因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

métro第13回公演『痴人の愛~IDIOTS~』

2020-10-26 | 舞台
*谷崎潤一郎原作 天願大介台本・演出 公式サイトはこちら 下北沢ザ・スズナリ 27日終了 河合譲治役は片岡哲也と若松力のダブルキャスト 2008年に旗揚げした演劇ユニットmétroは、これまで名作、大作と呼ばれる作品を天願大介が脚色・演出する公演を行ってきた。天願の手による戯曲以外の上演は、今年2月の唐十郎作『少女仮面』のみである。原作者の頭の中に入っていき、記された言葉はもちろん句 . . . 本文を読む
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因幡屋通信66号をお届けいたします

2020-10-21 | 舞台
 まだ不安定な現況を鑑み、因幡屋通信はこのたびも当ブログにて公開といたします。メイン劇評は、7月上演の朱の会公演です(ブログ記事→稽古場訪問記、公演前半、同後半)。どうか最後までお読みくださいませ。 周五郎の句読点 ―作家と俳優と観客と― 2020年3月なかば、俳優の神由紀子(以下神)が主宰をつとめる「朱の会」は、月末に予定していた『朱の会vol.3 朗読シリーズ 朗読×語り . . . 本文を読む
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因幡屋通信66号【梅雨から夏のトピック】

2020-10-21 | 舞台
 続きまして月ごとに心に残った舞台について短くお届けいたします。視聴あるいは観劇直後のブログ記事をリンクしておりますので、ご参考までに。【梅雨から夏のトピック】 ~因幡屋観劇覚書~オンラインもリアルも~☆6月☆*ロロ×いわきアリオス共同企画『家で劇場を考える』三浦直之作・演出 稽古場に集えない俳優たちが東京、福島、仙台など、それぞれの場所からネットで稽古をするプロセスと本番をオンライン . . . 本文を読む
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MITAKA "Next" Selection 21st Pityman『みどりの山』

2020-10-07 | 舞台
*山下由脚本・演出 MITAKA "Next" Selection 21st 劇団サイトはこちら  三鷹市芸術文化センター星のホール 11日まで 外出自粛中に視聴したPityman5夜連続配信企画『ぜんぶのあさとよるを~ラブ・イズ・オンライン』、『ハミング・イン・ウォーター』いずれも瑞々しく新鮮な作品だった。あれから5か月、遂にPitymanの舞台のリアル観劇が叶った。 場所は . . . 本文を読む
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劇団民藝出『ワーニャ、ソーニャ、マーシャ、と、スパイク』

2020-09-24 | 舞台
*クリストファー・デュラング作 丹野郁弓翻訳・演出 公式サイトはこちら 10月4日まで 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA 2月の『白い花』以来7か月ぶりの民藝公演は、2013年ブロードウェイで大評判となった喜劇である。一瞬、本多劇場での加藤健一事務所公演と見まごうテイストであるが、公演パンフレット掲載の訳・演出の丹野郁弓の「雑記」には、ゴリーキー原作の『どん底』を敗戦後の東京に舞台を置 . . . 本文を読む
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