朝(青)龍が引退して、岡田JAPAN(別名ジャパンブルー)は今年に入って無得点引き分けと今週になって青がイマイチである。今日の【小倉大賞典】にしても有力馬の一頭だったドリームサンデーがスタート前に走り出してしまい、3番人気で11着に敗れている。今週は青が鬼門なのか・・・。【共同通信杯】では4枠に有力馬が2頭入っているが、果たしてどうなのだろうか。その前に簡単に【小倉大賞典】を振り返る。
その中京で行われた【小倉大賞典】。勝ったのは藤岡康太(落馬負傷した赤木高太郎から急遽の乗り替わり)騎乗の7番人気オースミスパーク。好スタートから果敢に先頭を奪うと、直線を向いても後続を寄せ付けず逃げ切った。勝ちタイムは1分47秒2。2着は2番人気ナリタクリスタル、さらに1/2馬身差の3着は13番人気マヤノライジン。1番人気のリトルアマポーラは13着に敗れている。なお、2位入線した僕が本命に推した三浦皇成騎乗のマイネルスターリーは決勝線手前でナリタクリスタル、ダンスインザモア5位入線の進路を妨害したとして5着降着となった(僕も「青」同様ついていない)。勝ったオースミスパークだが、モエレビクトリーの出走取り消し、ドリームサンデーの出走前のトラブルがあって、楽にハナを切れたのが好走の要因だろうが、力を付けているのは確か。ただ今後を考えると重賞でまた好走できるとは思いづらい。逆に2着のナリタクリスタルは今後も重賞で面白い存在となりそう。今日のレースは不利があってのものだし、負けて強しのレースだった。それから降着となったが、僕が推したマイネルスターリーも力をつけている。勝ったオースミスパークは父アドマイヤベガ、母シルクスパークル(母父フォーティナイナー)という血統。アドマイヤベガ産駒はこのレース初勝利。重賞は昨年の【京阪杯】のプレミアムボックス以来通算20勝目となった。鞍上の藤岡康太もこのレース初勝利。通算は昨年の【NHKマイルC】のジョーカプチーノ以来通算3勝目。尚、騎手変更で勝利したのは昨年の【新潟記念】のホッコーパドゥシャに騎乗した江田照以来である。管理する南井克巳調教師もこのレース初勝利。重賞は昨年の【クイーンS】のピエナビーナスで勝利して以来通算7勝目となった。
では明日の予想。まずは【共同通信杯】。血統的には府中1800mに合うシンボリクリスエス産駒の5番アリゼオだろうが、血統,実績抜きにして買いたい馬がいる。それは7番タイセイレジェンド。僕が一口持っているクレプスキュール、シャーペンエッジの異父弟である。今回が久しぶりになるが、昨年夏接戦してきたメンバーはメイショウホンマル(【京都2歳S】2着)、アドマイヤテンクウ(【京成杯】2着)、ヒットジャポット(【千両賞】1着)、レッドスパークル(【東スポ杯】3着)だから、このメンバーとも遜色はない。ただ心配な点がひとつ。鞍上が・・・三浦、大丈夫だろうか。
京都【シルクロードS】は3番ショウナンカザン。とにかく1200mのスペシャリスト。得意でない1400mでも差がないところで競馬しており、ここは絶好の重賞初制覇を狙えるステージだ。鞍上は心配ない藤田で心強い。
中京最終は5番ブラストダッシュ(4枠青だ)。オペラハウス×アンバーシャダイはこの条件ピッタリ。実績も元々【京都新聞杯】で1番人気に押された馬で、一変してもおかしくない。
今日の競馬は先週の日曜に続き負けてしまった。このままズルズルいく気配。どうも外れ方が良くないのである(三浦降着とか)。何とか明日でこの悪い流れを止めたいものだ。