風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

どんだけ~

2007-11-04 | 風屋日記
ガチガチ保守の自民党と社会党を中心としたリベラル政党が
右と左の対立軸になっていた政界における55年体制は
世界の資本主義国家vs社会主義国家のバーサス構造の崩壊とともに
日本でも姿を消した。
ま、言ってみれば労働組合におんぶ抱っこだった社会党が
自ら崩壊縮小していったと私は思っているのだが。

そして小選挙区生導入とセットででき上がったのが
アメリカ式の自民党と民主党による二大政党制。
国民がどちらの政党を選ぶか切磋琢磨しろ・・・って形だ。
確かにこの形、ヘタすればすぐに政権交代となる。
いわば恒久的ガチンコ体制と名付けてもいい。
これはいい意味での緊張感を国会は持つことになるので
そういう意味ではひとつの方法かも知れない。

でもね、未熟な日本の有権者や政治家達には無理。
二大政党制のデメリットは少数意見が抹殺されることであり、
またその二大政党が手を結べばもう歯止めが利かないこと。
ここんとこそっちの方ばかりが目につくもんな。
そしてよりによって連立だとさ┐(´ー`)┌
そんなことをしたら自らが狙った二大政党制を殺してしまう。
だってすべての政策に歯止めがかからない国家総動員体制だもんな。

社民党を始めとした少数政党はコケにされたようなもんだし、
根本的に民主党はもうあのままじゃやっていけないんじゃない?
せっかく参院で勝ったのに党内もバラバラだし
自民は自民で福田支持とアンチ福田でめちゃくちゃだし
(第一お役人や議員さんたちの不正や放言でそれどころでもない)
日本の政界はもうワケわかんないよ。
安倍ちゃんの辞任もそうだったけど、翌日何があるかわからない。
見てる方も疲れる・・・もうどんだけ~ ヽ(`Д´)ノ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする