風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

長崎

2005-08-09 | 風屋日記
ヒロシマに続き、今日はナガサキの60回目の夏。

写真は被爆後の長崎で撮られたもの。
幼い弟の遺体を背負い、
直立不動で荼毘に付す順番を待つ少年。
「噛み締めた下唇からは血が滲んでいた」
とキャプションに書いてあった。
(「地球を生きる子ども達 写真展」図録より)


最近のアメリカ国内でのアンケートの結果、
第2次大戦にて広島、長崎への原爆投下を肯定する人が
全回答者の50%を超えていた。

原爆使用決定には人種差別もあったとの説もある。
とあるカナダの政府関係者は当時の日記に
「原爆がドイツに投下されなくてよかった」
と記したそうだ。
コメント (8)
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