因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

2024年5月観劇と俳句の予定

2024-05-01 | お知らせ
 急に夏日になったかと思えばセーターがほしいほど肌寒かったり、天候不安定な季節です。公演に関わる方々、訪れる方々の心身が守られ、多くの出会いがありますように。4月の宿題が残っていますが、今月の予定は以下の通りです。既に開幕しているものもあり。
*クシシュトフ・キェシロフスキ/クシュシュトフ・ピェシェヴィチ原作 久山宏一翻訳 須貝英上演台本 小川絵梨子/上村聡史演出 公式サイトはこちら 
『デカローグ 1-10 愛と人生の十篇の物語』新国立劇場小劇場
 90年代に公開された映画(2021年デジタル・リマスター版公開時の公式サイト)を何かに取り憑かれたかのように全作観た。当時から舞台になることは全く想像しておらず、それだけに不安と期待が募る。まずはプログラムA(デカローグ1 ある運命に関する物語∔デカローグ3 あるクリスマス・イブに関する物語)とB(デカローグ2 ある選択に関する物語∔デカローグ4 ある父と娘に関する物語)を観劇する。
 *劇団唐組 第73回公演 唐十郎作 久保井研+唐十郎演出『泥人魚』公式サイトはこちら (1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16)既に神戸・湊川公園で開幕し、岡山の旭川河畔・京橋河川敷の公演も盛況のうちに終了して、いよいよ新宿・花園神社にお目見得となる。
 数々の演劇賞を受賞した2003年の初演は未見。2021年12月の金守珍演出のシアターコクーン版にはなぜか心が入ってゆかずblog記事なし。
*劇団民藝公演 木下順二作 丹野郁弓演出『オットーと呼ばれた日本人』公式サイトはこちら 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA 
*クニモリカンパニー第1回公演 レジナルド・ローズ作 額田やえ子訳 川口典成演出 『十二人の怒れる男』高田馬場プロトシアター 
  本作の初観劇は1983年!渋谷のパルコパートⅢでの石坂浩二演出版ではなかろうか。記憶にある限り、たしか1985年の再演以来なぜか一度も観劇していない。
*朱の会Vol.7 愛の三重奏―朗読シリーズ~矢代静一―『宮城野』
 公式サイトはこちら 阿佐谷/アートスペース・プロット(1,2,2',3,4,5,5',6,7,8,9,10
 回を重ねるごとに新鮮な刺激と深い安定感が増す朱の会は、山本周五郎『三年目』と小川未明『愛は不思議なもの』を茜組、藍組のダブルキャストで、矢代静一『宮城野』を主宰の神由紀子と高井康行で上演する。

 俳句関連の予定は以下の通り。もう夏の季語です。
*かさゝぎ俳句勉強会・・・「魚簗」(やな)
*十六夜句会・・・「蚕豆」、「端午」一般
*金星句会・・・「若葉」、「祭」一般
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