風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

ささやかな国際交流

2005-08-14 | 風屋日記
昨日はお盆恒例の盛岡ツアー。
我が家は複雑な親戚関係があるため、
特に親父方の親戚は、花巻には誰もいない。
お盆になると盛岡の親戚やお墓を拝んで歩かなくてはならない。
いつもの年は、私の親戚は私の責任で回るということで(笑)
ひとりで1日回って歩いていたが、
今年は長男が野球を引退し、来春には家を離れることが予想されるためか、
「オレもついて行く」と。
そうなるとひとりじゃヒマな次男も「じゃオレも行くかな-」。
結局家族4人で盛岡へ行き、家内だけが買い物へ。
男3人で親戚の家へ仏さんを拝みに行ってきた。
ヤツらは果たして、仏さんと自分の関係を知っているのだろうか(笑)

さて、昼メシ。
岩手大学前のタイ料理(というよりアカ族料理)の
以前も話題にしたカフェレストラン「サロン・アーチ」へ。
長男は前に連れて行っているが、家内と次男は初めて。
今回は男3名ともパッタイ(いわばヤキソバ)を注文。
昨年チェンマイに1ヶ月滞在した長男はもちろん、
過去に神楽で2度訪タイし、
昨年は東南アジアから来日の子ども達の世話係を経験している次男も抵抗はない。
「これ、チョーうめぇ!!」とばかりモリモリ食っていた。

店内には学生さんとおぼしき若い男女4人組が楽しそうに語らっている。
・・・が、よく聞いてみると全員国籍が違うとのこと。
タイ、韓国、中国からの各留学生と日本の女の子が
ごく自然に日本語で語らい、楽しそうな食事だ。
店のマスターに「タイ語の会話してみて」とタイ人青年を紹介してもらった長男、
4人組の中に入り、一緒になって話し始めた。
と、その時、中国人の女の子が「君もここに座りなよ」と次男を呼んでくれた。
大学院生、大学生、高校生が6人、ワイワイ楽しそうに語らっている。

実をいうと私は、次に回る家があったので時間を気にしていたのだが、
あまりに楽しそうなので「ま、いいか」と腰を据えた。
(タイ語だと「マイペンライ・・・気にすんな」って感じかな? 笑)
楽しそうな6人(マスターも加えて7人?)の間には国籍なんてなかった。
お互いの文化の違いを「えー!?そーなんだー!!」と素直に驚き
お互いの違いも心から楽しんでいる。

「教育上、貴重な体験」なーんて大上段に構える積もりはないけど
こういうことって楽しいね・・・ということがわかればそれでOK。
楽しいんだよ。お互いを知り合い、認めあい、語り合うっていうのは。

今日からあさってまで、英会話教室のキャンプが行われている。
もちろん参加者の国籍はインターナショナル。
神楽やらお盆の来客やらで諦めたけど、これまた楽しそうだよなー。
行きたかったな-。
コメント (2)
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