風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

ジャズソングブック

2024-09-05 | 音楽

本の話だけど、カテゴリーは「音楽」で。
行きつけのJAZZ喫茶フラニーでこの「絵本」を見つけ、
どうしても欲しくなってamazonで探してみた。
1988年刊行(!)の古い本だけど(私が28歳の頃)、
なんとか程度のいい古本を購入できた。

元々五味太郎さんの絵本が好きだったんだけど
こんな絵本まで出していたとは。
しかも構成や絵、デザインはもちろんのこと翻訳詞まで。
内容は五味さんが好き(?)なJAZZのスタンダードナンバーを
楽譜に訳詞付きでイラストを合わせて掲載したもの。
載っている曲は次の14曲。

Come On-a My House
After You've gone
Begin The Beguine
Swinging On A Star
Whatever Will Be, Will be(Que Sera, Sera)
You'd Be So Nice To Come Home To
Fly Me To The Moon
On The Sunny Side Of The Street
Baby, It's Cold outside
Tea For Two
Sentimental Journey
Over The Rainbow
Tennessee Waltz
Star Dust

どれもよく聴く、誰もが知る曲だけど
こう言う内容の素晴らしい歌詞だとは知らなかった。
五味さんの詩情溢れる訳詞も見事。
JAZZだからどれも楽譜を見ると難しいけれど
思いついてギターを出してきて数曲爪弾いてみた。
Fly Me To The MoonやTennessee Waltz・・・いい曲だねぇ。
他は難しすぎて😅

古本ながら程度がいいのはそれもそのはず。
どうやら売れ残りを処分したものらしく
なんと版元のリブロポートの
愛読者カードやこの本のチラシまで挟まっていた。





愛読者カードの差し出し有効期限は昭和65年(!)7月31日。
実は出版半年後には年号が平成に変わるのだが。
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