゛の泣き笑い雑記

高松宮記念は名手に期待!?

2012-03-24 23:34:20 | Weblog

 エダテルと天災は忘れたことにやってくる。天災は昨年から身に沁みているので、警戒しているがエダテルだけは全く無警戒だった。ただそれは僕だけでなく、多くの競馬ファンに【日経賞】に騎乗していた騎手全員がそうだったのだろう。今日の競馬を振り返る。
 まずは【第60回日経賞】。勝ったのはそのエダテル騎乗の12番人気ネコパンチ(牡6歳・星野忍厩舎)。得意の“大逃げ”を展開し、直線に入っても他馬を寄せ付けず、そのまま逃げ切った。勝ちタイムは2分37秒4。3馬身半差の2着は2番人気ウインバリアシオン。断然人気のルーラーシップは3着、僕推奨のフェイトフルウォーは直線失速8着だった。いやぁ参った。【ダイアヤモンドS】の時、重馬場上手ということで気にしていたが、あの惨敗で今回は全く無視してしまった。まぁエダテルの好騎乗と馬場と展開の結果だが、A級戦犯はケイアイドウソジン騎乗の三浦だろう。先週ギュスターヴクライが【阪神大賞典】勝利したので色気が出て勝ちに行ってしまった。がむしゃらさが消え、好位から競馬に徹した。そのためネコパンチがスイスイと・・・。いずれにしろ、この条件で好走するとまた「やる」可能性がある。中山の2200~2500では注意したい。2着ウインバリアシオンは展開の2着、ルーラーシップは慌てていっての3着。ここは展開の差だ。フェイトフルウォーは馬場が敗因か。ちょっと解せない惨敗。
 ネコパンチは父ニューイングランド、母パシェンテ(母父ダンシングブレーヴ)という血統。通算成績は47戦5勝。ニューイングランド産駒はJRA重賞4勝目、平場重賞は2勝目。エダテル、星野忍調教師ともに同レース初制覇。エダテルは2010年の中山記念(トーセンクラウン)以来JRA重賞28勝目。尚、そのトーセンクラウンの人気は13番人気で不良馬場だった。星野調教師はJRA重賞通算3勝目。前の2勝は2005年のヤマニンアラバスタの2勝だ。
 一方、阪神メイン【第59回毎日杯】はアンカツ騎乗の1番人気ヒストリカル(牡3歳・音無秀孝厩舎)が大外一気で重賞初制覇した。勝ちタイム1分49秒6(重)。3/4馬身差の2着に3番人気マウントシャスタ、さらに半馬身差の3着に僕が本命に推した7番人気スピルバーグが入り、上位3頭をディープインパクト産駒が独占した。直線マウントシャスタとスピルバーグで決まったと思った瞬間だった。目の覚めような鬼脚でクラシックの有力候補に堂々と名乗りをあげた馬がいた。そうヒストリカルだ。道中は後方4番手の内めを進み、じっくりと末脚を温存したが、直線では一瞬前が詰まり完全に行き場を失う不利があった。そして外に持ち出したのが残り300m、大外を一気に切り裂くと、完全に勝ちパターンに持ち込んでいたマウントシャスタを3/4馬身差かわし初の重賞タイトルを獲得した。ここ10年【毎日杯】の勝ち馬はキンカメ、ディープスカイの2頭のダービー馬となり、ダノンシャンテイは【NHKマイル】を制覇した。この馬も・・・2着マウントシャスタは完全に勝ったと思った完璧なレース。これで負けたら仕方ない。飛びが大きいだけにこの馬場はややマイナスだったか。しかしこの馬も強い。馬券的に僕にとって美味しいのは3着スピルバーグ。今回は外々を回ってのもの、やはり力はある。そして7番人気は美味しい。
 ヒストリカルは父ディープインパクト、母ブリリアントベリー(母父NT)という血統。通算成績5戦2勝。重賞初勝利。ディープ産駒はJRA重賞15勝目、今年早くも6勝目となった。アンカツはJRA重賞79勝目(今年は2勝目、尚このレースは’05年ローゼンクロイツ、’10年ダノンシャンティ以来3勝目)、音無秀孝調教師はJRA重賞47勝目(今年初勝利、このレースは昨年のレッドデイヴィスに続く2年連続度目勝利)。

 では明日の予想。まずは中京メイン【高松宮記念】。迷いに迷ったが、本命は15番ダッシャーゴーゴー。同厩舎の2頭1番ロードカナロア、10番カレンチャンが注目されるが、実績ならスプリント重賞3勝はカレンチャンと同じだし、’10年の【スプリンターズs】では日本馬最先着した(11着降着)のだから力は遜色ない。鞍上は先週中京に下見にいって3勝挙げた横山典。血統的には後半に来てやや失速気味だが、前半複勝圏に3頭を送り出したバクシンオー産駒。【京王杯2歳S】では1400mの左回りでエイシナポロンと0.2差の4着ならスタミナも大丈夫だろう。相手は1,10,17番と一応人気筋だが、ダッシャーゴーゴーを軸にする以上、バクシンオー産駒はしっかり押さえる。
 中山メイン【マーチS】は素直にトップハンデ15番ナムラタイタン本命。休み明けより距離が嫌われ人気が落ちれば儲けもの。この馬、僕は年をとってきてマイル以上が今はいいと思っているからだ。心配は鞍上、やっぱり熊沢でないと・・・。ちなみにこのレース、よく重ハンデ馬がよく走る。相手は13,6番。
 阪神メイン【六甲S】はこのメンバーでここまで人気がないと8番ゴールドスキー本命。’10年【マイルCS】タイム差なしの3着馬。完全でなくても8分のデキで何とかなるのではないだろうか。そしてこういう裏レースの時に活躍するのが地方ジョッキー。吉田稔の存在は心強い。相手は2,12番。

 明日は仕事で出かけなくてはならない。ただそんなに遅くはならないだろうし、先週のように酔っ払うこともないだろう。よって馬券は先に買うつもりだが、果たして一体どうなることやら・・・。

 

 

 


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